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Posted by - 2024.05.08,Wed
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Posted by Akira Hirota - 2009.04.10,Fri
4月11日(土) 14:00 駒沢オリンピック競技場

DGG×KSF

DGG
スタメン
GK01 ノート・バンク
DF16 天王寺蘭子
DF14 鏡魅羅
DF13 白鳳院綾乃エリザベス
MF02 祇条深月
MF26 高宮祥子
MF24 松山美咲
MF09 安井舞美
MF28 周麗華
MF22 鹿島静花
MF27 ニーナ・キーロフ

リザーブ
GK08 本郷路美紗
DF32 龍宮寺麗美
MF11 伊達美里
MF31 菊池希美
MF15 小和田奈々
FW12 中山玲子
FW21 高城麗子


KSF
スタメン
GK01 ヨーコ・小杉
DF02 原素子
DF03 森精華
DF08 栗原渚
DF05 梶原空
MF06 館林見晴
MF27 佐倉朋美
MF21 矢加部陽子
MF10 芝村舞
FW26 久志原美紀
FW11 田代香織

リザーブ
GK23 五条砂緒
DF16 加藤祭
DF19 空閑木陰
MF20 鳥飼葉月
MF22 結城蘭
FW09 壬生屋未央
FW07 新井木勇美


4月11日(土) 16:00 春日市陸上競技場

SSS×MTS

SSS

スタメン
GK01 鞠川奈津江
DF04 山本るりか
DF03 舞・アレックス
DF02 加藤美夏
DF07 御手洗清子
MF14 山崎竜子
MF10 牧原優紀子
MF36 秋穂みのり
FW26 伊藤亜紀
FW16 豊田可莉奈
FW25 キャシィ・ワイルド

リザーブ
GK12 山下志津香
MF08 沢渡ほのか
MF21 谷由利佳
FW11 新井聖美
FW13 寿美幸
FW17 嵐崎円
FW49 春日つかさ


MTS

スタメン
GK30 葵華月
DF03 泉久美子
DF24 葵美月
DF02 新藤景
DF05 新藤千尋
MF21 高取茜
MF07 朝倉道子
MF22 高取山吹
MF20 高取葵
FW11 綾小路美幸
FW25 葵奈月

リザーブ
GK01 綾小路公子
DF26 橘香澄
MF06 織倉真奈美
MF19 織倉香奈
MF23 橘美里
MF32 朝倉街子
FW09 泉世津子


4月11日(土) 18:00 札幌ドーム

SNA×IGZ

SNA

スタメン
GK01 熊野愛子
DF05 社流音
DF04 催馬楽笙子
DF03 桜町由子
MF15 猪飼ヒフミ
MF16 愛田めぐみ
MF07 七尾つばさ
MF26 北野スオミ
MF10 ターニャ・リピンスキー
FW18 左京葉野香
FW09 滝沢馨

リザーブ
GK19 朝比奈京子
DF06 椎名薫
MF02 春野琴梨
MF08 桜井真美
MF21 林恭子
MF23 鷹村このみ
FW25 鈴鹿アキヲ


IGZ

スタメン
GK17 三沢はるか
DF23 御堂まどか
DF16 朝倉そよぎ
DF09 高島あさひ
DF28 七瀬ちづる
MF03 冬月あや
MF11 戸塚いずみ
MF04 桜井ゆきえ
MF10 宮村みやこ
FW15 桑原いずみ
FW22 三越さくら

リザーブ
GK32 藤村さおり
DF18 瑞雲しずく
DF27 鈴木めぐみ
MF29 神原のどか
MF30 千歳さとみ
FW13 神藤ゆりか
FW31 柴田はつみ



(TM's GOAL)
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Posted by Akira Hirota - 2009.04.05,Sun
第1節第3試合
SNA×IGZ

SNA選手コンディション

絶好調 好調 不調 絶不調 負傷中
猪飼ヒフミ 熊野愛子 原田明理    
朝比奈京子 椎名薫      
愛田めぐみ 桜町由子      
桜井真美 社流音      
七尾つばさ 里中梢      
左京葉野香        
林恭子        
白石果鈴        


