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Posted by Akira Hirota - 2007.04.15,Sun
(4/15 14:00Kick Off フェンスティエレ・スタジアム)

  SCM  HAN

    1 - 0
前半  1-0
後半  0-0

得点者
35分 5 宗像(SCM)

警告
90分 6 渡井 (SCM)

WOM
鞠川(HAN)
今回あえて敗戦チームから選出。前に出るしかないチーム内にあって攻守に奔走、際立ったボール奪取と奪ってからの効果的な散らしは勝利には繋がらなかったもののチームの攻撃を加速させ、両チーム合わせて最高の評価を得るに相応しい出来だった。


・1st Legではアウェーゴール2点を奪って勝利を収めたSCM、ホームにHANを迎え撃つ一戦。HANとしてはまず先取点が欲しい流れだ。
アウェーながら前半からHANは持ち味のパスワークでポゼッションを握り、バランスを取ろうとするSCMを押し込もうとする。だがSCMもその間隙を縫う事は織り込み済みで、辛抱強く守りながらカウンターの機会を伺い、前半35分。桐屋のポストプレーに後ろから追い越してきた宗像がダイレクトで決めて先制点はSCM、その後得点は推移なく前半終了。
後半に入っても攻めるHANに受けるSCMの図式は変わらず、HANもボールを持ち、パスを通し、ドリブルでの突破も全てSCMを上回る苛烈な攻勢を叩きつけたが、攻め疲れからか前半に比してシュート精度も若干甘くなり、またSCMの体を張ったディフェンスに迎えられたこともあって最後の一線、ゴールラインだけをどうしても越えられない。結局得点は変わらないまま試合終了、SCMが2年連続の準決勝進出を決めた。
内容では引けを取らなかっただけに、HANには悔しい敗戦。ただ主人抜きでここまで出来ることを証明できたとは言える。あとはリーグ戦に向けてフィニッシュの質を向上させたい。
SCMは当初のゲームプラン通りに上手く守り切った。終始押され気味の難しい展開ながら、よく対応したDF陣は賞賛に値するだろう。次はあの牧原を擁するTLSとの対戦となり、見物だ。

(拾)
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