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Posted by - 2024.05.20,Mon
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Posted by Akira Hirota - 2007.07.13,Fri
WBL×SKU

・ようやく長いトンネルを抜けたWBLだが、昨年の王者が一勝で終わっていいわけもない。目指すは更なる勝利の上積み。勝利から遠ざかっているSKUもここらで意地を見せたいところ。
WBLは監督交代もあってフォーメーションが読みづらいが、勝った前節を踏襲すると予想。監督としての経験が浅い八重に勝ったオーダーを弄る勇気があるとも思えないし、またそんな勇気を持つべき状況でもないだろう。ただ、前節も勝利の影に隠れてはいるものの、押し捲っていた前半で試合を決めきれなかった危うさは残る。草薙をどう扱うかが注目。
SKUもオーダーが出ていないが、どのオーダーもサイドを無視した形が多いのが問題の一端。そろそろ疲労も見え始めている一部の選手をどうやりくりするか、が焦点になるだろう。新規参入ということもあって勝敗を度外視しているようだが、リーグを面白くするためにも奮起を期待したいところ。


SCM×TLS

・一度首位に立った後は無類の強さを誇り、未だ一度も首位を明け渡していないSCM、ホームにTLSを迎える一戦。SCMの牙城に一穴を穿つものがあるとすれば、それはどこより強くTLSが持っている敵意と執念、なのかもしれない。
SCMはボックス4-4-2の陣形。前線には前節で活躍した一文字、桐屋を並べる形でその下に神条、本田。神条はやや外気味か。TLSが守備的なこともあり、ボール支配はそう難しくないはず。ただ前回の対戦では、というより記念杯においては唯一引き分けたチームでもあり、そこを過剰に意識するようだと術中に嵌る恐れがある。
TLSは「扇の要」有森を欠くのが唯一にして最大の不安材料。守備が駄目なら攻撃で、とはいえないチームだけにその悩みは大きいはず。DFラインさえ上手く機能してくれれば、あとは牧原の絡む攻撃で一点取って逃げ切りたい。とにかく先取点、これが最大のテーマとなる。

(拾)
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Posted by Akira Hirota - 2007.07.13,Fri
EWI×HAN

・2位争いとなるこのカード。どちらも前節を勝利で飾っており、なかなか止まる気配がない(なにしろ引き分けすら1!)SCMを捕まえるためには落とせない一戦。
ホームEWIは相変わらずオーダーが出ていないが、ホームであること、サスペンションがないこと、落とせない一戦であることを踏まえるとやはりバランス重視の布陣と予想。中盤でのポゼッションに課題を残すが、ここまできたらそれも些細なこと。鬼澤、音無を中心のアタッカー陣に藤崎の絡みで得点を取り、HANに土をつけたい。
SCMのペースが異常すぎて目立たないが、ここまで無敗で上がってきたHANもここは負けられない戦い。前節では開始早々の得点を守りきって勝利したが内容は押されており、やはりアウェーでの戦い方に若干課題が残るか。パットと音無のマッチアップが勝敗を分けると見る。


FCH×SSS

・ホームでの連戦となるが前節を落としているFCH、このところ連敗と元気のないSSSを迎え撃つ一戦。
FCHは陣形そのものはいつもの形。ただ強く当たりに行く局面が多いため怪我人が絶えないのがこのところの問題点。ではあるが今更スタイルも面子も変えられるものでもなく、このまま押し切るしかない。好調を持続している氷堂に期待が掛かるところ。
SSSはとうとう、というか連敗を受けて4バックに。トップ下秋穂にはいろいろツッコミどころがあるが、意図としてはFCHバックラインにプレッシャーをかけ、プレッシャーの少ない右サイドに逃がしたボールを上げた豊田で奪って数的有利を作り攻める―というところだろうがこの机上の空論はうまくいくかどうか。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.07.06,Fri
TLS×EWI 

・前節WBLを降し、さらに上位を伺う勢いのTLS。立ちはだかるのはEWI。順位入れ替わりをかけた熾烈な戦いが始まる。
TLSはいつもの3-5-2の若干メンバーを入れ替えた形。守備的だといわれながらもスタッツで見ると意外にパス、ドリブルで仕掛ける割合が高く、奪ってからの逆襲を多く成功させているということか。今回は篠坂・南のフィッティングにやや難を残すか?ともあれ牧原を中心に一点取り、それを守るというスタンスは変わらないだろう。
EWIはアウェー、さらに負けられない状態を踏まえて守備的に振ってきた。EWIの場合スタッツで見るとほとんどの部分で対戦相手を上回る数値を出しているが、パスカットで劣っている。これはつまり「取る以上に取られている」という事で、中盤でボールが落ち着いていないことを示唆している。今季のEWIは両サイドに神戸、(今回はスタメンではないが)陽ノ下といった選手を固定し、その突破力を生かすサッカーをしているが、彼女らのキープ力・守備力に過大な期待は出来ないのも事実で、サイドにボールが渡れば強いが、出係りを止められると脆い。前線に渡れば藤崎がいるのだが。 


