(11/28 19:00Kick Off トラッド・ブリック)
EWI FCH
4 - 4
PK 4-3
前半 1-1
後半 2-2
延前 0-0
延後 1-1
PK 4-3
得点者
12分 10 藤崎←18マオ(FCH)
13分 3 橘←7 陽ノ下(EWI)
49分 10 藤崎(FCH)
57分 19 藤堂←17 井上(EWI)
61分 19 藤堂←24 難波(EWI)
73分 21 鬼澤(FCH)
109分 19 藤堂←10 藤崎(EWI)
113分 9 藤堂(FCH)
警告
97分 19 藤堂(EWI)
119分 9 藤堂(FCH)
WOM
藤堂(EWI)
・この大一番でハットトリック、チームを決勝進出へ導いた。
・まず12分。マオのフライスルーに上手く抜け出した藤崎がこの頃一部で流行気味のループシュート、これが決まってFCHが先手を取ったが1分後にEWIは橘の攻め上がりからチャンスを作り、藤崎→陽ノ下と渡った後そのままエリア内に切れ込んだ橘がこれを決め、EWI同点に。打ち合いの予感を漂わせたが前半は動きがないまま折り返す。ペース的にはホームEWIが仕掛け、FCHがそれを受ける展開だったが後半早々49分、エリア内で受けたFCH藤崎がキックフェイントでDFを置き去ってシュート、個人技で一度は勝ち越しに成功する。だが57分、ロングボールの競り合いからの零れを井上がヘッドで再度前線に送り、それをEWI藤堂が決めてまたも同点、シーソーゲームの様相を見せる。直後にEWIは難波を投入、これが4分後に結実する。61分、その難波が右を抉って折り返し、これを藤堂が頭から飛び込んでこの試合で初めてEWIは勝ち越しに成功した。展開的に、またホームであることを考えてもEWI勝利濃厚、と見えたが10分後にもう一波乱。セットプレーの零れを押し込んだのはFCH鬼澤、またも振り出しに戻った。得点はこの後推移しないまま90分終了、延長戦へ移行。やはりEWI押し気味のペースだったが前半は得点の動きがないまま後半へ、後半開始早々109分。スローインを受けた藤崎がスルーパス、これを藤堂が沈めてEWIが二度目の勝ち越しを果たすが、4分後にはFCH藤堂がDFから奪取してそのまま決めて負い付きFCHも譲らず、PK戦へ。ここで二階堂が一本、西村が二本止め、西村はある意味今日最大の働きをしEWIが決勝進出を果たした。
EWIは試合の主導権を握る展開ながら先制点を許し、たびたび突き放されたのはやはり守備陣の課題。両翼が神戸、陽ノ下ではやはり日向にかかる守備上の負担は大きい。攻撃は藤堂頼みの印象は拭えないところで、こうなると藤堂をこの先どう生かすか、を焦点にするしかないだろう。
FCHは緊張があったか、エース千鳥の不発が響いた。単に得点を挙げられなかっただけでなく、先発ツートップが二人合わせてシュート二本とあって前半と少しで総替えせざるを得ず、中盤をフレッシュにする交代の選択肢を減らした結果中盤4人は120分フル出場となり、3決でのパフォーマンスに不安を残す結果となってしまった。
(拾)