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Posted by Akira Hirota - 2008.06.29,Sun
まず14節結果。
WBL×SSSは沢渡のゴールでアウェーSSSが勝ったが、HAN×SCMの結果と合わせてWBLの優勝が決定。SSSは後半戦で波に乗り5連勝を達成したが、去年から「後半の追い上げ」が目立っており、前半戦で上手く立ち回れていないのは特色でなく弱点と認識すべき。WBLは後藤、羽柴が前線にいないのは破壊力を下げたか。ただ佐野倉を交代した後に失点を許しており、連戦から仕方ない部分ではあるもののDFラインのバックアップを考えるべきかもしれない。
HAN×SCMは前節に続いてHAN攻撃陣が爆発し3-0でHAN、2位を確保した。開始早々の得点に始まり終始ペースを掴んだ。ステージ総得点二位、失点トップと2位に相応しい数字だが、総得点のほぼ半数の近い7点が最後の2節に固まっている。昨季から攻撃陣の当たり外れの波が大きい印象があるのは課題といえる。SCMは今季初の3失点といいところを見せられない展開。特に今季は勝ち切れない試合が目立っており、やはり神条の穴が大きいことを痛感させられるステージとなった。戦力的にも勿論だが、精神的な支柱の確立が求められる。
EWI×DMSはスコアレスドロー。EWIはよく攻めたが最後、フィニッシュを欠いた。シュートは打てているし枠にも行ってはいるから、やはりストライカー不在、ということになるか。DMSは攻撃面ではいいところを見せられなかったが、集中してよく守れたのは今季失点が多い現状に鑑みると大きい一歩と考えるべき。ただある程度攻勢に出る部分を持てないと、相手の下がり目の選手も前に出てきて押し込まれる一方になってしまうので、今の形を続けるならカウンターの精度を上げる必要はある。
SKU×FCHもスコアレスドロー。SKUは偶然にも(笑)当誌の予想オーダーを用いて臨んだが、陣形うんぬんよりこの日は速水様々、ともいえる。スーパーセーブを連発して千鳥を中心に襲い掛かるFCH攻撃陣をシャットアウト。FCHは千鳥にボールを集め、よくシュートに持ち込んだがやや打ち急ぎの感はあったか。守備面では問題なく抑えていただけに、あと一崩しを入れてフィニッシュ、の形に持ち込みたい。
順位表(ファーストステージ終了時)
終わってみればWBL、HANは勝ち点差で並んでおり、伯仲していたといえなくもないのだが、終始首位を明け渡さずに来たWBLが余裕を持って逃げ切った、という部分は否めないか。偶然にも上位4チームは桜花杯一回戦突破チームと同じで、桜花杯の決勝で対戦したチームがステージの1、2位。
下位4チームに共通しているのが勝ち星を伸ばせなかったことで、4チームとも3勝。引き分けの部分でFCH、SCMはSKU,DMSに先んじたがさらに上位には届いていない。FCH、SCMは負け数だけならWBLにさえ勝ってはいるのだが、3試合引き分けと1勝2敗の勝ち点が同じ、という事実は3試合安定した試合をするより3試合に1試合爆発させるようなチーム作りが求められるのかもしれない。
ベストイレブン
伊集院レ
沢渡 主人
清川(HAN) 水島(FCH)
岬
九段下(SKU) 咲野(SCM)
アレックス 来須(FCH)
速水
いわゆるクリスマスツリーの4-3-2-1。今回はMFを下げたり、SBを真ん中に回さず普通にDFラインが組めるため、来須の時間が短いのはやや気になったがとりあえずそのままで。
MVP:伊集院(HAN)
数字上とはいえ無理だろう、と言われ続けた優勝への可能性。開始早々に得点を挙げ、チームに期待と希望を抱かせた。
MIP:速水(SKU)
今日の出来は文句なし。セーブ、枠内シュートとも多くを浴びたがそのすべてをシャットアウトした。
(拾)
WBL×SSSは沢渡のゴールでアウェーSSSが勝ったが、HAN×SCMの結果と合わせてWBLの優勝が決定。SSSは後半戦で波に乗り5連勝を達成したが、去年から「後半の追い上げ」が目立っており、前半戦で上手く立ち回れていないのは特色でなく弱点と認識すべき。WBLは後藤、羽柴が前線にいないのは破壊力を下げたか。ただ佐野倉を交代した後に失点を許しており、連戦から仕方ない部分ではあるもののDFラインのバックアップを考えるべきかもしれない。
