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Posted by - 2024.04.27,Sat
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Posted by Akira Hirota - 2008.03.02,Sun
昨季は桜花杯準優勝に始まりファーストステージ2位、Wカップは予選落ちながらセカンドステージを制覇して初のタイトルを獲得、その勢いでリーグ最強王者にも輝いた。ただファースト、セカンドとも安定した強さを発揮したというよりは勢いに乗ったからこそ、の部分が多く見受けられるのも事実であり(殊にセカンドステージではSCM野咲の離脱がなければどう転んでいたか、の議論は今なお一部で盛んである)、それらが中傷であると証明するための大事なシーズンといえる。

守備、攻撃とも昨季を踏襲する模様で、新戦力のフィッティングに気を病む必要はないものの前線に犬塚を補強したのみで戦力の上積みという部分はほぼ皆無。もとよりSSSの場合「昨季と同じ」といいながら、そのシーズンのうちにフォーメーションを変えるのは規定路線で、終始一貫した姿勢というものとは程遠い。相手、状況に応じて臨機応変であるといえば聞こえはいいが、確固とした方針やスタイルを持ち合わせていないとも言える。セカンドステージ後半で機能した3バックを捨てて4バックに振る模様だがどう出るか。

「ファストブレイク」、要は「奪って速攻」を今季は旗印にしているが、昨季もポゼッションを重視しようとして2バックにしながらポゼッションを握れなかったりしているので、現実的な路線であるとはいえる。前線に松岡、千鳥と実績のあるFWはいるもののコンスタントに働くかは未知数であり、チャンスメイクを質、量共に向上する工夫が必要となるだろう。

(拾)
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Posted by Akira Hirota - 2008.02.29,Fri
昨季は桜花杯を制覇、続くファーストステージも破竹の勢いで制覇。Wカップは予選突破ならなかったものの、セカンドステージでも最終節まで首位をキープ、カップ戦王者決定戦も制覇するというまさに栄光に満ちた一年であり、セカンドステージとリーグ最強王者こそ逸したものの、07シーズン最強のチーム、というのは衆目の見解の一致するところだろう。

ここまで多くのタイトルを総なめした感のあるSCMだが、セカンドステージ後半に左SB野咲を負傷による引退で欠いた。野咲離脱後の戦績を見ると(カップ王者、リーグ最強王者決定戦も含め)1勝2敗2分と奮わず、セカンドステージ失速の直接の原因であるという意見も根強い。この位置には新加入の川添を抜擢の模様で、期待の大きさが伺える。この川添をはじめ、今季の補強は室江高から5人。同じ高校からまとめて補強という形態は昨季頭のSSS(丸井高)やセカンドステージ前のWBL(裏輪女子高)でも見られた形で、新人を含むブロックをチームに取り込むことで連携に関する問題をある程度クリアできる。DFラインについてはこの川添の一刻も早いフィットがまず求められる。

攻撃陣もスタメンに関しては昨季を踏襲しており、マルチに働ける桐屋が軸。一文字、波多野もその陰に隠れてはいるもののファースト、セカンド両ステージで安定してゴールを挙げている事もあり他チームにとっては脅威の的となる。唯一の不安は前線の層の薄さか。桐屋、波多野、一文字、川崎はある程度の数字を残してはいるものの、代表やカップ戦、さらに世界クラブ選手権といった過密日程を考えるとツートップを4人で回すにはやや厳しいところで、ここに新加入の宮崎が割って入れるかどうかが焦点となる。

ファースト、セカンド両ステージとも前半は爆発的な勢いで走ったが後半に入って失速。走る力がある以上、安定した強さを発揮できるのは間違いないところながら、それを最後まで持続できなかったのも事実で、捲土重来を期する一年となるだろう。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2008.02.29,Fri
SSSとSCMでタイトルを席巻した感のあった昨シーズンにおいて総合で3位、ファースト、セカンド両ステージで最後までこの2チームに食らい付いていた。ウインターカップでも準優勝、チームのポテンシャルの高さは既に証明済みといえる。

チームは昨季をベースに熟成の上積みを図る形。幾つかの陣形を使い分けていたが、それをさらに高度な水準で選択、機能させることが課題となるだろう。数字上で見る限り上位2チームとの最大の差は失点であり、ここを圧縮することがタイトル奪取への最短距離となるはずだ。DFラインは右に加藤を使う形が主となりそうで、加藤はスピードと攻め上がりが魅力ではあるが昨季の先発出場はあまり多くなく、ここのフィッティングがまず課題。周囲との連携を高め、攻撃にも貢献できれば攻撃のオプションを増やすことにも繋がる。

攻撃はセカンドステージでブレイクを果たした藤堂と、チャンスメイクの音無。この組み合わせで結果も出ているのだが、単純にゴール数で見ると藤堂、鬼澤という組み合わせも充分魅力的ではあるだけに悩みどころとなるだろう。

