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Posted by - 2024.04.26,Fri
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Posted by Akira Hirota - 2007.12.23,Sun
・キーワードは「古豪復活」

・いよいよ決勝戦となったウインターカップはEWIとHANの対決。第二回TM杯からリーグに参加している「オリジナル5」の中でも、特にこの2チームはどちらも第一回TM杯から存続している数少ないチームであり、新興勢力であるSCMが台頭しているこのシーズンのカップ戦決勝にこの両チームが進んでいるというのは感慨深いものがある。
EWIはここまで、第二回TM杯のファーストステージで5チーム中最下位に沈んだ以外はほとんどのシーズンとステージで中位以上をキープし、多くの優勝争いにも絡んできた強豪。メンバーを固定して連携を熟成するその手法は議論の的となったが、今まで第二回TM杯セカンドステージ制覇、第一回桜花杯準優勝、06シーズンセカンドステージ二位、07シーズンファーストステージも3位ながら勝ち点では首位と一点差、さらに現在も首位との勝ち点差3につけて優勝争いを演じるなど、挙げて来た成果を見れば一概に否定することはできないだろう。ただ、それだけ安定した強さを誇りながらもタイトルとなると第二回TM杯練習リーグ制覇、第二回TM杯セカンドステージ制覇に留まり、不思議と縁がないのも一面の事実。EWIと改称してからはタイトルと呼べるものを未だ獲ってはいないこともあり、タイトルへの渇望は大きい。そのEWI、目玉はやはり藤堂に尽きる。ファーストステージではどちらかといえばEWIのエースは鬼澤、の印象が強かったがセカンドステージでチームにフィットしてゴールを量産。カップ戦でもここまで5ゴールと、最強のゴレアドール(点取り屋)ぶりを発揮している。攻撃が藤堂頼み、の批判はついて回るがブレない軸を持っていることは大きな強みだ。
HANはリーグ唯一の「TM純血」を貫く、いわばアスレチック・ビルバオのような主義をもつチーム。地域と地元に根ざすその主義は確かに高邁だが、結果を見る限りでは躍進したといえるシーズンは少ないままここまで来た。そして今春、親善ミニトーナメンを勝ち取り初のタイトル。WBL、FCH、EWIといった強豪たちがひしめいたこの大会はある意味「桜花杯以上に困難なカップ戦」とまで言われたのだが、桜花杯の裏開催であり、また後付けで非公式であるということからも正当な評価を得てはいない。それを制したのは実力によるものだと主張するためにもこのタイトルは是が非でも欲しいところだ。HANの売りはカップ戦4試合で無失点を誇るその堅守。八重、藤堂、水島でゴール前に壁を築き、さらにその前にパット、清川、鞠川と並べた守備ブロックは突破するのには骨が折れる。相手が攻め疲れたところを両ウイングに配する高見、神条で起点を作り、伊集院から主人の連携で崩す―そういったパターンが推測される。

藤堂vsHAN守備陣―その図式と予想するが果たして。

(拾)
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