TMリーグ唯一、TMFA公認サッカー新聞!!
Posted by Akira Hirota - 2007.06.09,Sat
FCH×WBL
・まだ第4節とはいえ、このカードが最下位争いになると予測できた人は多分いないであろう。こちらも注目の一戦だ。
FCHはこの試合がホーム開幕、勝って流れを変えたいがここ2試合連続で3失点。特に前回はいいように裏を取られたこともあり、足元とスピードに難があるシャルポアを外し神条、来須で脇を固める3バック。前線は藤崎に攻撃の指揮を取らせ、両ウイング、あるいは藤堂に質の高いボールを配球させる狙い。あとはこのところ静かな藤堂の爆発を待つ。
WBLは前節GK八重をDFラインに抜擢、無失点ということもあって一応の成功を見たともいえるが、攻撃面では終始主導権を握られており、良化の兆しがないのが問題。光明は井上の復帰で、トップに桜井、後藤の組み合わせ。後藤は左に、右はやや低くに神戸を張らせサイドを抉らせる狙い。ただ、今記念杯ではWBLに限らずだが、サイド攻撃が目立った効果を発揮していないのは気になるところ。
SKU×EWI
・毎回新陣形を引っさげるSKU、今回は祝融でEWIを迎え撃つ。
TMリーグのある意味名物となった趣もあるSKUの陣形、今回は縦深陣の2バック。2バックといえばサイドが弱点になるところで、この祝融はそのサイドをバッサリ切り落としているのが特徴。おそらくサイドに流れられ、山のようにクロスを浴びせられるが、真ん中を麻生、新堂で固めてシュートを封じ込む狙い。攻撃はツートップにウイングとして鬼澤、来須のやんちゃな二人を起用。サイドに流れる動きからシュート力だけならキャノン級の一文字が上がって決める、というパターンが浮かび上がってくる。
EWIは九州シリーズ2試合目。前節敗れたものの残り5分切ったところで追いつくという粘り腰を見せ、地力を見せ付けたが今回はその「Lightning」陣形は封印、攻守によりバランスを取る「Stars」を選択。それもWボランチの復帰があればこそで、ようやくベストメンバーを揃えられるのが最大の強み。首位戦線に踏み止まるためにも大事な試合となる。
(拾)
・まだ第4節とはいえ、このカードが最下位争いになると予測できた人は多分いないであろう。こちらも注目の一戦だ。
FCHはこの試合がホーム開幕、勝って流れを変えたいがここ2試合連続で3失点。特に前回はいいように裏を取られたこともあり、足元とスピードに難があるシャルポアを外し神条、来須で脇を固める3バック。前線は藤崎に攻撃の指揮を取らせ、両ウイング、あるいは藤堂に質の高いボールを配球させる狙い。あとはこのところ静かな藤堂の爆発を待つ。
WBLは前節GK八重をDFラインに抜擢、無失点ということもあって一応の成功を見たともいえるが、攻撃面では終始主導権を握られており、良化の兆しがないのが問題。光明は井上の復帰で、トップに桜井、後藤の組み合わせ。後藤は左に、右はやや低くに神戸を張らせサイドを抉らせる狙い。ただ、今記念杯ではWBLに限らずだが、サイド攻撃が目立った効果を発揮していないのは気になるところ。
SKU×EWI
・毎回新陣形を引っさげるSKU、今回は祝融でEWIを迎え撃つ。
TMリーグのある意味名物となった趣もあるSKUの陣形、今回は縦深陣の2バック。2バックといえばサイドが弱点になるところで、この祝融はそのサイドをバッサリ切り落としているのが特徴。おそらくサイドに流れられ、山のようにクロスを浴びせられるが、真ん中を麻生、新堂で固めてシュートを封じ込む狙い。攻撃はツートップにウイングとして鬼澤、来須のやんちゃな二人を起用。サイドに流れる動きからシュート力だけならキャノン級の一文字が上がって決める、というパターンが浮かび上がってくる。
EWIは九州シリーズ2試合目。前節敗れたものの残り5分切ったところで追いつくという粘り腰を見せ、地力を見せ付けたが今回はその「Lightning」陣形は封印、攻守によりバランスを取る「Stars」を選択。それもWボランチの復帰があればこそで、ようやくベストメンバーを揃えられるのが最大の強み。首位戦線に踏み止まるためにも大事な試合となる。
(拾)
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Posted by Akira Hirota - 2007.06.09,Sat
HAN×TLS
・目下3試合連続でスコアレスドローのHANがホームにTLSを迎える一戦。両チームは初顔合わせとなる。
HANは前回WBL戦でアウェーながらほぼボールを支配して主導権を握れており、内容的には良化の兆しがあるもののやはりフィニッシュの精度に難があった印象。今回はターンオーバーも見越してか高見、八重といった攻守のキーマンが先発から外れており、攻撃では相沢、西本のサイドからの仕掛け、守備では八重不在のDFラインを藤堂がどれだけ仕切れるかに注目。相手が守備的ということもあって一定以上の割合でボールは回せるであろうから、問題はその先だ。