SCM×SKU

 ・首位独走のSCM、新規参入のSKUをホームに迎える一戦。勝って首位固めか、それとも一矢を報いるか?
SCMはボックスの4-4-2。ツートップは陽ノ下に一文字、さらに神条も不在という、いわば「ターンオーバーモード」。ただ戦術は特に変化はなく、バックアップメンバーの戦術理解度が試される。宗像、若林ともに技術は高いが動きに乏しい両サイドなだけに、そこを基点としたSBの攻撃参加が求められるところ。一文字、陽ノ下とも結果には飢えているはずで、そのモチベーションが何よりの武器か。
SKUは3トップ2バックとトップヘビーな形で来た。またも両サイドは無視しての縦深陣だが、前回攻撃面で機能したとは言い辛く、苦戦は免れないか。鬼澤、来須、難波と細かく動いて撹乱できる人材が前線に揃っているので、ここから活路を見出したい。そして何より注目はここで初めてそのベールを脱ぐCF、紐緒だろう。SCMのDFラインをかき回し、正確無比な紐緒のシュートで決められれば言うことはないが。

 (拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.07.06,Fri
SSS×WBL

・ファーストステージも後半戦、未だ勝ち星に見放されているWBLがマグパイに乗り込んでの一戦。まだ詳細は判明していないものの、WBL北見監督が辞意を表明していることもあってWBL選手のモチベーションが心配となるところだが。
SSSはもうお馴染みとなり、かつ新味も失せた感のある2バック。今回は中盤にスキルフルな選手を並べてパスワークを重視したい意向のようだが、元来2バックは運動量で追いまくるための陣形だったはず。今回中盤に起用されている遠藤、美咲はその部分で疑問符だし、いくらランキング上位とはいえ弥生起用は強引に過ぎはしないか。人を変えることでサッカーが変わるのかどうか、見物である。
WBLはまだフォーメーションが出ていないが、今から新しいサッカーを試す時間もなく、3トップ、あるいは1トップ2ウインガーの攻め方となるだろう。というより、未勝利で勝利を目指すのであればあまりサプライズ重視のフォーメーションを組むべきではない。前節TLS戦では牧原・安藤に対するマンマークに拘ったことで中盤の連動性が損なわれ、試合を支配されたとあってはなおさらだ。スタッツで見る限り、中盤でのボール奪取は出来ているがドリブル・パスといった仕掛けの部分で対戦相手に遅れを取っているのが問題だが、WBLの場合ドリブル回数と距離の関係を見てもわかるようにドリブルでの突破はリーグ一を誇っているものの、そこからシュートに至れていない。結局それで空いたスペースを使われてパスを回され、ドリブルされている状態が推測できる。サイドアタックの諸刃の剣、という部分だろう。


FCH×HAN
後半戦になってホーム開催の増えるFCH、巻き返すための第一の敵はこのところ3連勝と絶好調のHAN。前節3得点の勢いをどこまで持ち込めるか。
FCHは動かず。前節は決定的なパスを出せ、動きが出来る一枚藤崎の存在感が際立った試合だった。松浦を外したことでサイドの突破力の低下が懸念されたが、今はどこのチームもCBにそれなりの高さを揃えて守っており、サイドからクロスでゴール量産、という昨季のイメージは通用しないということなのだろう。右・左サイドアタックを戦術に組み込んでいないSCMやSSSが上位にいることがその証左でもある。懸念があるとすれば連戦続きのDF鞠川・神条あたりの疲労か。
3連勝で二位躍進のHAN。オープン攻撃が嵌って得点力が上がり、ドローで終わっていたゲームを勝ち切れるようになってきた。今回も3-4-3は崩さずターンオーバーを見据えてやや人を入れ替えて臨む。前節では勝っているものの押し込んだ時間帯では点が取れておらず、また活躍した赤井投入も不測の事態だったが、それを勝利に繋げられる勢いがある。今回はDF一文字の高さがやや不安か?


