(12/30 19:00Kick Off ポートフェリオ)
HAN FCH
0 - 1
前半 0-0
後半 0-1
得点者
51分 11 千鳥(FCH)
WOM
麻生(FCH)
・引退試合のご祝儀、という要素も多分にあるがスペースを埋め、的確に捌くパスワークは健在。中盤の底で睨みを利かせていた。
・薫監督退任が決まっているFCHはこの試合を勝って飾る、その意思が強かったかアウェーながら序盤から積極的に仕掛けてシュートまで持って行く。HANはその逆を突いてドリブル突破を多く成功させてはいたがシュートには至らず、攻めるFCHに受けるHAN、の流れで試合は進む。前半スコアレスで迎えた後半、動きが生じたのは後半早々の6分。千鳥が強引に仕掛けてエリア内に侵入、そのまま放ったシュートが決まってFCH先制。その後は攻守所を入れ替えたような流れで一転HANの攻勢が見られたがあと一歩でゴールを割る事は出来ずFCHが逃げ切った。
HANは序盤に受けて回る展開になってしまい、ペースを握れなかったのが結果として響いた形。Wカップ優勝を決めた後、さらに優勝も掛かっていないとなればいわゆるバーンアウト、モチベーションの面で不利だったのは否めないか。ファーストを4位、セカンドを5位という最終成績は中位という表現になるが、ファーストステージでは失点が2位、セカンドステージでは得点が2位とストロングポイントが真逆になっており、来季はどちらを追求するのか興味深い。
FCHも優勝は掛かっていないが、薫監督への最後の奉公という目的もあって積極的に仕掛けていけた。最終的に3位につけることも出来たセカンドステージ最大の発見はやはり得点王も取った千鳥だが、同時にその相方をどうするかが来季への課題となるだろう。
(拾)