TLSはトップを挿げ替えただけで臨む。主軸の牧原は好調を持続しているが、牧原への依存度が高いのがこのチームの問題点の一つ。またそれゆえにチーム内での牧原の発言力が高いのだが。前節はSKUを降したが、開始早々のセットプレー。やはり攻撃的に振るのはチームが消化できていない模様で、スコアレスドロー上等の戦い方が基本になるだろう。
SSS×SCM
・桜花杯の決勝再びのカード。その時は劇的な展開と幕切れであったが今回はどうか。
SSSは変則4バックだが、前目の配置を少し弄りよりサイド攻撃に特化した形に。左サイドは美咲で、キープして野咲、秋穂の攻め上がりを待ち、右サイドの春日は運動量とスピードに任せて突破と左右に異なるタイプを配し的を絞らせない狙い。前節の好調を買って初スタメンの松岡だがやや荷が重いか?白雪がトップ下の位置をこなせるかどうかも注目で、エースである清水、中盤のキーマン御手洗不在の影響が懸念されるところ。
SCMは中盤に人数を掛ける3-6-1で「2バック対策」。3バックという布陣は今まであまり試しておらず、その部分をクリアできるかがまず第一のハードルとなる。守備的を明言する松原監督だが、高いライン設定はあくまで「殴り合い」を指向するためのもの。隙あらば神条、宗像といった違いを作り出せる選手の投入も視野に入れているのは疑いない。SSS同様、前節2得点の桐屋をトップに起用、前節の勢いを持ち込む狙いか。
(拾)
・目下3試合連続でスコアレスドローのHANがホームにTLSを迎える一戦。両チームは初顔合わせとなる。
HANは前回WBL戦でアウェーながらほぼボールを支配して主導権を握れており、内容的には良化の兆しがあるもののやはりフィニッシュの精度に難があった印象。今回はターンオーバーも見越してか高見、八重といった攻守のキーマンが先発から外れており、攻撃では相沢、西本のサイドからの仕掛け、守備では八重不在のDFラインを藤堂がどれだけ仕切れるかに注目。相手が守備的ということもあって一定以上の割合でボールは回せるであろうから、問題はその先だ。
TLSはトップを挿げ替えただけで臨む。主軸の牧原は好調を持続しているが、牧原への依存度が高いのがこのチームの問題点の一つ。またそれゆえにチーム内での牧原の発言力が高いのだが。前節はSKUを降したが、開始早々のセットプレー。やはり攻撃的に振るのはチームが消化できていない模様で、スコアレスドロー上等の戦い方が基本になるだろう。
SSS×SCM
・桜花杯の決勝再びのカード。その時は劇的な展開と幕切れであったが今回はどうか。
SSSは変則4バックだが、前目の配置を少し弄りよりサイド攻撃に特化した形に。左サイドは美咲で、キープして野咲、秋穂の攻め上がりを待ち、右サイドの春日は運動量とスピードに任せて突破と左右に異なるタイプを配し的を絞らせない狙い。前節の好調を買って初スタメンの松岡だがやや荷が重いか?白雪がトップ下の位置をこなせるかどうかも注目で、エースである清水、中盤のキーマン御手洗不在の影響が懸念されるところ。
SCMは中盤に人数を掛ける3-6-1で「2バック対策」。3バックという布陣は今まであまり試しておらず、その部分をクリアできるかがまず第一のハードルとなる。守備的を明言する松原監督だが、高いライン設定はあくまで「殴り合い」を指向するためのもの。隙あらば神条、宗像といった違いを作り出せる選手の投入も視野に入れているのは疑いない。SSS同様、前節2得点の桐屋をトップに起用、前節の勢いを持ち込む狙いか。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.06.02,Sat
TLS×SKU
・新規参入同士の対戦だがPSMを含めて実に3度目と、よく当たっている両チーム。ここまでの対戦成績はTLSの2勝だが、SKUも前節WBLを降して意気上がる所。
TLSはリーグ戦に関して今のところ未勝利と波に乗れておらず、このホームゲームを上昇の切欠にしたいところ。攻撃的に振りたい希望はあるようだが今のところ赤井はチームにフィットしているとは言い難い状況で、また準備期間の短さも否めないところからも慣れた守備的陣形に戻す模様。引き分けを拾いながら隙を狙って得点とあわよくば勝ち点を、のスタイルは幾許かのサッカーファンに失望をもたらすかもしれないが、チームの現状に沿った選択肢といえる。
SKUは毎度新陣形を試し一部ファンを楽しませているが、前回勝利を収めたが内容的には押されていた「誾千代戦法」を踏襲するかが注目。鬼澤、難波は好調を持続しており、SKU攻撃陣対TLS守備陣の構図が浮かび上がってくるが、一文字の不在が与える影響は気になるところ。登録メンバーに他の攻撃的MFが見当たらないため、システム自体を組みなおす必要があるか?
