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Posted by Akira Hirota - 2007.06.03,Sun
(6/3 14:00Kick Off 摘美浜スタジアム)

  EWI   SSS

    2 - 3

前半  1-1
後半  1-2

得点者
7分 11 音無(EWI)
9分 94 清水(SSS)
81分 15 松岡(SSS)
84分 18 桐屋(EWI)
90分 15 松岡(SSS)

警告
9分 17 御手洗(SSS)
14分 7 陽ノ下(EWI)
23分 19 天宮(SSS)
51分 6 山崎(SSS)
77分 4 小野寺 (SSS)

WOM
松岡(SSS)
記念杯初出場は途中出場ながら、勝ち越しとなるゴール二つ。清水に依存するSSS攻撃陣の光明となった。

・首位攻防戦は同時に先の桜花杯第一回戦の再現となった。Wボランチを欠くEWIは新システム「Lightning」でホームの利を生かし攻撃的に出る。
開始早々に先手を取ったのはEWI、7分。陽ノ下のキープから作ったチャンスに桐屋がシュート、これは一旦鞠川が弾いたがその零れは逆サイドに。そこに詰めていた音無がダイレクトで叩き込む。早々に「Lightning」の特色である3トップが生きた形となった。しかしSSSも反撃、それが二分後。中央に位置する美咲が早乙女に散らし、そのまま右を抜けてクロス。ファーに上がったボールを清水が頭で決めて同点。開始10分で双方が得点を挙げ、壮絶な打ち合いが予感されたが、その予感は別の意味で的中した。その後前半だけで両チーム合わせて3枚のイエローが乱れ飛び、試合は混迷の様相を呈してくる。得点後はアウェーながらSSSがペースを掴み、多くのシュートを浴びせるがゴールには至らず、同点のまま前半終了。
後半になるとお互いにペースダウン、壮絶な打ち合いの予感は外れた―この時点で誰もがそう思った。それは双方ベンチも同じ考えだったようで、交代に活路を見出すことになる。EWIは今日調子が今ひとつの鬼澤を下げて藤堂を入れ、パワープレーに持ち込む狙い。SSSは疲れの見える清水に代えて松岡を投入するが、松岡の実績を考えると勝ちに行くというよりは現状を維持する狙い。このままドロー、が双方の頭をかすめ―残り10分を切ったところでサッカーの神様の悪戯が始まった。高い位置からかけ続けたSSSのプレスがここで結実、エリア内で早乙女がボールをカットしてそのままシュート。これは野咲が反応して弾いたが跳ね返りを松岡が押し込んでSSS逆転に成功。だがEWIの執念と交代が実を結んだのはその3分後。途中投入の藤堂がDFと競り合い、ボールが零れる。その零れは転々と桐屋の前、即座の反応で押し込んで追い付く。だが終幕はロスタイム、美咲のフライスルーに松岡が反応してシュート、これはブロックされて上がり、それを競り合い。零れたところをもう一度押し込んで決勝点。開始10分と終了間際10分にエッセンスが詰まった試合はようやく終わった。
EWIは惜しい星を落としたが、攻撃に振った新システムは2得点を挙げており、一応の成功とみていいだろう。次節は綾崎、日向と帰ってくることもあり、以降の巻き返しを図る。
SSSは勝ったが、やはりアレクサンダーのいない守備陣の脆さが露呈した。ればたらは禁物ながら、EWIの二点目はアレクサンダーなら藤堂に当たり負けはしなかったのではないか。清水に疲労が見えるのも懸念材料だ。

(拾)
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