(10/7 14:00Kick Off ポートフェリオ)
HAN TLS
0 - 2
前半 0-1
後半 0-1
得点者
4分 7 牧原(TLS)
71分 24 安藤(TLS)
警告
32分 1 八重(HAN)
43分 24 安藤(TLS)
58分 7 主人(HAN)
81分 12 伊集院(HAN)
WOM
牧原(TLS)
・積極マークにも慣れたものか?先制点を生むFK、二点目の起点とTLSの攻撃を演出してみせた。
・カップ戦で勝利を収めて波に乗りたいHANはTLSの起点牧原にパットを貼り付け、その動きを制限しようとするが前半4分、FKを牧原が直接決めてTLS先制。ホームHANが押し、その合間にTLSがカウンターを繰り出すというTLSにしてみれば狙い通りの展開。HANは終始圧倒して攻め立てるもののついにゴールを割れず、71分には安藤に持ち込まれて追加点を許してしまい勝負あり。
HANは第一節に続いて早い時間帯で失点してしまい、ペースを掴み損ねた。その後の展開からも明らかなように、地力では十分以上に押せる力関係だっただけに試合の入り方に気をつける必要がある。パットもマークできる範囲では牧原を抑えていたのだが…。
TLSは早い時間帯の先制点で思い描いた通りのゲームプランに乗れた。ただ牧原依存の体質はやはり改善されておらず、「牧原次第」であるところは今後の日程を考えると不安。
(拾)
(10/7 14:00Kick Off マグパイ・パーク)
SSS EWI
1 - 0
前半 1-0
後半 0-0
得点者
20分 21弥生(SSS)
警告
15分 22 森下(EWI)
51分 4 小野寺(SSS)
WOM
弥生(SSS)
・怪我を押しての先制点。直後に負傷交代と時間は僅かだったが働きは大きかった。
・終わってみれば両チーム合わせて100を超える(!)パスカットの応酬となった試合。お互いに中盤の出足がよく、いい形でシュートを打てないためどちらも枠内にシュートを収められなかったが、前半20分に意表を突いた弥生のミドルでSSSが先制。その他の局面では終始EWIが押す展開だったが、虎の子の一点をSSSが守り切って勝利を収めた。
SSSは勝利したものの、ファーストステージと比べるとシュートに持っていく度合いがあまりに低すぎる。二試合続けてスタメンのCFがノーシュートというのはどこかに構造的欠陥があると考えて然るべきで、これこそが「清水の穴」なのかもしれない。
EWIは敗れはしたがドルブル、パス、クロスと終始押す展開で、どちらがホームかわからない内容。ファーストステージから叫ばれていたパスカットも今回の試合で相当改善されていることは明らかであり、唯一の懸念があるとすればこの敗戦によるメンタルな部分だろう。やはり打倒SCM一番手はここと見る。
(拾)
・リーグ戦では勝利を収めたが、Wカップで大敗を喫したWBL。あまり日が空いていないこともあり、心理面での切り替えがどこまでできたかが最大の課題となる。一方FCHは前節アウェー、しかも今季2敗だったSSS相手にシビアな試合をキッチリと勝ち切って意気上がるところ。
WBLはカップ戦で今季新加入の浦輪女子メンバーを大量に投入、敗戦しているだけに連続して同じような形での起用は難しいところで、第一節を踏襲したオーダーになると予想。支配的な展開に持ち込めないのは中盤の活動量の問題か?井上にしろ藤崎にしろ佐野倉にしろ、足元にボールがある状態で前を向いて攻撃に回れば強いメンバーだが、走ってボールを追い、奪い、その彼女らに回す「汗っかき」が見当たらないのが問題なのではないか。千葉にしても神条にしても、どちらかといえば展開や突破に味を持つプレーヤーに見える。