SCM×FCH
・桜花杯から実に7試合負けなし、失点わずかに2と抜群の安定感を誇っているSCMがホームにFCHを迎える一戦。
SCMは馴染んだ4-1-4-1だがサイドバックにレフティ七瀬を抜擢、神条と絡む左サイドからの崩しを狙う。前回はTLS相手にスコアレスドローだったため攻撃陣の奮起が期待されるところだが、ワントップには桐屋というチョイス。こと屈強さという観点ではリーグ随一と言っていいFCH守備陣を相手にどれだけ踏ん張れるかが鍵になる。
FCHは前節の大敗を受けてバルサシステムに振ってきた。前線は松浦に代えて陽ノ下、CFには藤堂というチョイス。今のところ佐野倉の穴は大きかった事実が浮き彫りになっているだけに、攻撃陣の奮起が期待されるところ。DFもシャルポア、鞠川のCBに右SBは橘を起用、攻め上がるよりは相手の上がりを抑える選択。右サイドの主導権争いがそのまま試合の結果に反映する気配が濃厚だ。
(拾)
・新規参入同士の対戦だがPSMを含めて実に3度目と、よく当たっている両チーム。ここまでの対戦成績はTLSの2勝だが、SKUも前節WBLを降して意気上がる所。
TLSはリーグ戦に関して今のところ未勝利と波に乗れておらず、このホームゲームを上昇の切欠にしたいところ。攻撃的に振りたい希望はあるようだが今のところ赤井はチームにフィットしているとは言い難い状況で、また準備期間の短さも否めないところからも慣れた守備的陣形に戻す模様。引き分けを拾いながら隙を狙って得点とあわよくば勝ち点を、のスタイルは幾許かのサッカーファンに失望をもたらすかもしれないが、チームの現状に沿った選択肢といえる。
SKUは毎度新陣形を試し一部ファンを楽しませているが、前回勝利を収めたが内容的には押されていた「誾千代戦法」を踏襲するかが注目。鬼澤、難波は好調を持続しており、SKU攻撃陣対TLS守備陣の構図が浮かび上がってくるが、一文字の不在が与える影響は気になるところ。登録メンバーに他の攻撃的MFが見当たらないため、システム自体を組みなおす必要があるか?