(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.06.29,Fri
TLS×WBL

・桜花杯一回戦のカード再び。その一回戦での結果は大きなインパクトを与え、WBLの苦悩は今に至るまで続いている。前半戦の最終戦がこのカードというのも何かの因縁か。
WBLはボールポゼッションの低さが気になるところだが、前節SCM戦では敗れはしたものの大幅に改善。またスタッツからも伺えるように元々ドリブル突破は多く成功しており、守備的なTLS相手とあってこの状態を維持できれば問題はないのだが、牧原、安藤をマークするのは桜花杯第一回戦セカンドレグと同じなのが気になる。
TLSは牧原、楠瀬が復帰だがその他のメンバーを大きく変更。沢田は先のSSS戦でもいい動きを見せており、牧原との併用がどういった化学反応を起こすかが見もの。また赤井起用からも伺えるように、単なる守備的布陣と見ると火傷をすることになるかもしれない。


SCM×EWI

・前節は僅かなチャンスを勝利に結びつけ、ある意味風格も出てきたSCM、今回の刺客はEWI。相性的にはSCM、なのだが…。
SCMは今まであまり採らなかったダイヤモンドの4-4-2。スタッツで見ると不思議なことだが、パス、ドリブル、クロス、パスカットに至るまで対戦相手に押されている数字ながら首位にいるというのはひとえに決定力の高さ。ただ守備面での安全を図るためにもある程度の攻撃力は必要で、今回は波多野、桐屋を並べ宗像、神条を併用と強めの攻撃陣を組んできた。
EWIはメンバーが出ていないが、アウェーということもあって引き分け上等の布陣で来る公算も強い。いずれにしろ怪我人はいないためベストメンバーが組めることもあり、両サイドの陽ノ下、神戸。トップの鬼澤といったあたりは固定だろう。EWIの場合選手の負傷が続いたこともあってある程度連戦が避けられていたが、怪我がなかった選手のコンディションがそろそろ気になる。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.06.28,Thu
HAN×SSS

・上位グループ生き残りと首位挑戦権を賭けるカード。リーグ内にあってもオープン攻撃とハイプレス、ポゼッションとカウンターという真逆のチームカラーを体現している両チームの対戦とあって、どちらのパターンに嵌るかが勝負の分かれ目となる。HANのパスワークをSSSの出足の良いプレスが封じるか、SSSの高い位置からのプレスをHANのパスワークが切り裂くか。
HANは前節SKU戦をロスタイム決着というこれ以上ない勝ち方だったが、重要なのは勝った事よりTLS戦、SCM戦とややちぐはぐだったポゼッションに改善の兆しが見えたことだろう。スタッツを見るまでもなくパスワークが生命線のチームにあってSCM戦の内容はアウェーであることを差し引いても不本意な出来だったはずだ。連勝中とあってチーム内の雰囲気もよく、前半戦をいい形で折り返して後半戦への勢いをつけたい。
SSSは前節TLSをほぼ封じ込んでの勝利だが、相変わらずDFラインは危うい。プレッシングが命となるが、トップ下主人の動きに釣られ過ぎると高見、神条にスペースを使われてしまう。リーグ一を誇る「放り込み」に活路を見出すこととなるか。
いずれにしろ、今季は「相手の長所を消す」より「自らの長所を発揮する」傾向が強い両チームだけに主張の強い試合になりそうだ。


FCH×SKU

・桜花杯第一回戦のカード再び。FCHは一敗一分けでミニトーナメントに回る結果となり、いわば「ケチのつき始め」の相手。ここで一蹴していい雰囲気で後半戦を迎えたいところだが、SKUもこのところ勝利に見放されており、譲れない思いは変わらない。
まだオーダーが出ていないが、FCHはいつもの陣形と予想。バルサスタイルのオプションもないことはないが、そのときあまり良い成果が出ていないこともあって可能性は低い。スタッツで見る限りはパス、ドリブルという仕掛けの頻度でSKUを圧倒しており、FCHが主体的に試合を進める展開となるだろう。ただここ数試合枠内に飛ぶシュートが少なく、得点に至れていない。今度は復帰するであろう藤崎は自身のシュートが正確なのも勿論だがパスも正確で味方によい体勢からのシュートを打たせることが出来、フィニッシュの精度向上に一役買うはずだ。
SKUは陣形を予想するのがとても困難だが、スタッツを見る限りではやはり苦戦は免れないだろう。ただ、決定率の高さに目を見張るものがあるのもこのチームの特徴。桜花杯ではFCHを仕留めてもおり、前がかりに来るところにカウンターが決まるようならどう転ぶかわからない。FCHはファウルが多い傾向があるので、セットプレーに活路を見出したいところ。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.06.21,Thu
・EWI-FCH(摘美浜スタジアム)

