TMリーグ唯一、TMFA公認サッカー新聞!!
Posted by Akira Hirota - 2007.03.16,Fri
・TLS×FCH
今季二部より昇格のTLSは、ホーム初試合に最強チームにも輝いたFCHを迎える。昇格直後のチームということで若干の戦力差は否めないが、どこまで食い下がれるか。
あまり多く情報が出ていないが、TLSは昇格を見据えて元TMリーグ選手を中心に積極的な補強を進めており、FWの安藤、MFの牧原、GKの鞠川などがその主軸となる様子。背番号10を置かないのは特定のタレントに依存しないチームカラーの表れと取ることもでき、粘り強く守って一発のカウンターに勝機を見出す。受けに回ると脆い部分があるFCHなだけに、カウンターは有効な手段となる。
FCHは前回速攻で二点先取するも守りきれずドローを演じており、DFラインの熟成にはもう少し時間がかかるか。バルサシステムを明言する薫監督だが、両ウイング松浦、川崎、陽ノ下、神戸らの特性を見ると、キープして中にも切れ込む、というよりはサイドを突っ切ってクロスを放り込むタイプなだけに、バルサというよりはチェルシーっぽい感じになるのではないか。いずれにしろ、藤堂の出来次第という展開になるだろう。
・EWI×SCM
先の試合では二点差を追いついたEWIと、PSM初登場のSCMの対戦。EWIは今季よりホームスタジアムに使用する摘美浜スタジアム杮落としの一戦でもあり無様な試合は見せられない。
EWIは特に変化はない模様で、よく言えば勢いを持ち込み、悪く言えば課題を修正しきれないまま臨む。前回はアウェーで二点差を追いつくという「勝ったも同然」の内容だったが左からの攻撃に二点を許すなど守備にやや課題が見えた。それがマッチアップの関係上やむをえないものであるのか、修正を要する全体の歪みであるのかを見極めるための大事な試合となる。前回出場時間が短かった音無、陽ノ下あたりはアピールのための格好の場だ。
一方SCMは早くも基本フォーメーションを弄ってオプションを模索する様子。2トップに二列目を組み合わせ、前線に入れた後展開して崩す。3バック対策に左右の揺さぶりは基本パターンであるだけに、宗像、神条が両サイドのスペースを使うにしろ使わせるにしろ、意識することが重要となる。江藤、咲野といった新加入の両サイドバックは攻撃参加のタイミングを掴むことがまず第一だろう。
・HAN×WBL
前回アウェーで引き分けのHAN、今回はホームにWBLを迎える。WBLは前回完勝に近い内容だったが、「最強の盾」の称号には疑問符がつきかねない結果だっただけに、ここできっちり自信をつけておきたいところ。
HANは4バックで臨む。高見を下げて赤井を起用しているあたり、オプションを試しておこうという意図か。前回SSS戦では無失点を演じたDF陣も八重を除いて入れ替えるなど積極的なテストに見える。前回無得点に終わった攻撃陣には3トップを採用。ただ、このシステムが上手くいったとして次はどうするのか、という疑問は残るが、WBLに手の内を見せずに置く、という選択肢はあるだろう。
一方WBLも4バックを採用と大きく変えてきた。今回は比較的元WBL勢が多く、WBLとRMS選手の融合を図るという意図か。ただ、元々八重、井上といった面々は試合にあまり出ないことを意図していたはずであり、その中で八重がスタメンキーパーを二試合連続で務めていることはやや疑問。八重は自身の目で敵戦力を見極めようとしていると伝えられており、その責任感は評価されるべきだが、あくまで選手目線でのもの。そう遠くない時期に北見監督の再登板があると見る。
今季二部より昇格のTLSは、ホーム初試合に最強チームにも輝いたFCHを迎える。昇格直後のチームということで若干の戦力差は否めないが、どこまで食い下がれるか。
あまり多く情報が出ていないが、TLSは昇格を見据えて元TMリーグ選手を中心に積極的な補強を進めており、FWの安藤、MFの牧原、GKの鞠川などがその主軸となる様子。背番号10を置かないのは特定のタレントに依存しないチームカラーの表れと取ることもでき、粘り強く守って一発のカウンターに勝機を見出す。受けに回ると脆い部分があるFCHなだけに、カウンターは有効な手段となる。
FCHは前回速攻で二点先取するも守りきれずドローを演じており、DFラインの熟成にはもう少し時間がかかるか。バルサシステムを明言する薫監督だが、両ウイング松浦、川崎、陽ノ下、神戸らの特性を見ると、キープして中にも切れ込む、というよりはサイドを突っ切ってクロスを放り込むタイプなだけに、バルサというよりはチェルシーっぽい感じになるのではないか。いずれにしろ、藤堂の出来次第という展開になるだろう。
・EWI×SCM
先の試合では二点差を追いついたEWIと、PSM初登場のSCMの対戦。EWIは今季よりホームスタジアムに使用する摘美浜スタジアム杮落としの一戦でもあり無様な試合は見せられない。
EWIは特に変化はない模様で、よく言えば勢いを持ち込み、悪く言えば課題を修正しきれないまま臨む。前回はアウェーで二点差を追いつくという「勝ったも同然」の内容だったが左からの攻撃に二点を許すなど守備にやや課題が見えた。それがマッチアップの関係上やむをえないものであるのか、修正を要する全体の歪みであるのかを見極めるための大事な試合となる。前回出場時間が短かった音無、陽ノ下あたりはアピールのための格好の場だ。
一方SCMは早くも基本フォーメーションを弄ってオプションを模索する様子。2トップに二列目を組み合わせ、前線に入れた後展開して崩す。3バック対策に左右の揺さぶりは基本パターンであるだけに、宗像、神条が両サイドのスペースを使うにしろ使わせるにしろ、意識することが重要となる。江藤、咲野といった新加入の両サイドバックは攻撃参加のタイミングを掴むことがまず第一だろう。
・HAN×WBL
前回アウェーで引き分けのHAN、今回はホームにWBLを迎える。WBLは前回完勝に近い内容だったが、「最強の盾」の称号には疑問符がつきかねない結果だっただけに、ここできっちり自信をつけておきたいところ。
HANは4バックで臨む。高見を下げて赤井を起用しているあたり、オプションを試しておこうという意図か。前回SSS戦では無失点を演じたDF陣も八重を除いて入れ替えるなど積極的なテストに見える。前回無得点に終わった攻撃陣には3トップを採用。ただ、このシステムが上手くいったとして次はどうするのか、という疑問は残るが、WBLに手の内を見せずに置く、という選択肢はあるだろう。
一方WBLも4バックを採用と大きく変えてきた。今回は比較的元WBL勢が多く、WBLとRMS選手の融合を図るという意図か。ただ、元々八重、井上といった面々は試合にあまり出ないことを意図していたはずであり、その中で八重がスタメンキーパーを二試合連続で務めていることはやや疑問。八重は自身の目で敵戦力を見極めようとしていると伝えられており、その責任感は評価されるべきだが、あくまで選手目線でのもの。そう遠くない時期に北見監督の再登板があると見る。
(拾)
PR