(11/11 14:00Kick Off フェンスティエレ・スタジアム)
SCM TLS
1 - 2
前半 0-2
後半 1-0
得点者
24分 9 音無(TLS)
38分 11 風間(TLS)
52分 20 若林←12 一文字(SCM)
警告
29分 2 野咲(SCM)
87分 4 草薙(SCM)
WOM
向井(TLS)
・アシストは付かないが、2得点の切欠はいずれも彼女の右足から放たれたクロスボール。積極的に前線へボールを供給し続けた。
・前半からホームSCMが積極的にボールをキープしながらもシュートに持っていけず、やや低調な立ち上がり。そこを突くのはカウンターチームとして欠かせない流れで、先制はTLS。24分、右を抜けた向井のクロスを競り合った零れを音無が押し込んだ。さらに前半終了も見えてきた38分にはまたも向井のクロス、これはファーサイドの江藤が抑えたがトラップミス。風間が奪取してそのまま決めて追加点。SCMは後半開始早々に野咲の突破から作ったチャンスをステージ初スタメンの若林が決めて1点差に追いすがり、ボールは支配するもののシュートに至れない流れが後半も続いてしまいそのまま試合終了。
SCMは若林、江藤といったメンバーが試合に入りきれない時間帯で先制を許してしまい、修正する前に失点を重ねて不利な状況に追い込まれてしまった。サブ主体だったWカップの戦績を見ても、主力とサブとの間に差があるのは否めないところで、後半戦に向けてサブメンバーをどう使いこなすかが課題となるところ。
TLSは牧原がいる場合どうしてもボールはそこを経由せざるを得ず、スローダウンしてしまう局面があるが、不在であればそこを飛ばして展開できるため、守ってからの速攻が生きる形になっている。ジャイアントキリングの基本はやはり「守備的」であることを印象付けた。
(拾)