ボランチの原田が不調な他は上手く仕上げて来た。椎名、桜町、社に熊野と守備陣は軒並み好調で守備面の不安はない。攻撃陣では林、左京を滝沢の相方に持ってくる選択はありそうだ。


IGZ選手コンディション


絶好調 好調 不調 絶不調 負傷中
高島あさひ 三沢はるか 本田みすず    
七瀬ちづる 宮村みやこ      
藤村さおり        
鈴木めぐみ        
瑞雲しずく        
神原のどか        
千歳さとみ        

 

スタメン右サイドバックの本田が不調、絶好調の七瀬をそこに据えるだろう。左サイドバックの高島も絶好調でサイドバックの押し上げは期待できそうだから、好調な宮村の展開力と上手く融合させてゴールを目指す。


第1節第4試合
FGR×HSS

FGR選手コンディション

絶好調 好調 不調 絶不調 負傷中
篠原綾子 牧村南 若林薫    
水尾瀬里菜 青野静果      
猪名川由宇 牧野泉      
伊東小麦 中本静      
竜崎陽子 保坂美由紀      
麻生雫 浅井真弓      
有沢志穂 橘吹雪      
セシル・ポンド        
藤倉桃子        
常磐聡美        


絶好調、好調の選手があまりに多くスタメン決定に大いに迷いそうだ。伊東、猪名川のスピードでかき回すツーシャドーもいいし、ポンド、中本のテクニックに託すのもいい。その前で体を張る竜崎も絶好調と選択肢には事欠かないだけに、選手起用も含めた采配はとても大事になる。


HSS選手コンディション

絶好調 好調 不調 絶不調 負傷中
森村恭子 松明屋紅葉      
上遠野文絵 御前静      
飯山みらい 星野明日香      
明星スミレ        
ルルーラ・フラン        


FGRと比べると数では見劣りするが両サイドバック森村、松明屋が好調、上遠野、明星に御前、星野も好調と決して負けてはいない。スピードでかき回して上遠野、の流れに持ち込みたい。


(拾)
Posted by Akira Hirota - 2009.03.31,Tue
第一節第一試合
DGG×KSF

・DGG選手コンディション

絶好調 好調 不調 絶不調 負傷中
ノート・バンク 鏡魅羅      
天王寺蘭子 祇条深月      
伊達美里 高宮祥子      
本郷路美紗        
小和田奈々        


開幕戦とあって疲労、負傷を抱える選手はない状態。主力ではGKバンク、DF天王寺が絶好調で鏡が好調、下がり目での起用が多い祇条、高宮ともに好調であることを考えれば守備面ではいい勝負ができそう。反面、KSFとの力関係を考えると攻撃陣には相当な奮起が必要。


・KSF選手コンディション

絶好調 好調 不調 絶不調 負傷中
館林見晴 ヨーコ・小杉      
芝村舞 原素子      
田代香織 久志原美紀      
森精華 春日野日和      
加藤祭 空閑木陰      
鳥飼葉月 壬生屋未央      
石津萌 新井木優美      
氷室風 藤沢夏海      
結城蘭        


こちらも負傷、不調はないが主力に絶好調が多い。小杉、原、森といったGK、DFはもちろんだが田代、芝村が絶好調に久志原も好調は好材料。敗れたチャレンジカップ一回戦で短い時間ながら輝きを見せた空閑、出番に飢える新井木などは後半からの投入になりそうだ。


第一節第二試合
SSS×MTS

SSS選手コンディション

絶好調 好調 不調 絶不調 負傷中
舞・アレックス 鞠川奈津江     並木智香
山崎竜子 加藤美夏     (6月復帰見込)
キャシィ・ワイルド 御手洗清子      
山本るりか 牧原優紀子      
秋穂みのり 嵐崎円      
寿美幸        


絶好調・好調を基準にスタメンを決めるSSSだが、負傷の並木を除くとスタメンと思しきメンバーがほぼ絶好調か好調であるためスタメンは読みやすい。ただチャレンジカップで威力を発揮した豊田、伊藤の両ウイングはどちらも普通、とあって起用に踏み切るかどうか。寿はスーパーサブに置いておく方が生きるだけにスタメンはないと見る。


MTS選手コンディション

絶好調 好調 不調 絶不調 負傷中
葵華月 高取葵      
新藤千尋 相本美花      
新藤景 朝倉街子      
朝倉道子        
綾小路美幸        
葵奈月        
織倉真奈美        


