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Posted by Akira Hirota - 2008.06.22,Sun
まず第13節結果から。
FCH×SSSは春日の3試合連続ゴールで0-1、アウェーSSSが寄り切った。FCHは前半攻め立てたが、その時間帯に点を取れなかったのが響いた。千鳥不在の影響かどうかは検証する必要があるだろう。SSSは連勝を伸ばしたが、優勝の可能性はここで消滅。FW陣の不振が尾を引いた。
SCM×SKUは1-1のドロー。お互いにFKで得点を挙げるという「飛び道具」の飛び交う試合だったが、流れからの決定機は作れなかった。SCMは美咲のFKで先制したがその美咲は負傷。やはり身体のサイズが小さいだけに、バイタルエリア近い部分でのプレッシャーは厳しい。SSS時代から負傷は多く、活躍する場所を考える必要があるのかもしれない。SKUは難波のFKで追い付いて最下位を脱出。次節で最下位脱出の確定なるか?
大一番となったEWI×WBLは1-2、今日も後藤の活躍でWBL、事実上の優勝を決めた。EWIはこの大一番にDFの要である麻生を連戦で使わなければならないのは痛かった。他に選手がいない台所事情もあるが、長いリーグ戦でダメージコントロールができていないのは問題。ここ一番で負傷が目立ったが、その選手達も連戦中が多かったのは果たして偶然だろうか。WBLは完璧な形で優勝をほぼ手中にしたが、こちらもスタメン選手の酷使が目立つ。今ステージは主力選手に長い負傷がなかったが、もし離脱していたら、などの懸念はついて回る。ただそれは次ステージ以降の課題となるだろう。
DMS×HANは1-4、雨に強いDMSだったが今回はHANが大差での勝利を収めた。DMSは前半からファウルで止める流れが続き、また主人がいないため左右に起点を作るHANを抑え切れなかった。引いて守る、をディシプリンとするチームであれば、20分で4失点はあまりに痛い。HANは桜花杯を思わせる攻撃陣の爆発で4点を奪う大勝。これまでの3ボランチと3トップの間を動いて繋ぐ主人がいないため布陣を変更して臨んだが、それがDMS守備陣に的を絞らせない結果となり、サイドから崩して3バックの両側を上手く突く形を多く作れた。主人に掛かる負荷が大きい現状を考えると、このオプションの発掘は次ステージへの布石となるかもしれない。
順位表(第13節終了時)
まだ確定こそしていないが、事実上WBL優勝。HANにも可能性があるが、それには次節WBL×SSSをSSSが勝ち、HAN×SCMをHANが勝つという前提の上で、SSSとHANの対戦相手に対する得点差が合計で7以上の必要がある。つまりはWBL×SSSが0-3かつHAN×SCMが4-0、というような場合。ただ得点数が下から3番目のSSSが3点4点を取れるという事態は想定し辛く、失点が現在リーグ一のSCMが3点4点取られる、という事態もそれ以上に想定し辛い。その想定し辛い事態が同時に起こったとすれば、それはもう奇跡としか呼べないだろう。それよりもヒートアップするのは最下位争い。次節DMSは牧原不在で相手は満身創痍のEWI、SKUはキーマン難波が好調で最終節を迎えられるとあって、どう転んでも不思議ではない。
ベストイレブン
・いつもは6.5を基準にしているが、今回選び難いため得点・アシストを中心にしている。
後藤
早乙女(HAN) 神条(HAN)
美咲
藤崎(EWI) 春日
難波(SKU)
鞠川(HAN) 清川(HAN)
麻生(SKU)
鞠川(SSS)
DFがいないため、そのままDFに回しても通用しそうな体格を持つ清川、鞠川に下がってもらっての3バック。
・MVP:後藤(WBL)
もう何度目になるか、という感じだが(笑)、優勝を決定付けるドゥッピエッタ。昨季セカンドステージ最下位の屈辱を晴らした。
・MIP:清川(HAN)
布陣変更で攻撃を司る主人不在が却って積極性を引き出したか。前線へ躍り出る動きで2アシストを記録した。
(拾)
FCH×SSSは春日の3試合連続ゴールで0-1、アウェーSSSが寄り切った。FCHは前半攻め立てたが、その時間帯に点を取れなかったのが響いた。千鳥不在の影響かどうかは検証する必要があるだろう。SSSは連勝を伸ばしたが、優勝の可能性はここで消滅。FW陣の不振が尾を引いた。
SCM×SKUは1-1のドロー。お互いにFKで得点を挙げるという「飛び道具」の飛び交う試合だったが、流れからの決定機は作れなかった。SCMは美咲のFKで先制したがその美咲は負傷。やはり身体のサイズが小さいだけに、バイタルエリア近い部分でのプレッシャーは厳しい。SSS時代から負傷は多く、活躍する場所を考える必要があるのかもしれない。SKUは難波のFKで追い付いて最下位を脱出。次節で最下位脱出の確定なるか?