上位戦線に踏み止まっているEWI、FCHをホームに迎える一戦。FCHが上位戦線に名乗りを上げるにはここでの勝利は必須といっていい。
EWIはまだオーダーが出ていないが、先の試合でバランス陣形の「STARS」を使用して勝ち点1を拾ったことを考えるとやはり同じ陣形を踏襲するのではないか。気になるのは神戸、音無の代役。先の試合では遠藤を右側で起用したが今ひとつだったこともあり、位置は同じながらウイングとして桐屋を起用、というセンもあるだろう。神戸の代わりは無難に同じスピードタイプの森井というところか。
FCHは藤崎の復帰を受け、MFとして起用。前線には鬼澤を上げ、目下売り出し中の氷堂は左の司令塔。前節ではシュートこそ多く放ったもののフィニッシュの精度という面では今ひとつだったため、藤崎の復帰は心強い材料だ。


・WBL-SCM(ルーテシア・パーク)

前節、連続無得点という長いトンネルを抜けたWBL、首位SCMをホームに迎え撃つ。今度は連続未勝利のトンネルを抜けたいところだ。
WBLは3-6-1と振ってはいるが配置そのものは全盛期の3-4-3を思わせる。3バックはこのチームには珍しく3CB、2トップには本来有効な形。攻撃陣は後藤をはじめ前線をスピードタイプで固めており突破してクロスの狙いが伺える。ここ数試合を見る限りでは得点のチャンスが少ないため、確実に決める決定力の高さが求められるところ。
SCMはボックスの4-4-2。神条、若林を攻撃の基点として左右どちらからでも仕掛けられる形。どちらかといえば神条の方が動けるため、2トップ+神条に若林がどれだけ質の高いボールを供給できるかが攻撃面での課題となる。優勝するためには連敗は避けたいところ、鼎の軽重が問われる一戦となるだろう。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.06.20,Wed
・HAN-SKU(ポートフェリオ)

主人復帰、リーグ戦初勝利と意気上がるHAN、ホームにSKUを迎える一戦。SKUもここ3試合勝利に見放されており、アウェー連戦が続くこともあってその初戦は落とせない。
HANは今季ほぼ固定の兆しが見えてきた3バック3トップ、要はクライフの頃のオランダ代表フォーメーション。プレスを掛けず選手間の距離をとるオープン攻撃も継続。先のSCM戦ではこれまでのパスワークが影を潜めた部分はあったが、何よりの懸念は八重の負傷。出場時間・評価点から知れるとおりHAN守備陣の大黒柱ともいえる存在であり、ある意味主人以上に大事なピース。藤堂にどこまで出来るか、それを試される場とも言えるだろう。
SKUは今のところ布陣が知れていないが、2バックのバリエーションタイプではないかと予想。ただその形だとサイドの主導権は完全に明け渡す形になるため、守備に割く時間が増えることを覚悟する必要があるだろう。先のSSS戦でとりあえず連敗は止めたこともあり、次は勝ちたい。そのためには攻撃陣の奮起が不可欠だが、今までのところ前線があまり成果を出していないこともあり、二列目以降の攻撃参加が必要となる。


・SSS-TLS(マグパイ・パーク)

初顔合わせのカード。得点と失点のバランス、シュート数を見るといつの間にやら「攻撃的」チームとなってしまったSSSをTLS守備陣が受ける展開が予想されるところだが、勝敗はまた別。
SSSはいつもの2バック。ただ両サイドをやや上げ、これは守備的に来るであろうTLS対策の部分もあるか。トップもCF二枚を並べ、サイド攻撃という選択肢はほとんど捨て去っているがこれがどう出るか見もの。
TLSは牧原、楠瀬を欠くという厳しい状況だが、音無が帰ってくるのは朗報。確かに現在SSSは上位チームではあるが、相手に関わらず高いラインで来るため、その裏は狙いどころ。上手くそこに付け込んで先制すれば勝利は決して困難ではない。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.06.15,Fri
TLS-FCH(ディエトロモンティ)