SCM×FCH
・桜花杯から実に7試合負けなし、失点わずかに2と抜群の安定感を誇っているSCMがホームにFCHを迎える一戦。
SCMは馴染んだ4-1-4-1だがサイドバックにレフティ七瀬を抜擢、神条と絡む左サイドからの崩しを狙う。前回はTLS相手にスコアレスドローだったため攻撃陣の奮起が期待されるところだが、ワントップには桐屋というチョイス。こと屈強さという観点ではリーグ随一と言っていいFCH守備陣を相手にどれだけ踏ん張れるかが鍵になる。
FCHは前節の大敗を受けてバルサシステムに振ってきた。前線は松浦に代えて陽ノ下、CFには藤堂というチョイス。今のところ佐野倉の穴は大きかった事実が浮き彫りになっているだけに、攻撃陣の奮起が期待されるところ。DFもシャルポア、鞠川のCBに右SBは橘を起用、攻め上がるよりは相手の上がりを抑える選択。右サイドの主導権争いがそのまま試合の結果に反映する気配が濃厚だ。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.06.01,Fri
EWI×SSS
・先の桜花杯一回戦のカード再び。星自体は一勝一敗の五分だったが、ホームで大敗を喫したこともあり、EWIはここでリベンジを果たしておきたいところだが。
EWIは開幕からまだ2試合ながら選手の故障に泣かされており、今回はダブルボランチの日向、綾崎が負傷により欠場が濃厚。登録メンバーで考えるなら早乙女、石橋ということになるが実戦での経験にやや不安がある、となればまだ場馴れしている井上、森下を並べるという選択もありだろう。ホームの利を得て攻撃的に、と考えるならむしろ理想的かもしれない。ただ連携面での難は否めないところで、復帰する陽ノ下、神戸、音無の活躍に期待をかける。
SSSは依然として2バックを崩さず。今のところ目立って大崩れはしていないが、やはり安定感に欠ける部分が非常に大きく予断を許さない。勢いに乗ると手が付けられなくなるだけに、先取点が勝負の分かれ目になる。
WBL×HAN
・開幕からともに勝ち星に恵まれない両チーム、ここを上昇の切欠にできるかが注目の的。
WBLは先の試合では内容的に遜色はなかったものの苦杯を舐め、さらに桜花杯から続く不調に、GK八重のCB抜擢という荒療治でカンフルを打つ。また前線には佐野倉、松浦のスピードコンビ、井上不在の司令塔には動ける朝日奈を抜擢、動いてのかき回しを狙う。八重個人は優秀なプレーヤーであるが、「八重のいないゴールマウス」が敵味方の心理面も含め、双方に与える影響は気になるところ。
HANは勝ち切れてこそいないものの守備陣は至って堅固で安定感のあるところを見せているだけに、上手く攻撃力の上積みを重ねたいところ。今回は1トップ2シャドーの形でサイドからの攻撃を狙うが、和泉、高見とも圧倒的なスピードでサイドを切り裂く、というタイプではないだけに彼女らのキープを起点にした後ろの押し上げ、攻め上がりといった部分を確実にこなせるかどうかが鍵になる。
(拾)
・先の桜花杯一回戦のカード再び。星自体は一勝一敗の五分だったが、ホームで大敗を喫したこともあり、EWIはここでリベンジを果たしておきたいところだが。
EWIは開幕からまだ2試合ながら選手の故障に泣かされており、今回はダブルボランチの日向、綾崎が負傷により欠場が濃厚。登録メンバーで考えるなら早乙女、石橋ということになるが実戦での経験にやや不安がある、となればまだ場馴れしている井上、森下を並べるという選択もありだろう。ホームの利を得て攻撃的に、と考えるならむしろ理想的かもしれない。ただ連携面での難は否めないところで、復帰する陽ノ下、神戸、音無の活躍に期待をかける。
SSSは依然として2バックを崩さず。今のところ目立って大崩れはしていないが、やはり安定感に欠ける部分が非常に大きく予断を許さない。勢いに乗ると手が付けられなくなるだけに、先取点が勝負の分かれ目になる。
WBL×HAN
・開幕からともに勝ち星に恵まれない両チーム、ここを上昇の切欠にできるかが注目の的。
WBLは先の試合では内容的に遜色はなかったものの苦杯を舐め、さらに桜花杯から続く不調に、GK八重のCB抜擢という荒療治でカンフルを打つ。また前線には佐野倉、松浦のスピードコンビ、井上不在の司令塔には動ける朝日奈を抜擢、動いてのかき回しを狙う。八重個人は優秀なプレーヤーであるが、「八重のいないゴールマウス」が敵味方の心理面も含め、双方に与える影響は気になるところ。