FCHは前節の勝利を持ち込みたいところだが、布陣を代えてくるのがどう出るか興味深い。「勝ったら弄らず」は特にこの世界ではよく言われることで、そこをあえて曲げてくるのは対WBL戦に関しての自信の表れでもある。ただ自信と慢心は紙一重でもあり、殊に数日前のカップ戦での大敗をさらなるモチベーションに変えてWBLが挑んでくるようなら、苦戦を強いられることになるだろう。
・SKU×SCM
・開幕、カップ戦と連敗で波に乗り切れないSKU。相手はSCMという難敵であるが大事なホーム開幕とあって無様な試合は見せたくない。一方のSCMは当面のライバルとなるHANをほぼ圧倒しての勝利と、勢いにおいてはすでに若干の差がある。
SKUは巷間言われるように中盤でボールが落ち着いていない。トレーニングマッチではHANを相手に4点取ってはいたが守備面で3失点というのも忘れてはいけない数字で、結局「水モノ」である攻撃の勢いがなくなると守備面での課題がそのまま浮き上がってきた。3CBの前、いわゆるバイタルエリアをフォローすべきポジションが薄く、3トップ2OMFと前を向いている選手は多いが、そこにボールを回す人間がいない、という構造としてはWBLと似た弱点を抱えているのではないか。このままでは先のカップ戦で一試合最多30セーブの速水が浮かばれない。
SCMは先の試合を3-0と勝ち、今季からエース襲名の桐屋も数字を出し、新加入の川崎、美咲もきっちり得点に絡むという文句ないステージの立ち上がり。ただ30分以降は特に見せ場がなかったのも事実で、特にその必要はない展開と点差だといえばそれまでなのだが、仄聞と憶測が持ち味のGAZETTAとしてはここに難癖をつけておく。
(拾)
当GAZETTAではウインターカップについては決勝トーナメント以降からプレビュー・マッチレポート等を掲載の予定なのでご了承頂きたい(忘れていたわけではない…多分)。
・SSS×EWI
・ファーストステージでは同じ勝ち点で並び、ともに優勝には一歩届かなかったチーム同士の対戦。ホームSSSはこの試合を皮切りに2週間5試合の連戦の始まりだが、対するEWIはこの1週間で既にカップ戦合わせて2勝と、過密日程を味方につけて勢いに乗った。ただファーストステージでは2勝とSSSが対戦成績ではリードしており、勢いと相性という極めて比較しづらい要件がお互いにどれだけの影響を及ぼすのか興味深い。
SSSは4バック、メンバーを若干入れ替えるに留める模様。純粋な4バックは極めて珍しく、また前節で勝ってもいないことから不安視は避けられない。スタッツ的には前節もいつも通り「ポゼッション少なめのシュート多め」は守られているものの、あと一歩が足りていない。「清水の穴」を云々されないためにも、初スタメン新井の奮起に賭けたいところ。
EWIはカップ戦合わせての2連勝で波に乗っているが、ただ勢いだけでなく失点が0という部分こそ評価すべき。また直近2試合で4点の藤堂の働きも大きく、この藤堂にどれだけいい状態でボールを通せるかが分水嶺となる。また、EWI相手に4得点のSSS松岡がスタメン落ちも好材料。前回対戦では疲労の隙間を突かれたがシーズン頭であればその懸念もなく、もともとの地力の差を鑑みるとアウェーではあるが案外ワンサイドな試合になるかもしれない。
・HAN×TLS
・カップ戦でSKUを完封し、一時の底は脱したかに見えるHAN、それを証明して上位を追撃するための大事な試合。TLSは前節敗戦しており、そろそろ片目を明けておきたいがどうか。補強のなかったチーム同士とあって、ファーストステージを終えた後の現有戦力底上げが果たされているかが試される。
