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Posted by - 2024.04.18,Thu
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Posted by Akira Hirota - 2008.02.29,Fri
昨季は桜花杯を制覇、続くファーストステージも破竹の勢いで制覇。Wカップは予選突破ならなかったものの、セカンドステージでも最終節まで首位をキープ、カップ戦王者決定戦も制覇するというまさに栄光に満ちた一年であり、セカンドステージとリーグ最強王者こそ逸したものの、07シーズン最強のチーム、というのは衆目の見解の一致するところだろう。

ここまで多くのタイトルを総なめした感のあるSCMだが、セカンドステージ後半に左SB野咲を負傷による引退で欠いた。野咲離脱後の戦績を見ると(カップ王者、リーグ最強王者決定戦も含め)1勝2敗2分と奮わず、セカンドステージ失速の直接の原因であるという意見も根強い。この位置には新加入の川添を抜擢の模様で、期待の大きさが伺える。この川添をはじめ、今季の補強は室江高から5人。同じ高校からまとめて補強という形態は昨季頭のSSS(丸井高)やセカンドステージ前のWBL(裏輪女子高)でも見られた形で、新人を含むブロックをチームに取り込むことで連携に関する問題をある程度クリアできる。DFラインについてはこの川添の一刻も早いフィットがまず求められる。

攻撃陣もスタメンに関しては昨季を踏襲しており、マルチに働ける桐屋が軸。一文字、波多野もその陰に隠れてはいるもののファースト、セカンド両ステージで安定してゴールを挙げている事もあり他チームにとっては脅威の的となる。唯一の不安は前線の層の薄さか。桐屋、波多野、一文字、川崎はある程度の数字を残してはいるものの、代表やカップ戦、さらに世界クラブ選手権といった過密日程を考えるとツートップを4人で回すにはやや厳しいところで、ここに新加入の宮崎が割って入れるかどうかが焦点となる。

ファースト、セカンド両ステージとも前半は爆発的な勢いで走ったが後半に入って失速。走る力がある以上、安定した強さを発揮できるのは間違いないところながら、それを最後まで持続できなかったのも事実で、捲土重来を期する一年となるだろう。

(拾)
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