HANは勝ち切れてこそいないものの守備陣は至って堅固で安定感のあるところを見せているだけに、上手く攻撃力の上積みを重ねたいところ。今回は1トップ2シャドーの形でサイドからの攻撃を狙うが、和泉、高見とも圧倒的なスピードでサイドを切り裂く、というタイプではないだけに彼女らのキープを起点にした後ろの押し上げ、攻め上がりといった部分を確実にこなせるかどうかが鍵になる。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.05.26,Sat
SKU×WBL
・開幕戦では「トランセル戦法」が嵌らずSCMに敗北を喫したSKU、ホームにWBLを迎える一戦。
SKUは「誾千代戦法」。立花道雪の息女として知られるその名を冠した
戦法は偶然にも3-4-3、かつてWBLが使用して一世を風靡した。FCHがその陣形を模倣し、その二チームが最強チームを争った、というある意味「TMリーグ最強の陣形」。人と人の間に距離ができてしまうこの陣形を使いこなすには走力、フィジカルをはじめ能力の高いプレーヤーが多数チームに揃っていることが必要。SKUがその条件を満たし得るのか、あるいは並びこそ同じながら別の戦術を展開させるのか。そこが注目の的になる。
WBLは守備に一応の成果を見ているだけに、あとは攻撃陣。サイドアタックを使うのは当然の流れながら、それを決めるのはやはりFWの仕事。なかなか固定できない前線に昨季大ブレイクの綾崎が遅まきながら名乗りを上げる。かつての自身の陣形を前にどう戦うのかも注目。
TLS×SCM
・桜花杯準決勝のカード再び。今度はTLS、新たな力を得てSCMを迎え撃てるか。
TLSは今までの姿勢をかなぐり捨てて攻撃的に振ってきた。新加入赤井を右ウイングに起用の3トップ。赤井の場合、その性格・能力とも申し分はないが気性にムラがあるのがやや弱み。気合も入るだろうがそれを上手くコントロールできるか、そこが勝負どころになる。
SCMは中盤ダイヤの4-4-2、2トップは一文字が波多野の相方。桜花杯でインパクトを見せた桐屋のこともあり、一文字もそろそろ結果が欲しいところ。親友赤井が敵のスタメンなのがどう影響を及ぼすか。右サイドは江藤初先発、本田もまだ実績には乏しいとあって左に比べるとやや見劣りするのが若干気になるところ。
(拾)
・開幕戦では「トランセル戦法」が嵌らずSCMに敗北を喫したSKU、ホームにWBLを迎える一戦。
SKUは「誾千代戦法」。立花道雪の息女として知られるその名を冠した
戦法は偶然にも3-4-3、かつてWBLが使用して一世を風靡した。FCHがその陣形を模倣し、その二チームが最強チームを争った、というある意味「TMリーグ最強の陣形」。人と人の間に距離ができてしまうこの陣形を使いこなすには走力、フィジカルをはじめ能力の高いプレーヤーが多数チームに揃っていることが必要。SKUがその条件を満たし得るのか、あるいは並びこそ同じながら別の戦術を展開させるのか。そこが注目の的になる。
WBLは守備に一応の成果を見ているだけに、あとは攻撃陣。サイドアタックを使うのは当然の流れながら、それを決めるのはやはりFWの仕事。なかなか固定できない前線に昨季大ブレイクの綾崎が遅まきながら名乗りを上げる。かつての自身の陣形を前にどう戦うのかも注目。
TLS×SCM
・桜花杯準決勝のカード再び。今度はTLS、新たな力を得てSCMを迎え撃てるか。
TLSは今までの姿勢をかなぐり捨てて攻撃的に振ってきた。新加入赤井を右ウイングに起用の3トップ。赤井の場合、その性格・能力とも申し分はないが気性にムラがあるのがやや弱み。気合も入るだろうがそれを上手くコントロールできるか、そこが勝負どころになる。
SCMは中盤ダイヤの4-4-2、2トップは一文字が波多野の相方。桜花杯でインパクトを見せた桐屋のこともあり、一文字もそろそろ結果が欲しいところ。親友赤井が敵のスタメンなのがどう影響を及ぼすか。右サイドは江藤初先発、本田もまだ実績には乏しいとあって左に比べるとやや見劣りするのが若干気になるところ。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.05.26,Sat
HAN×EWI