HAN×SCMは前節に続いてHAN攻撃陣が爆発し3-0でHAN、2位を確保した。開始早々の得点に始まり終始ペースを掴んだ。ステージ総得点二位、失点トップと2位に相応しい数字だが、総得点のほぼ半数の近い7点が最後の2節に固まっている。昨季から攻撃陣の当たり外れの波が大きい印象があるのは課題といえる。SCMは今季初の3失点といいところを見せられない展開。特に今季は勝ち切れない試合が目立っており、やはり神条の穴が大きいことを痛感させられるステージとなった。戦力的にも勿論だが、精神的な支柱の確立が求められる。
EWI×DMSはスコアレスドロー。EWIはよく攻めたが最後、フィニッシュを欠いた。シュートは打てているし枠にも行ってはいるから、やはりストライカー不在、ということになるか。DMSは攻撃面ではいいところを見せられなかったが、集中してよく守れたのは今季失点が多い現状に鑑みると大きい一歩と考えるべき。ただある程度攻勢に出る部分を持てないと、相手の下がり目の選手も前に出てきて押し込まれる一方になってしまうので、今の形を続けるならカウンターの精度を上げる必要はある。
SKU×FCHもスコアレスドロー。SKUは偶然にも(笑)当誌の予想オーダーを用いて臨んだが、陣形うんぬんよりこの日は速水様々、ともいえる。スーパーセーブを連発して千鳥を中心に襲い掛かるFCH攻撃陣をシャットアウト。FCHは千鳥にボールを集め、よくシュートに持ち込んだがやや打ち急ぎの感はあったか。守備面では問題なく抑えていただけに、あと一崩しを入れてフィニッシュ、の形に持ち込みたい。
順位表(ファーストステージ終了時)
勝点 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 | 差 | |
WBL | 25 | 8 | 1 | 5 | 21 | 11 | 10 |
HAN | 25 | 7 | 4 | 3 | 15 | 7 | 8 |
SSS | 23 | 6 | 5 | 3 | 11 | 7 | 4 |
EWI | 21 | 6 | 3 | 5 | 10 | 10 | 0 |
FCH | 17 | 3 | 8 | 3 | 14 | 12 | 2 |
SCM | 16 | 3 | 7 | 4 | 11 | 11 | 0 |
SKU | 12 | 3 | 3 | 8 | 6 | 16 | -10 |
DMS | 12 | 3 | 3 | 8 | 5 | 19 | -14 |
終わってみればWBL、HANは勝ち点差で並んでおり、伯仲していたといえなくもないのだが、終始首位を明け渡さずに来たWBLが余裕を持って逃げ切った、という部分は否めないか。偶然にも上位4チームは桜花杯一回戦突破チームと同じで、桜花杯の決勝で対戦したチームがステージの1、2位。
下位4チームに共通しているのが勝ち星を伸ばせなかったことで、4チームとも3勝。引き分けの部分でFCH、SCMはSKU,DMSに先んじたがさらに上位には届いていない。FCH、SCMは負け数だけならWBLにさえ勝ってはいるのだが、3試合引き分けと1勝2敗の勝ち点が同じ、という事実は3試合安定した試合をするより3試合に1試合爆発させるようなチーム作りが求められるのかもしれない。
ベストイレブン
伊集院レ
沢渡 主人
清川(HAN) 水島(FCH)
岬
九段下(SKU) 咲野(SCM)
アレックス 来須(FCH)
速水
いわゆるクリスマスツリーの4-3-2-1。今回はMFを下げたり、SBを真ん中に回さず普通にDFラインが組めるため、来須の時間が短いのはやや気になったがとりあえずそのままで。
MVP:伊集院(HAN)
数字上とはいえ無理だろう、と言われ続けた優勝への可能性。開始早々に得点を挙げ、チームに期待と希望を抱かせた。
MIP:速水(SKU)
今日の出来は文句なし。セーブ、枠内シュートとも多くを浴びたがそのすべてをシャットアウトした。
(拾)
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