大一番となったEWI×WBLは1-2、今日も後藤の活躍でWBL、事実上の優勝を決めた。EWIはこの大一番にDFの要である麻生を連戦で使わなければならないのは痛かった。他に選手がいない台所事情もあるが、長いリーグ戦でダメージコントロールができていないのは問題。ここ一番で負傷が目立ったが、その選手達も連戦中が多かったのは果たして偶然だろうか。WBLは完璧な形で優勝をほぼ手中にしたが、こちらもスタメン選手の酷使が目立つ。今ステージは主力選手に長い負傷がなかったが、もし離脱していたら、などの懸念はついて回る。ただそれは次ステージ以降の課題となるだろう。
DMS×HANは1-4、雨に強いDMSだったが今回はHANが大差での勝利を収めた。DMSは前半からファウルで止める流れが続き、また主人がいないため左右に起点を作るHANを抑え切れなかった。引いて守る、をディシプリンとするチームであれば、20分で4失点はあまりに痛い。HANは桜花杯を思わせる攻撃陣の爆発で4点を奪う大勝。これまでの3ボランチと3トップの間を動いて繋ぐ主人がいないため布陣を変更して臨んだが、それがDMS守備陣に的を絞らせない結果となり、サイドから崩して3バックの両側を上手く突く形を多く作れた。主人に掛かる負荷が大きい現状を考えると、このオプションの発掘は次ステージへの布石となるかもしれない。
順位表(第13節終了時)
勝点 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 | 差 | |
WBL | 25 | 8 | 1 | 4 | 21 | 10 | 11 |
HAN | 22 | 6 | 4 | 3 | 12 | 7 | 5 |
SSS | 20 | 5 | 5 | 3 | 10 | 7 | 3 |
EWI | 20 | 6 | 2 | 5 | 10 | 10 | 0 |
SCM | 16 | 3 | 7 | 3 | 11 | 8 | 3 |
FCH | 16 | 3 | 7 | 3 | 14 | 12 | 2 |
SKU | 11 | 3 | 2 | 8 | 6 | 16 | -10 |
DMS | 11 | 3 | 2 | 8 | 5 | 19 | -14 |
まだ確定こそしていないが、事実上WBL優勝。HANにも可能性があるが、それには次節WBL×SSSをSSSが勝ち、HAN×SCMをHANが勝つという前提の上で、SSSとHANの対戦相手に対する得点差が合計で7以上の必要がある。つまりはWBL×SSSが0-3かつHAN×SCMが4-0、というような場合。ただ得点数が下から3番目のSSSが3点4点を取れるという事態は想定し辛く、失点が現在リーグ一のSCMが3点4点取られる、という事態もそれ以上に想定し辛い。その想定し辛い事態が同時に起こったとすれば、それはもう奇跡としか呼べないだろう。それよりもヒートアップするのは最下位争い。次節DMSは牧原不在で相手は満身創痍のEWI、SKUはキーマン難波が好調で最終節を迎えられるとあって、どう転んでも不思議ではない。
ベストイレブン
・いつもは6.5を基準にしているが、今回選び難いため得点・アシストを中心にしている。
後藤
早乙女(HAN) 神条(HAN)
美咲
藤崎(EWI) 春日
難波(SKU)
鞠川(HAN) 清川(HAN)
麻生(SKU)
鞠川(SSS)
DFがいないため、そのままDFに回しても通用しそうな体格を持つ清川、鞠川に下がってもらっての3バック。
・MVP:後藤(WBL)
もう何度目になるか、という感じだが(笑)、優勝を決定付けるドゥッピエッタ。昨季セカンドステージ最下位の屈辱を晴らした。
・MIP:清川(HAN)
布陣変更で攻撃を司る主人不在が却って積極性を引き出したか。前線へ躍り出る動きで2アシストを記録した。
(拾)
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