・開幕は勝ち切れなかったHAN、目下首位のEWIをホームに迎える。双方ともベストメンバーを組むことのできない状況だけにバックアップメンバーの奮起が試合を左右する。
HANは前節、桜花杯に続いて主人を早い時間で欠き、しばらく戦線離脱を余儀なくされることを受けてか、今までの3バックを4バックに変えてくる模様。3トップは維持するもののトップ下は空け、和泉、西本二人で埋める。4バックであればこそ、サイドバックの上がりが生命線となる。相沢、藤沢がどれだけ前でプレーできるかが攻撃の肝となるだろう。ラインを高く設定してアグレッシブな守備を志すが、今まで低く構えてきたDFラインがこの変化にどれだけ対応できるかにも注目だ。
EWIは前節を勝っているが、その試合で得点に絡んだメンバーがことごとく負傷、出場停止とこちらも厳しい状況。「Stars」システムは弄らず、メンバーの入れ替えに留めているのは無難な選択といえるだろう。気になるのは藤堂のWF起用くらいか?サイドに流れてクロスを上げるよりは真ん中でクロスを待つ方が身長は生きるが、好調の鬼澤を真ん中で使いたいところでもあり、ここは藤堂のポテンシャルに賭ける。バックアップメンバーが多いのは懸念の一つだが、後のことを考えればこの段階で実戦の場を踏めるのはポジティブな要因と捉えるべきだろう。
SSS×FCH
・ともに開幕戦を勝ち切れなかったチーム同士の対戦。今季初顔合わせとなる。
SSSは相変わらずCB二枚、その他の陣形も基本として同じ。高いラインから圧力を掛け、敵陣内でのプレーを志し、ポゼッションに拘らず早いタイミングでボールを入れ、相手DFの体勢が整う前にゴールを狙う―いわゆる「リアクションサッカー」。ただFCHはリーグでも有数のソリッドなサッカーを志向しており、この相手にどこまで通用するかは今のところ未知数。地力では劣るだけに先制点が欲しい。
FCHはここ数試合で勝ちきれない試合が続いているが、裏を返せば負けこんでもおらず、ここを上昇の切欠にしたいところ。SSSはラインの裏に弱点があるだけに、CFは高さの藤堂ではなく初先発の熱姫を抜擢、期待の高さが伺える。前線のメンバーに消耗が激しいのか後半で交代することが多く、またSSSは前半のエンジンのかかりが悪いこともあって、やはり勝負は前半になる。
(拾)
・開幕は勝ち切れなかったHAN、目下首位のEWIをホームに迎える。双方ともベストメンバーを組むことのできない状況だけにバックアップメンバーの奮起が試合を左右する。
HANは前節、桜花杯に続いて主人を早い時間で欠き、しばらく戦線離脱を余儀なくされることを受けてか、今までの3バックを4バックに変えてくる模様。3トップは維持するもののトップ下は空け、和泉、西本二人で埋める。4バックであればこそ、サイドバックの上がりが生命線となる。相沢、藤沢がどれだけ前でプレーできるかが攻撃の肝となるだろう。ラインを高く設定してアグレッシブな守備を志すが、今まで低く構えてきたDFラインがこの変化にどれだけ対応できるかにも注目だ。
EWIは前節を勝っているが、その試合で得点に絡んだメンバーがことごとく負傷、出場停止とこちらも厳しい状況。「Stars」システムは弄らず、メンバーの入れ替えに留めているのは無難な選択といえるだろう。気になるのは藤堂のWF起用くらいか?サイドに流れてクロスを上げるよりは真ん中でクロスを待つ方が身長は生きるが、好調の鬼澤を真ん中で使いたいところでもあり、ここは藤堂のポテンシャルに賭ける。バックアップメンバーが多いのは懸念の一つだが、後のことを考えればこの段階で実戦の場を踏めるのはポジティブな要因と捉えるべきだろう。
SSS×FCH
・ともに開幕戦を勝ち切れなかったチーム同士の対戦。今季初顔合わせとなる。
SSSは相変わらずCB二枚、その他の陣形も基本として同じ。高いラインから圧力を掛け、敵陣内でのプレーを志し、ポゼッションに拘らず早いタイミングでボールを入れ、相手DFの体勢が整う前にゴールを狙う―いわゆる「リアクションサッカー」。ただFCHはリーグでも有数のソリッドなサッカーを志向しており、この相手にどこまで通用するかは今のところ未知数。地力では劣るだけに先制点が欲しい。