・まだ5節ということもあって十分上位を狙える位置の両チーム、これ以上上位との差は空けられない。
TLSは前節勝ちに等しい引き分けを拾ったが、代償にここまでの試合ですべてスタメンを張った楠瀬、スタメン三試合の音無という記念杯全出場の攻守の要を欠くことになる。オーダーは通常通りながらこの欠場が与える影響は少なくはないだろう。代役広瀬、志村の働きに期待がかかるところだが。
FCHは前節大勝を収め、この勢いを持ち込みたい。特にTLSに対してはPSMでその攻撃を封殺された過去があり、そのときの課題を消化できたかどうかが問われるという意味でも大事な一戦となる。藤崎負傷でキャプテンを欠くが、これは必ずしもネガティブな要因とはいえず、自分で動くことが出来、出し手にも受け手にもなれる氷堂が入る方が引いてくる守備的な相手を切り崩すには適しているだろう。であればこそ、藤崎復帰の暁にはどう組み合わせるかの問題が発生することともなるが。


SCM-HAN(フェンスティエレ・スタジアム)

・ともに守備に定評がある両チームだが順位はやや開き気味。開幕から負傷の主人が帰ってくるHANはここを勝って勢いを付けたい。
SCMは通常の4-1-4-1に。波多野サスペンション明け、他の主力も休めたこともあってほぼベストメンバー。ワイドに開いた両サイドから得点を狙うパターンだが、特に七瀬、神条といったレフティコンビで左から切り崩す形が主体となりそう。
HANは主人復帰を受け、トップ下に起用。プレスを切ってオープンに仕掛ける狙いは変わらず、プレッシングをかけない方が選手間の距離は取れるため、サイドを切り替える大きな展開や主人の飛び出しも生きるはずだがどうか。主人の場合桜花杯、リーグ戦とも開幕早々で負傷、トップ下の実績は未知数に近い。その適性を問われる一戦となるだろう。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.06.15,Fri
・WBL×EWI(ルーテシア・パーク)
この位置にいると予想することが戦前の予想ではとても困難だったWBL、ホームにEWIを迎える。EWIも首位戦線に踏み止まるには負けられない一戦。
WBLは桜花杯以来不振を極めていることもあって、「鉄のカーテン」。対戦相手に情報を漏らさない用心だが、EWIの場合ある程度メンバーが固定されていることから実効性という部分ではやや疑問符。漏れ聞こえる情報ではキーパー八重、3バックで、さらに変則的なフォーメーションであることが予想されているが、今まで各チームで試されてきた変則的なフォーメーションでまともに機能したものが少ないこともあって、並び方よりは選手個々の役割を明確にすべきではないか。とりあえず一試合ごとに盥回し状態の佐野倉に何をさせたいのかはハッキリさせる必要があると思われる。
EWIも同じく「鉄のカーテン」。新しいフォーメーションがあることも示唆されているが、今までの傾向からスタメンのメンバーはさして変わらないと推測される。前節は相手を圧倒して試合を進められたものの一点に終わったことから決定力不足の批判を受けてしまいそうだが、勝っていることもあって特に深刻、とも言い辛いのがかえって悩ましいところ。今季不振のWBL相手ということもあって、勝ち点を積み上げておきたい。


SKU×SSS(綾瀬中野スタジアム)

・九州ダービー第三ラウンド。綾瀬中野での試合は二回目となるが、前回の桜花杯準決勝では1-1のドロー、しかもSSSの一点はOGとあってSKUには悔やんでも悔やみきれない一戦だったが今回はどうか。
SKUは祝融戦法のバリエーションとでもいうべきか、同じようにサイドを切り落とし、二人で組むラインを六つ縦に並べる「奮激大車輪」。いわば縦深陣とでもいうべきもので、サイド攻撃を本線にしないSSSには案外有効かもしれない。ツートップがWFであることから左右に開いた動きをするのが織り込み済みで、出来たスペースに二列目が飛び込む形だがこの形は前節あまり効果を発揮していなかったことが懸念材料の一つ。相手がSSSということもあって「2バック対決」でもある。
SSSはSCM戦以前の形に戻す。今のところ対戦成績、順位ともSSS優勢だがSSSはDFライン後ろにスペースを抱える「リスクを負う」サッカー。上手くいかない場合あっさりと崩れる事態も容易に予想されるため、SKUにGIANT KILLINGを成さしめる可能性はそう低くない。また、SKUは過去にそういった下馬評を何度も覆してきた実績があり、SSSも舐めてかかると足元をすくわれる。

(拾)
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