アウェーとなるが綾小路(美)、葵(奈)といった攻撃陣の主力が絶好調は好材料。ボールを配給する朝倉(道)、サイドの新藤姉妹もそろって絶好調といい材料はそろっている。前半を凌げばホームで格上、さらに公式リーグ戦開幕戦未勝利のSSSは浮足立つはずで、そこに上手く付け込みたい。



 
Posted by Akira Hirota - 2009.03.30,Mon
試合結果はこちら

・SSSは並木の負傷に加えアレックス、牧原、新井といった主力選手が軒並みベンチ外。好調な選手を積極的に起用すると明言した如月監督はそれを守ったが、好調ではあるものの今季初スタメンという選手も多く、博打といわれても仕方がないところ。バックラインは右から御手洗、山本、山崎、松田とここまでの2試合でDFを務めたのは山本一人のみと連携に不安を残す。動いて来たのはHSSも同様で、左サイドバック森村を下げてストッパーの綾瀬を回し、楠をストッパーに抜擢。これは取りも直さず新井、ワイルドといった選手の高さ対策であり、守備に強い綾瀬をサイドバックに配するのは豊田、伊藤の突破に備えてのものか。これまで猛威を奮っているSSSのサイドアタックを封じてしまえば牧原不在のSSS中盤は機能不全を起こすはずで、そこに付け入る隙を見い出したい。攻撃面では好調なFW登録の星野を右ハーフに起用、積極的に飛び出させることでチャンスメークを担わせるのはもちろん、前を狙わせることでSSSサイドアタックの出足を鈍らせる意図も当然あるだろう。
試合の方は開始早々にSSS守備陣の連携の不備を突き、HSSがSSSゴールを脅かしたが、これを凌ぐとSSSは早い切り替えからサイドの裏にボールを入れる路線を取り戻し、豊田・伊藤の突破が目立ち出す。HSSもカウンターから星野が度々シュートを放つが互いに決定機を迎えないまま26分。ボールを受けた難波が外へ切り返すと見せて内へ抜けエリア近くまで突破、左へ流すパス。エリア外から犬塚がこれを低い弾道のミドル、ゴール右隅に決まってSSS先制。後半になって柿崎、長島と投入してHSSは活性化を図ったがペース自体は変わらずSSS主導で動き、後半40分の星野渾身のミドルも鞠川に弾かれて万事休す。
SSSはメンバー的な不安を一掃する勝利、「能力よりコンディション」を実践してみせた。このメンバーで勝てたことは選手層の底上げにも繋がるはずで、ただ優勝したという事実に留まらない価値を持つだろう。
HSSはゲームプランが間違っていたわけではなく、実際サイドアタックからの失点は許していない。ただ牧原不在の中盤を抑え切れなかったことも事実で、選手層から来る差はもちろんあるが、「負けないサッカー」を追求するならセンターに小暮でなく大羽を起用するなどして守備を徹底する必要はあったかもしれない。


(拾)
Posted by Akira Hirota - 2009.03.29,Sun

3/29 11:00 Kick Off 国立競技場

 
春日スプリングサンズ

GK 1 鞠川奈津江
DF 4 山本るりか   
DF 14 山崎竜子   
DF 7 御手洗清子   
DF 15 松田麗美   
MF 36 秋穂みのり   
MF 20 難波花梨   
MF 19 犬塚さおり   
FW 26 伊藤亜紀   
FW 16 豊田可莉奈   
FW 17 嵐崎円 
 
リザーブ  
GK 12 山下志津香   
DF 6  星乃結美   
DF 18 青葉林檎   
MF 21 谷由利佳   
FW 49 春日つかさ   
FW 13 寿美幸   
FW 25 キャシィ・ワイルド 


南風原シューティングスターズ

スタメン  
GK 1 見和麗   
DF 5 楠忍   
DF 3 源舞由紀   
DF 2 松明屋紅葉   
DF 4 綾瀬未緒   
MF 10 舞木静   
MF 15 小暮由佳   
MF 13 星野明日香   
MF 17 御前静   
FW 9 上遠野文絵   
FW 25 明星スミレ 