伝統的に固定したスタメンを弄らない方針で、その手法は議論の的となりながらもコンスタントに結果を残してきたが、あと一歩が及ばなかったのも事実。豊富なバックアップを生かす面からも何らかの動きがあるべきなのかもしれない。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2008.02.27,Wed
昨季はWカップを制覇して悲願の初タイトル。リーグ戦を見てもファーストステージでは失点数が二位、セカンドステージでは得点数が二位とチームの構成人員に制限を受ける中奮闘し、チームに充分なポテンシャルがあることはすでに証明出来ている。中位脱出が目標となるところだ。

守備に関しては3バック3ボランチ、6人で守備ブロックに壁を作って蓋をする、まさに「ヒビナチオ」。セカンドステージでは陰りが見えたが、ファーストステージで見せた堅守を再現し、セカンドステージでの爆発を上積みできればリーグ制覇は充分実現可能な数字である。メンバーが全員昨季のままであるということも連携ではいい方向に働くだろう。
攻撃はオープンな3トップ、これも前年を継続。そのため少なくとも昨季並みの数字は期待したいところで、ここにプラスアルファを求めるためにも早乙女、和泉(恭)といったウイングタイプの選手がアクセントを付ける起用が必要となるか。
セカンドステージMVPの陽ノ下、WカップMVPのマクグラス、もはや代表に欠かせない八重、ファーストとセカンドでコンスタントに数字を残した伊集院と神条、さらには絶対的スーパーサブ赤井と各ブロックにタレントを事欠かないチームであり、ことスタメンに関しては攻守ともに安定している。ただそれゆえにバックアップが寂しい部分はあり、リーグ戦で伸び悩んでいる理由の一因ともなっている。
積極的な補強を行わないチームカラーもあり、各ポジションで控え選手の成長と突き上げがリーグ制覇には何より必要なのだが、バックアップメンバーの登録ポジションを見るとフォーメーションが変わらない限りは出番が回ってくることは少ないと予想される部分でもあり、モチベーションの管理も含めてリーグでの監督歴最長となった主人監督の手腕が注目される。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2008.02.24,Sun
総合順位5位だがセカンドステージに限れば3位、ウインターカップも3位と後半戦では一定の成果を残したとは言えるところで、ここからさらに上位を伺うことになる。

陣形は昨季セカンドステージを踏襲したボックスの4-4-2。セカンドステージの躍進を大きく牽引した千鳥、マオをFWとオフェンシブハーフの攻撃ブロックの軸にする形は継続で、それぞれの相方に藤堂、熱姫、鬼澤、藤崎、氷堂、八重、松浦、陽ノ下ら豊富な攻撃陣のタレントを適宜合わせていく形になるだろう。もともと失点に関してはファーストとセカンドで安定した数字を残しており、セカンドで躍進した攻撃陣をそのまま残せたことが何よりの好材料といえる。

守備陣では加藤を右サイドバックに抜擢、サイドからの攻撃を選択肢に加えようという意図が伺える。また麻生の引退を受け、後釜には室江高の川添獲得に動く噂もあったが方向転換、大雪山高から白鳥を獲得。藤崎並のポテンシャルを持つ彼女を桂木に代えてボランチの位置に抜擢。ただバイタル近辺はデリケートな部分でもあるため、ルーキー抜擢は冒険。状況に応じて桂木の先発も充分あり、選手層は厚くなった。

昨季セカンドステージ同様の展開を出来れば充分首位争いに参加できる戦力を持っているからこそ、セカンドステージ躍進の原動力だった千鳥の負荷を軽減し、また得点パターンを増やす観点からも千鳥の相方の出来が焦点になりそうだ。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2008.02.24,Sun
TLSから改称、心機一転DMSとしての新シーズンを迎える。

年間の勝ち点だけで見ると直上のFCHとは僅かに1。すぐに埋まりそうに見えるが、負け数は開いている。特に失点は10近く開いており、守備的な戦術を採るチームにしては失点が多い、と言わざるを得ない。

守備の梃入れにWBLより碧川を獲得。碧川は昨季出番に恵まれなかったものの体格に恵まれたストッパーで、チーム一の高身長。制空権確保に期待が寄せられる。ただ大きい選手の常で俊敏性にやや劣る部分はあるので、同じサイドの水澤・向井といった選手との連携が大事となる。守備戦術自体は昨季と同じ、引いて守ってのスタイル。慣れている形ではあるだけにより熟練は高まっているはずで、昨季より失点を減らすことが求められる。

攻撃ではチーム得点王風間を軸に、その相方に中国リーグから鈴麗(リン・レイ)を獲得。雑技団出身の変り種で身長は頼りないが、体幹の強さとゴール前での反応のよさに関しては折り紙つき。リーグの水に慣れれば化けるかもしれない。ただ、今のところ当たり外れが不明であるだけに、経営事情はあるにしろFWの枚数があと一枚、二枚あればシーズンを乗り切る計算が立つところだが。このツートップを操るのが牧原でその陰に隠れている感があるものの沢田、栗生といったバックアップも出れば一定の成果を出しており、攻撃に関してのチームのパフォーマンスは安定している。