FCHはここ数試合で勝ちきれない試合が続いているが、裏を返せば負けこんでもおらず、ここを上昇の切欠にしたいところ。SSSはラインの裏に弱点があるだけに、CFは高さの藤堂ではなく初先発の熱姫を抜擢、期待の高さが伺える。前線のメンバーに消耗が激しいのか後半で交代することが多く、またSSSは前半のエンジンのかかりが悪いこともあって、やはり勝負は前半になる。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.05.18,Fri
WBL×SSS
・桜花杯では正直なところ「らしくない」成績に終始したWBL。初戦の相手は先の桜花杯で準優勝のSSSとあって、叩いて気勢を上げるには格好の相手だ。
WBLは桜花杯敗退と藤崎の離脱を受けて若干メンバーを変更。システムはオーソドックスな3-5-2。両サイドに陽ノ下、松浦のスピードコンビを配して2バックを敷くSSSのWB裏を蹴破る構え。元々サイドに無頓着なSSSだけに、前線に起用される草薙、後藤の決定力が得点に直結するだろう。守備では満を持してGKに八重を起用、八重の出場したPSMでは2勝とあってこれも頼もしいデータとなる。
一方SSSはお馴染みとなった2バック。サイドの裏、高い位置を取るCBの裏がウイークポイントなのは間違いないところで、ここをケアする御手洗、並木、野咲らの踏ん張りが大事になる。攻撃は清水頼みなため、そこに質の高いボールを供給できるかどうかが全て。
SKU×SCM
・新規参入ながら先の桜花杯ではFCHを退けてベスト4に進んだSKUがホームに桜花杯を制したSCMを迎える。こちらも初顔合わせ。
SKUは今回フェニックス戦法を採らず、新戦法で挑む。ライン4人に一人余らせる5バックで、人数をかけて守る構え。前線の鬼澤、来栖のサイドへの流れからスペースを作り中央の難波、一文字の攻め上がりでゴールを狙う。両サイドがやや薄くなるため、攻守共に早乙女の働きが重要になるだろう。
SCMは4-1-4-1、現イングランドやチェコのスタイルでもある、いわゆる「クロスシステム」。SKUがラインを固めてくるだけに、ワントップ波多野の踏ん張りは勿論だが4人のMFの連携しての崩しも重要。SKUが後ろに人を多く割く関係からやや押し気味の試合展開が予想されるが、SKUは今まで少ない決定機を確実に得点に結び付けてきた実績があり、油断すると足元を掬われるかもしれない。
(拾)
・桜花杯では正直なところ「らしくない」成績に終始したWBL。初戦の相手は先の桜花杯で準優勝のSSSとあって、叩いて気勢を上げるには格好の相手だ。
WBLは桜花杯敗退と藤崎の離脱を受けて若干メンバーを変更。システムはオーソドックスな3-5-2。両サイドに陽ノ下、松浦のスピードコンビを配して2バックを敷くSSSのWB裏を蹴破る構え。元々サイドに無頓着なSSSだけに、前線に起用される草薙、後藤の決定力が得点に直結するだろう。守備では満を持してGKに八重を起用、八重の出場したPSMでは2勝とあってこれも頼もしいデータとなる。
一方SSSはお馴染みとなった2バック。サイドの裏、高い位置を取るCBの裏がウイークポイントなのは間違いないところで、ここをケアする御手洗、並木、野咲らの踏ん張りが大事になる。攻撃は清水頼みなため、そこに質の高いボールを供給できるかどうかが全て。
SKU×SCM
・新規参入ながら先の桜花杯ではFCHを退けてベスト4に進んだSKUがホームに桜花杯を制したSCMを迎える。こちらも初顔合わせ。
SKUは今回フェニックス戦法を採らず、新戦法で挑む。ライン4人に一人余らせる5バックで、人数をかけて守る構え。前線の鬼澤、来栖のサイドへの流れからスペースを作り中央の難波、一文字の攻め上がりでゴールを狙う。両サイドがやや薄くなるため、攻守共に早乙女の働きが重要になるだろう。
SCMは4-1-4-1、現イングランドやチェコのスタイルでもある、いわゆる「クロスシステム」。SKUがラインを固めてくるだけに、ワントップ波多野の踏ん張りは勿論だが4人のMFの連携しての崩しも重要。SKUが後ろに人を多く割く関係からやや押し気味の試合展開が予想されるが、SKUは今まで少ない決定機を確実に得点に結び付けてきた実績があり、油断すると足元を掬われるかもしれない。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.05.18,Fri
HAN×FCH
・直近の親善ミニトーナメント決勝と同一のカード。PK戦での決着とあって勝ったHANも出来そのものに納得していないだろうし、負けたFCHはリベンジに賭ける意気込みも高く、カードは同じながら双方のメンタルの違いがどう影響するか。