リザーブ  
GK 23 バーバラ金城   
MF 6 大羽音夢   
MF 24 森村恭子   
FW 21 具志堅洋子   
FW 39 長島茂子   
FW 26 神楽姫子   
FW 11 柿崎涼子 


(TM's GOAL)

Posted by Akira Hirota - 2009.03.23,Mon
決勝戦プレビュー


選手のコンディション
SSS
 
(負傷)
青葉 加藤 並木
ワイルド 伊藤 牧原  
春日 嵐崎    
山下 山崎    
難波      
寿      
犬塚      
御手洗      
山本      

HSS
負傷
綾瀬 源舞 柿崎  
小暮    
明星      
長島      
星野      



SSSは絶好調の選手が多く、スタメンを組むのにもある意味「うれしい悲鳴」と言えそうに見えるが、そのほとんどが前線の選手で、全員をスタメン起用というのは難しい。また、牧原と加藤が不調、並木も怪我で出場は回避の見込み。「そのときパフォーマンスのいい選手がベストメンバー」が基本方針のSSSとはいえ、加藤・並木の両サイドバック、司令塔牧原を同時に欠く形にするのは度胸のいるところ。松田、星乃、沢渡らを充てれば済むとはいえるが…
対照的にHSSは絶好調・好調の選手はSSSに比して少ないものの、源舞・綾瀬のDFラインが好調をキープしているのは朗報。柿崎の使いどころが難しいが、ラッキーガール御前も健在であり、スピードがあり絶好調の星野や長島をサイドに使ってかき回す選択はあるだろう。豊田・伊藤の両サイドで縦の突破を図るSSSに対しても、怖じずにその裏を突いて押しこみ、勝機を掴みたい。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2009.03.17,Tue

攻め切る姿勢、貫徹。SSS、後半で試合を決める


試合結果はこちら

準決勝第一試合はSSSとIGZ、IGZは注目の宮村が絶好調のスタメンで期待が高まる。
得点にこそ至らなかったもののIGZは開始直後からDF裏を執拗に狙ってたびたびGKと一対一の決定機を作り出し、宮村を中心に攻撃を構築。対するSSSはシンプルにサイドに叩いて折り返し、お互い相手ゴール前にボールを運ぶシーンが目立ったが得点の推移はなく前半終了。後半になってSSSは並木が負傷退場、松田投入と思われたところだが如月監督の選択は春日。さらに豊田をSBの位置に下げることで左サイドをより攻撃的にし、これが実を結ぶのが後半17分。投入直後の谷が右を抜けてクロス、待ち受けた春日の右足ボレーでSSS待望の先制点。10分後には左で起点となった春日を豊田がフォロー、上げたクロスを新井が頭で押し込んで追加点。さらに10分後にはCKから新井がこの日二点目を上げ、終わってみれば差がついたゲームとなった。
SSSは谷、春日とリザーブの選手が結果を出しており、選手層の厚さを感じさせた。ただ前半のエンジンの掛かりは気になる所で、開始10分前後のIGZの決定機のいくつかが決まっていればどう転んでいたかはわからない。DFライン、特にラインコントロールの部分で未だ盤石とは言い難く、小野寺の存在の大きさを改めて感じさせた。並木の負傷も長引くようで懸念どころ。
IGZは前半に可能性を感じさせたが、得点できず後半で寄り切られた。好調の宮村もよく利いていいパスを繰り出していたが、最後の一線で局面を打開しきれなかった。


WOM:春日(SSS)
膠着した戦況を打開する先制ゴール、その後も左サイドで攻撃の起点となり続けた。



ラッキーガール、未だ健在。HSS一点を守り切る

試合結果はこちら

第二試合はFGRとHSSの一戦。抽選の偶然だがホームグラウンドの福井テクノポートで試合が出来るFGRはこのアドバンテージがいい方に出るか、先の試合を延長まで戦った影響の方が強いか?HSSは先の試合で大当たりだった御前は好調をキープ、期待がかかるところだがFW陣も結果を見せたい。
試合は序盤からHSSは柿崎、FGRは竜崎があわやGKとの一対一を作り出しており、お互いDFの裏を狙う意図が見て取れる。その中でもHSSは御前が高い位置でキープ、左サイドの仕掛けを活性化。先取点も前半29分、この形からで左に開いた御前に呼応してオーバーラップ、前を向いた森村からのスルーパスに大外から御前が走り込んでフリーで受け、左足で振り抜くゴール。後半になってFGRは猪名川、竜崎を中心に攻め立て、HSSゴールを度々脅かしたがゴールを割るには至らず、HSSが逃げ切って決勝進出を決めた。

