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Posted by Akira Hirota - 2007.04.04,Wed
PSM二試合のスタッツを元にチームカラーや攻守の傾向を割り出してみよう―という「各チーム傾向と対策」。何分テストモードだったり戦力の見極めだったチームも多いため正確な傾向とは言えないことをあらかじめお断りしておく。悪く書かれているからといって落ち込まず、良く書かれているからといって浮かれないように(笑)。
やっと終わりの第8回目SSS。
数字はそれぞれ二試合分を合計したもの。左の列は自軍が挙げた数で右の列は二試合で相手チームに挙げられた数。被ファウルはFKに、被FKはファウルに反映するため割愛した。数値の横の()内の数字は、それぞれの項目についての8チーム中の順位を示す。全ての項目について数字が大きい順に順位をつけてあるので、失点ならば順位が低い方が失点が少ないことになるので注意。
一勝一分け、負けなしで2試合を終えているが攻撃面では数字的に厳しい物が並んでいる。シュート数、枠内、ボールタッチ、パスと全ての面で平均以下とあっては一勝したのも偶然に近い、というかセットプレーからの一点を守ってのものだった。中盤に人数をかける変則フォーメーションを試してもいるが、ポゼッションが上がっているわけでもなく実効的成果は疑わしいと言わざるを得ない。唯一クロス数はトップだが、もともとチーム戦術としてサイドアタックを指向していないのにこの結果というのは興味深い。ただそのサイド攻撃も、前線にタワー型がいてこそある程度機能し、相手に脅威と映るのであって、それもない状態ではただ無駄にクロスを上げているだけ、と取られても仕方ないところだろう。
守備面で見ると、さらに厳しい数字が並ぶ。ボールタッチを多く相手に握られており、上げられ、通されたパス、クロスさらに被枠内も最多。これでよく無失点、と思わされるが被シュートはWBL、TLSと並んで相手に打たせていない。これは高いラインでDFと下がり目のMFが連携して相手がシュートを打つ前に止めていることを示唆している。また、クロスも上げられているためサイドの守備も放置しているが、上げられた後のケアが利いていてフィニッシュを許していない、という事でもあろう。ただ、高いライン設定ゆえにその裏を抜かれてしまうと無人の荒野で、無防備にシュートを打たれており、被枠内シュートの多さはそれを物語っている。この枠内で無失点のキーパー鞠川は賞賛されてしかるべきだが、組織的な守備が疎かになっている現状は決して誉められたものではない。
(拾)
やっと終わりの第8回目SSS。
シュート | 18(5) | 被シュート | 14(6) |
うち枠内 | 5(6) | 被枠内 | 8(3) |
PK | 0(2) | PK | 0(2) |
FK | 18(4) | 与CK | 3(1) |
CK | 1(7) | 与ボール タッチ | 672(3) |
ボール タッチ | 649(5) | 被パス | 430(1) |
パス | 383(5) | 被クロス | 56(1) |
クロス | 55(1) | 成功数 | 413(1) |
成功数 | 375(5) | 与パスカット | 73(7) |
パスカット | 92(3) | オフ サイド | 4(2) |
ファウル | 14(7) | ||
オフ サイド | 1(4) | ||
得点 | 1(7) | ||
失点 | 0(8) |
一勝一分け、負けなしで2試合を終えているが攻撃面では数字的に厳しい物が並んでいる。シュート数、枠内、ボールタッチ、パスと全ての面で平均以下とあっては一勝したのも偶然に近い、というかセットプレーからの一点を守ってのものだった。中盤に人数をかける変則フォーメーションを試してもいるが、ポゼッションが上がっているわけでもなく実効的成果は疑わしいと言わざるを得ない。唯一クロス数はトップだが、もともとチーム戦術としてサイドアタックを指向していないのにこの結果というのは興味深い。ただそのサイド攻撃も、前線にタワー型がいてこそある程度機能し、相手に脅威と映るのであって、それもない状態ではただ無駄にクロスを上げているだけ、と取られても仕方ないところだろう。
守備面で見ると、さらに厳しい数字が並ぶ。ボールタッチを多く相手に握られており、上げられ、通されたパス、クロスさらに被枠内も最多。これでよく無失点、と思わされるが被シュートはWBL、TLSと並んで相手に打たせていない。これは高いラインでDFと下がり目のMFが連携して相手がシュートを打つ前に止めていることを示唆している。また、クロスも上げられているためサイドの守備も放置しているが、上げられた後のケアが利いていてフィニッシュを許していない、という事でもあろう。ただ、高いライン設定ゆえにその裏を抜かれてしまうと無人の荒野で、無防備にシュートを打たれており、被枠内シュートの多さはそれを物語っている。この枠内で無失点のキーパー鞠川は賞賛されてしかるべきだが、組織的な守備が疎かになっている現状は決して誉められたものではない。
(拾)
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