(11/11 14:00Kick Off モナコ・スタジアム)
FCH HAN
1 - 2
前半 0-1
後半 1-1
得点者
32分 10 高見←26 藤井(HAN)
67分 9 藤堂←18 マオ(FCH)
89分 7 主人(HAN)
警告
8分 19 水島(FCH)
13分 17 一文字(FCH)
70分 5 鞠川(HAN)
WOM
主人(HAN)
・ドローも漂った終了間際、ミドルを捻じ込んで決勝点。少ないチャンスを確実に生かした。
・前半はお互い様子見の立ち上がり、試合が動いたのは32分。左で受けた藤井のフライスルーを高見が決めてHANが先制し、前半折り返し。FCHは後半入って早い時間帯で今日は今一つと見た千鳥、藤崎のツートップを藤堂、鬼澤に総替えして追撃に出る。それが実ったのが67分、マオのスルーに藤堂が抜け出して決め、同点に追い付いた。こうなるとホームの利もあってFCHはシュートを浴びせかけるがHANゴールは割れず、ドローを誰もが信じた89分、HANは鞠川に代えて同じ位置で起用した一文字からのフライスルー。これを主人がエリア手前で受け、一人かわして放ったミドルが決まり、HANが勝利を決めた。
FCHはシュートにこそ多く至ったのだが、ここ一番を踏ん張られ、うっちゃられた。何よりこの日はここまで好調の千鳥が孤立気味でノーシュートに終わっており、前半早々に交代は疲労の影響か?今後にやや不安を残す試合となった。
HANは結果だけなら新システムが機能しているように見えるのだが、前線にボールが入らずあまりシュートに持ち込めていないのは気に掛かるところ。輪の中で主人が攻守に動く形になってしまう「主人ボックス」ともいえるこのシステムは主人のパフォーマンスに大部分が掛かるといって過言ではないため、このシステムを続けるかどうかは興味深い。
(拾)