WOM:御前(HSS)
二試合続けばもはやラッキーではない、実力だ。決勝でもその実力を発揮したい。


(拾)
Posted by Akira Hirota - 2009.03.17,Tue
・SSS×IGZ

準決勝第一試合はSSSとIGZの対戦。どちらも対戦相手をほぼ一蹴といえる状態で勝ち上がっており、真っ向勝負の期待が高まる。
SSSは新井に好調の兆し、伊藤も引き続いて好調をキープ。前線は一回戦を踏襲か。アレックスの調子が落ち気味なためDFラインに松田あたりの起用はありうる。2得点のワイルドだが練習では不調、先発は微妙な線。今までの実績から考えても新井の線が強い。
IGZは御堂の調子が上がらず、DFラインの編成に苦心しそう。瑞雲が絶好調なため、やや身長は低いが(162センチ)、出足とテクニックを買っての起用はあるかも。攻撃陣は主力桑原が不調なのは懸念材料だが、先の試合での得点で気をよくしたか宮村が絶好調。下で支える戸塚も好調をキープ、チャンスの質を高めて勝負したい。


・FGR×HSS

熾烈な一戦を制したFGRと幸運を掴んで波に乗るHSS。アリとキリギリスにも似た対比だが凱歌はどちらに。
FGRは中本を全治2週間の負傷で欠き、さらに神崎と若林の調子が上がらず。DFラインは好調な本城の起用が濃厚で、あとは神崎の代役が悩みどころだが、石川が好調なため、田辺との両翼で縦に仕掛ける形を作るか。HSSは御前、舞木のヒロドリコンビは好調をキープ。柿崎が調子を落としているが他に不調な選手は見当たらず、ほぼ死角のないスタメンが組めそう。柿崎を代えるなら三越、神楽あたりか?ラインコントロールに長けるFGR守備陣をスピードでかき回したい。
守備的に戦った先の試合で、空気を読めないかのように突破を繰り返していたFGR田辺と、HSSでたびたびサイド突破を決めていた左サイドバック森村で繰り広げられるサイドの攻防がそのまま試合の趨勢を決するだろう。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2009.03.15,Sun

TMリーグの実力、発揮。SSS寄り切る


試合結果はこちら

チャレンジカップ第一試合は降格のSSSと北海道SNAの対戦。SSSは前線に豊田を起用は昨年からのパターンだが、今回はそれに加えて新加入の伊藤を右に抜擢。小野寺が抜けて注目のDFには山本とアレックスを並べた。SNAもほぼベストメンバーだが、絶好調の勢いを買って田中を右サイドで起用。スピードでサイドを切り裂こうという意図がお互いに見て取れる。
試合の立ち上がりはSSSペース、両サイドを執拗に突くがSNAもそこは織り込み済みか、決定的なクロスを上げる局面が少なくゴールを割るには至らない。SNAは前半でリピンスキーを負傷退場で欠き、これも戦況に微妙な影を落とす。残り15分が見え、そろそろスコアレスドローをお互い意識する辺り。途中投入の春日が左を突破、上げたクロスをこれも途中投入のワイルドが頭で合わせてSSS先制。6分後にはゴール前の混戦から零れたところをワイルドが決めて追加点、試合を決定づけた。
SSSは新加入のワイルドに目処が立ったことは大きいが、前半の拙攻は課題。サイドの突破が上手く決まらず、中央の新井は自身でシュートを打たずサイドから中に切れ込む豊田、伊藤を使ってシュートを打たせる場面が多かったが、求められている役割はそれではないはず。
SNAはスピードのある田中を起用してサイドから仕掛ける意図だったが、豊田の積極的な仕掛けで守備に忙殺されてしまい攻勢を削ぐ結果となってしまった。押し込まれている中では困難なことだが、縦に早く仕掛ける意識が欲しい。