システムを従来どおりに臨む、となれば新加入選手のフィッティングが何より急務で、やはり序盤の時期が大事となる。12の負けを一つでも多く引き分け、出来れば勝ちにまで持っていくためにはやはり得点力。鈴麗のフィッティングはもちろんだが現有FWである音無、安藤らにもさらなる奮起が求められるのは言うまでもない。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2008.02.23,Sat
今度はWBL。

得点20・失点35という数字に関して言えば、これはすぐ上の順位であるTLSとそうまで開きのある数字ではなく(TLSは得点23、失点32)、順位を一つ上げるだけならそう困難ではない。ただ更に一つ上のFCHとは得点・失点とも10点近い開きがあり、ここをどう埋めるかが課題となる。

今季WBLの採ったアプローチは3-6-1。FWを質量ともに増やして決定機を確実に決めるのではなく中盤を厚くしてより多くの決定機を作る方向へシフト。ワントップを張るのは高さ・強さ・速さを高水準で備えている後藤が一番手なのはまず疑いないところ。ただ後藤不在時のバックアップがやや心もとないか。サイドアタック主体ということもあって、前線にはターゲットになれる選手を置きたいところで、元々がDFの鞠川よりは上杉の成長に期待したい。井上・羽柴のツーシャドーは配球の井上と動きの羽柴で役割を分担する。後藤を孤立させないためにも羽柴の動きが攻撃の鍵となる。

守備に関しては前線からのプレッシャーを有効にするためラインを高く設定。ここで気になるのはライン裏の対策だが、佐野倉、森下、相沢、山本とも高さ強さよりは走力やスタミナに重きを置いたチョイスで、スピードによるカバーリングで賄う。ただ大胆にメンツを入れ替えており、スタメンDF中DF経験のある選手が清川のみ(清川は昨季後半は殆どDFだったが登録ポジション自体はMF)ということもあって急造DFラインの感は免れない。開幕前の期間でどこまで守備組織を擦り合わせられるかが第一のハードル。

新戦力はバックアップメンバーに抑え、少なくともスタメン間の連携に関しては問題ない。だが今季WBLはポジションとその適性に関して大幅な見直しを行っており、バックラインにコンバートが多いため、序盤の連携を育む時期にどれだけ勝ち点を稼げるかがポイント。スタメンを見る限り個々の能力は高いため、それをチーム力に還元することが強豪復活への必須条件だ。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2008.02.23,Sat

3月半ばのシーズン開幕に向けて各チームとも調整に余念がない時期ではあるが、この時期といえばおなじみの戦力分析。昨季の成績と補強状況を中心に見てみよう。年間順位の下から順、今回はSKU。

まず昨季の失点が47。この数字は1試合平均で1.67の失点を許している計算であり、得点の方が一試合平均0.71であるということは1点取られればほぼ負け、という状況。殊に失点は次点のWBLに対しても10以上の差をつけられていることもあり、まず守備陣の整備が急務となる。
その足掛かりに地元九州から佐々木を獲得。その高身長から空中戦には多大な期待が寄せられるが、フィジカルやスピードにやや危うさがあるためサイドでの起用になる模様。この佐々木はDFにしては足元が上手い方なので、奪った後の起点としても活躍できそう。もう一人の新戦力は攻撃的中盤の牧原。今までこのポジションには一文字一人であったため、サスペンションや負傷時の対応がスムーズに出来、またある程度のターンオーバーを敷けることから疲労の蓄積を避けられ、パフォーマンスの向上に繋がるはずだ。

陣形は今季一部で流行の兆しのあるボックス4-4-2、サイドバックを下げた形。あまりオーソドックスな形ではないが、サイドを引くことによりスペースを消せるため、サイドアタックを多用する相手には一定の効果を上げられるはず。中央に追い込んでバイタルの4人で追って奪う形が主となる。
攻撃では昨季チーム得点王の鬼澤日を軸に相方は渡井のツートップ。昨季3得点でチーム内得点ランク3位の伊集院をよりゴールに近い場所に置き、その得点力にも期待する。ただ一文字にしろ難波にしろラストパスを出す、といったタイプではないだけに左の御田に掛かる期待は大きい。ここでキープできれば一文字、難波は前線へ飛び出してくるから迫力のある攻撃が見られるだろう。

総合6位という目標設定だが、セカンドステージ後半でSCMから4点、WBLから3点を奪うなどポテンシャル自体低くはない。ただそれを安定して発揮出来ていなかったのが最大の問題。一年を経たイレブンたちにも経験の蓄積があるはずで、それをどうプレーに反映させられるか。それが試される年となる。

(拾)

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