HANはミニトーナメント決勝のオーダーをやや入れ替えただけに留め、今回もプレスを切ってオープン攻撃を指向する。相手はサイド攻撃指向が強いFCHだけに、藤井、須藤といった両サイドがどれだけマッチアップで優位に立てるかが勝負の分かれ目。前回の決勝ではツーシャドーの神条は途中交代、高見も動きに今ひとつ精彩を欠き、攻撃の停滞を招いたとあって奮起が待たれる。
FCHはアウェー3連戦初戦とあって、勝って勢いをつけたいところ。FW藤崎を継続、右は藤崎のキープ力でタメを作り左は松浦で突破、とメリハリをつけた攻勢を企図する模様。松浦の突破力には定評があるのだが、途中交代が多いのは気になるところ。交代で入るメンバーの出来も試合を左右する要素となるだろう。DFにシャルポアでなく一文字を抜擢、高さより強さを追求した形か。DF陣は総じて強さ、高さに定評があるものの、スピードに関してはそうでもないため、スピードに長けたHANトップ下の主人をどうケアするかが課題となりそうだ。
EWI×TLS
・こちらは初顔合わせ。桜花杯では一回戦敗退ながら第一回桜花杯では準優勝の古豪EWIと新規参入ながら守備をベースにしたチーム作りと舌禍でつとに話題になったTLSの対戦。
ホームで構えるEWIは「Stars」なる新システム。3バックとダブルボランチで守備ブロックを形成、突破力のある陽ノ下・神戸の両サイドを攻守に利かせながら前線の鬼澤、音無、藤崎を軸に攻撃の形を作る。このままだとウイングの音無が陽ノ下の進出するスペースを塞いでしまう為、藤崎がサイドに流れる、あるいは前への飛び出しで中を空け、陽ノ下が中に切れ込んで相手のマークをずらしながらラストパス、シュートまで持っていく形が理想となる。
一方TLSは牧原の復帰もあってシステムに変更はない模様。守備ベースで桜花杯3位という成果を収めているが、それに限界を感じたかSCMから赤井を補強。ある意味リーグ一の「ファンタジスタ」である赤井がこのチームでどういった化学反応を見せるかにも注目だ。
(拾)
・直近の親善ミニトーナメント決勝と同一のカード。PK戦での決着とあって勝ったHANも出来そのものに納得していないだろうし、負けたFCHはリベンジに賭ける意気込みも高く、カードは同じながら双方のメンタルの違いがどう影響するか。
HANはミニトーナメント決勝のオーダーをやや入れ替えただけに留め、今回もプレスを切ってオープン攻撃を指向する。相手はサイド攻撃指向が強いFCHだけに、藤井、須藤といった両サイドがどれだけマッチアップで優位に立てるかが勝負の分かれ目。前回の決勝ではツーシャドーの神条は途中交代、高見も動きに今ひとつ精彩を欠き、攻撃の停滞を招いたとあって奮起が待たれる。
FCHはアウェー3連戦初戦とあって、勝って勢いをつけたいところ。FW藤崎を継続、右は藤崎のキープ力でタメを作り左は松浦で突破、とメリハリをつけた攻勢を企図する模様。松浦の突破力には定評があるのだが、途中交代が多いのは気になるところ。交代で入るメンバーの出来も試合を左右する要素となるだろう。DFにシャルポアでなく一文字を抜擢、高さより強さを追求した形か。DF陣は総じて強さ、高さに定評があるものの、スピードに関してはそうでもないため、スピードに長けたHANトップ下の主人をどうケアするかが課題となりそうだ。
EWI×TLS
・こちらは初顔合わせ。桜花杯では一回戦敗退ながら第一回桜花杯では準優勝の古豪EWIと新規参入ながら守備をベースにしたチーム作りと舌禍でつとに話題になったTLSの対戦。
ホームで構えるEWIは「Stars」なる新システム。3バックとダブルボランチで守備ブロックを形成、突破力のある陽ノ下・神戸の両サイドを攻守に利かせながら前線の鬼澤、音無、藤崎を軸に攻撃の形を作る。このままだとウイングの音無が陽ノ下の進出するスペースを塞いでしまう為、藤崎がサイドに流れる、あるいは前への飛び出しで中を空け、陽ノ下が中に切れ込んで相手のマークをずらしながらラストパス、シュートまで持っていく形が理想となる。
一方TLSは牧原の復帰もあってシステムに変更はない模様。守備ベースで桜花杯3位という成果を収めているが、それに限界を感じたかSCMから赤井を補強。ある意味リーグ一の「ファンタジスタ」である赤井がこのチームでどういった化学反応を見せるかにも注目だ。
(拾)