WOM:キャシィ・ワイルド(SSS)
途中投入で決勝点を含めるドゥッピエッタ。スコアレスドローの不安を一掃した。



エース不在の翳、なし。IGZ準決勝へ


試合結果はこちら

第二試合は東北の雄IGZと首都チームDGGの対戦。IGZはエース宮村が不調でベンチスタート、神藤をその位置に据えてシステムはあえて変えない形だったのは宮村途中投入を見越してのことか。DGGは安井、織田をベンチスタートでこちらも後半勝負の意図が見える。
宮村不在が懸念されていたIGZだったが、前半27分。エリア付近で戸塚がルーレットから浮かせた左脚のパスを桑原が頭で押し込んで先制。DGGは個々のスキルはあるが、アタッキングサードでボールが繋がらず、エリア付近でのフィニッシュに持って行けない流れが続いてしまう。後半28分には引いて受けた柴田の絶妙な浮きスルーを途中投入の宮村が判断よく飛び出して左足で決め、試合を決定づけた。
IGZは宮村不在にあっても3ボランチが守備に拘泥せず積極的に前線へ飛び出し、先制点も戸塚の個人技からと宮村だけではないところを見せる。その宮村も途中出場でゴールを挙げ、これ以上ない形での勝利といえる。
DGGはフィニッシュまで至れなかったのも痛いが、先制点はDFの目測ミス、追加点もキーパーの判断がよければ防げことを考えると、ディフェンス時の連携と集中に問題があるかもしれない。

WOM:戸塚いずみ(IGZ)
宮村頼みの風潮も立ち掛けていたチームにあって、高いスキルを発揮。ルーレットから左足の浮きスルーは圧巻だった。



正に、堅忍不抜。FGRゲームプラン完遂


試合結果はこちら

KSFは不調の矢加部をベンチスタート、代わりに連携のいい「涼風」コンビを中盤で起用。芝村、田代、久志原と前線のタレントも好調をキープ、優勝候補に相応しい試合を見せられるか。FGRは神崎が不調、代役は中本。チームカラーから考えても辛抱を求められる試合展開となりそうだ。
下馬評どおりに序盤からKSFが押す展開、前線・中盤のみならず両サイドバック栗原、梶原も高い位置から仕掛けを続けてFGR守備にプレッシャーを掛けるが、GK篠原を中心によく耐え凌いでゴールを許さない。前半30分と早い時間帯で中本が負傷退場と更なるディスアドバンテージを強いられるFGRだったが、とうとう90分持ち堪えて延長へ。延長でもKSFの攻勢は続いたが、延長前半終了間際。カウンターから竜崎がDF2人置き去って綺麗に飛び出し、キーパーの動きも冷静に見極め数少ないチャンスを決め、FGRが先制。延長後半、KSFはさらに攻め立てるが、6分芝村のミドルは枠の外、7分空閑のミドルはクロスバーに嫌われ。さらに11分には左に流れた芝村のクロスに合わせゴール前に詰めた空閑、至近距離のシュートを放つがこれは篠原のビッグセーブに遭い、万事休した。
KSFはある意味ゲームプラン通りに押し、圧倒したがフィニッシュに精度を欠いたか。田代、久志原もよくシュートを放ったが肝心なところで枠に行っていない印象は強い。ただ両サイドバックも含め、攻撃の意識は高くこの試合が続けられるならリーグ戦でも上位を伺うだろう。
FGRは中本の負傷というファクターを背負いながら方針をぶらさず、青野・水尾でバイタルを埋めて肝心なところで相手に自由を与えなかった。


WOM:篠原綾子(FGR)
決勝点の竜崎、フルタイムでバイタルを守り続けた青野も捨て難いが、120分の長時間ゴールマウスを守り続けた篠原に。延長後半11分の空閑の右足シュートはまさにビッグセーブ、勝利を手繰り寄せた。



