(12/16 19:00Kick Off フェンスティエレ・スタジアム)
SCM FCH
1 - 2
前半 0-0
後半 1-2
得点者
69分 11 千鳥←21 鬼澤(FCH)
81分 11 波多野←9 桐屋(SCM)
90分 11 千鳥←18 マオ(FCH)
警告
78分 19 本田(SCM)
WOM
千鳥(FCH)
・2ゴール、そしてロスタイムの決勝点。Wカップ3位決定戦に弾みをつけ、首位SCMに待ったをかけた。
・前半からアウェーFCHが押してはいるが得点には至らず、お互いに見せ場のないまま試合は後半へ。先手を取ったのはFCHで後半24分。この日途中投入の鬼澤が左を突破して低いクロス。これを千鳥が押し込んで先制。試合はこのまま推移し、アウェーFCHの首位いじめなるか、と思われた後半36分。やや引いた位置で受けた桐屋が前線へ軽く叩き、抜け出した波多野のミドルが決まってSCM同点に。こうなると今季試合巧者振りを見せるSCMにとってはドロー上等、に見えたがさらにもう一波乱が起きたのがロスタイム。藤崎からマオと繋ぎ、さらにそのスルーをまたしても千鳥が決め、FCHが土壇場で勝利をものにした。
SCMはシステムが今ひとつ機能していなかった印象。両サイドに張る神条、松浦が今ひとつだったのは彼女ら自身のコンディションによるものなのか、システムとの相性によるものなのかは検証する必要がある。連敗で実に5位までとの勝ち点差は4、リーグの様相は一気に混沌としてきた。
FCHはマオを上げたことで中盤の活性化を出来なかった印象。藤崎にしろ八重にしろ、自身が動くよりは相手を使う、もしくは待つタイプであるだけに膠着した局面を打開するには適していないかもしれない。その中で投入された鬼澤は自身の役割をよく弁えていたということだろう。
(拾)