ラッキーガール、登場。HSS勝ち切る


試合結果はこちら

HSSはほぼベストメンバーだが、絶好調の明星を織田桐に代えて起用。仕掛けて来たのはMTS、バックラインを相本4姉妹で組んできた。連携ならば完璧だがさてどう出るか?
試合は前半3分、松明屋のクロスは滑り込んだ舞木の脚には合わずバウンド。続けて跳び込んでいた御前のヘッドは空振った形だったが、着地したところにボールが合ってこれがゴール。意外な形でHSSが先制した。MTSは朝倉(道)を中心に攻撃を構築、積極的にボールを動かしたがゴールを割ることができず。後半11分には左に流れた御前のクロスを舞木が頭で押し込んでHSSに追加点。この後もMTSの反撃を封じてHSSが準決勝へ駒を進めた。
HSSは舞木が前線へ飛び出す頻度が極めて高く、今回は先制点に繋がっている。ただバイタルが空き易くなるリスクは常に孕んでおり、そのあたりのリスク管理が出来ているか、という心配はしておくべき。ただ短期決戦で御前というラッキーガールが登場したのは大きい。
MTSは早い時間帯での失点でゲームプランが狂う結果となってしまったが、決定力不足は考慮すべき問題かもしれない。

WOM:御前静(HSS)
1G1Aは文句なし。先制点はラッキーゴールだったが、それも前線へ詰める積極性あってこそのもの。チャレンジカップに輝く「流星」となるか?


(拾)
Posted by Akira Hirota - 2009.03.11,Wed
・SSS×SNA

不祥事によりチャレンジリーグに降格したSSS、初の公式戦はSNA。一回戦とあって不調な選手は見当たらず、中でも今季より加入の伊藤、ワイルドは絶好調でスタメン起用がありそう。ただ、伊藤はDF登録ながら守備陣と併せて練習する局面は見られず、昨季の豊田のように前線で起用する線が濃厚。豊田、伊藤の両翼で真ん中に新井、あるいは新加入のワイルドという前線になるだろう。SNAとは浅からぬ因縁のある沢渡も好調で、先発はあるか。
SNAも不調な選手はおらず、エース滝沢とコンビを組む茜木は好調をキープ。練習では田中が絶好調で再三いい動きを見せており、森永監督も「短期決戦にはラッキーガールがつきもの」と起用には前向きな模様で、トップリーグ何するものぞ、と鼻息も荒い。高さ・強さなら勝負になる3バックでSSSの攻勢を凌ぎ、スピードのある田中からチャンスを作りたい。


・IGZ×DGG

IGZはエースの宮村が不調でスタメンは微妙。好調の神藤を代わりに持ってくることが予想されるが、宮村と同等のパフォーマンスは難しいだろう。宮村を「王様」に据える3ボランチの4-3-1-2が基本の形だが、その宮村がスタメン回避となると多少弄ってくる可能性はある。破壊力ならリーグ随一のツートップ、桑原と柴田のコンビに当たりが欲しい。
一方DGGは体格がよくテクニックの確かな選手が多いが、ハードワークの意識はやや薄い。このメンバーにあって周、あるいは安井という動いて受けられる選手は貴重だが、二人を先発させると局面を打開する手が乏しくなることもあって考えどころ。好調な鹿島や織田を使う線は十分にある。



・KSF×FGR

優勝候補とも目されるKSFは森、春日野というストッパーが不調を囲っているのがやや不安だが、原と神谷のコンビは好調でこの二人は先発だろう。田辺、氷室の「涼風」コンビも絶好調で、矢加部・佐倉に代えての起用はありそう。注目の芝村も好調をキープしており期待がかかる。
FGRとしてはまず守りから入る形になるのは避けられないところで、カウンターからの一発に活路を見い出す。神崎がやや調子を落としているが中本が好調で、左での起用があるだろう。シャドーは伊東と猪名川だが、藤倉の調子もよく、ここで起用する線はあるかもしれない。


・HSS×MTS

HSSはツートップの一角をなす柿崎のコンディションが上がらず気がかり。神楽あたりを代わりに持ってくる選択肢がないこともないが、神楽のスピードは後半に投入した方が生きそうでもあり悩みどころ。ディフェンスラインは特に不調な選手もおらず、安心して任せられそう。中盤では明星、小暮の状態がよく御前や舞木もうかうかしていられない。
MTSは攻撃力で劣る部分が否めないため、前線のチョイスは慎重にならざるをえないところだが泉(世)、朝倉(街)のツートップはコンディション良好で、ここに葵(奈)、朝倉(道)が上手く絡む形を作りたいところ。



(拾)
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