HANはカップ戦でSKUを降し、リーグ戦の敗戦から上手く切り替えられた。過密日程ばかりが取り沙汰されるが、上手く乗り切れば勢いを倍加させることもあり、カップ戦といえど手を抜くべきではないということか。TLSといえばキーマンは牧原、その牧原に対してマンマークを付けてTLSの攻勢を寸断する構え。ただ懸念は、過去にもWBL、EWIが牧原を封じる意図でマンマークをしているが、WBLは敗戦、EWIは勝ったものの支配率・シュート数で遅れを取るなどし、守備面での成果はあまり上がっていない事実。マンマークとゾーンディフェンスを併用する形となると、よほど組織がこなれていないとゾーンの部分でのマークの受け渡しが困難であり、また動く相手に対して別局面で数的劣位を作りやすいといったウィークポイントもある。HANの守備組織の熟練度が試されることとなる。
TLSは基本オーダー。前節は敗戦こそしたが内容的にはそう悲観すべき内容でもなく、あとはフィニッシュさえ決まれば、という状態。となると責任が重いのはFW陣なのだが、パットのマークを牧原が搔い潜れるかどうかが焦点になる。搔い潜れないまでも、そこを囮にして他の選手の動きから得点チャンスを作りたいところで、マンマークから生じるスペースを上手く使いたい。
(拾)
(9/30 19:00Kick Off ディエトロモンティ)
TLS WBL
0 - 1
前半 0-0
後半 0-1
得点者
48分 5 後藤(WBL)
警告
75分 11 風間(TLS)
WOM
後藤(WBL)
・後半開始早々に訪れた相手のミスを抜け目なく咎めて決勝点。苦戦必至だった状況に風穴を開けて因縁重なる相手に連勝を果たした。
・前半からホームTLSがパス、ドリブルともに押しまくる展開でWBLはチャンスらしいチャンスも作れないままに前半を折り返し。後半開始早々3分、TLSの後ろでのパス回しが乱れた一瞬を後藤が抜け目なく詰め、一対一を決めてWBLが先制。この後も度々ピンチを招いたがDFラインが踏ん張ってゴールを許さずWBLが逃げ切った。
TLSは相変わらず牧原個人ののパフォーマンスは高いのだが、それがチームに還元していない展開が多いのは気がかり。スタッツでは圧倒したもののミスに泣き、こういった押せる展開の試合を取れないと上位進出は難しい。
WBLは勝ったが、大幅に組み替えていることもあって内容にはまだ改善点が多い。ただ相手のミスを抜け目なく得点に繋げたあたりは往年の勝負強さが戻ってきたともいえ、次節以降がそれを証明する正念場となる。
(拾)
(9/30 19:00Kick Off 摘美浜スタジアム)
EWI SKU
2 - 0
前半 0-0
後半 2-0
得点者
67分 19 藤堂(EWI)
73分 19 藤堂(EWI)
警告
45分 7 一文字(SKU)
51分 22 森下(EWI)
WOM
藤堂(EWI)
・膠着しかけた試合にケリをつける2得点。名実ともにエースと呼ぶに相応しい活躍だった。
・前半からEWIがホームの利を得て押す展開だったがSKUも踏ん張ってゴールを割らせず前半を折り返す。後半になってもEWIの支配的な展開は変わらず、後半22分に藤堂が頭で決めてEWI先制。さらに6分後には藤崎のスルーパスにまたも藤堂が上手く抜け出して追加点、これで勝負は決まった。
EWIは終始安定した攻撃が出来ており文句ない勝ち方。藤堂も好調を持続しており、今後にも期待が持てる出来。
SKUはクロスバーに嫌われるなど惜しい場面もあったが、全体に押される展開に終始してしまった。攻撃的布陣もまずボール奪取の前提があってのことで、その部分のパフォーマンスを改善する必要があるだろう。
(拾)
(9/30 19:00Kick Off マグパイ・パーク)
SSS FCH
0 - 1
前半 0-0
後半 0-1
得点者
64分 11 千鳥(FCH)
警告
8分 28 加藤(SSS)
55分 10 藤崎(FCH)
WOM
千鳥(FCH)
・いきなりのスタメンデビューで初得点。期待に応える活躍で勝利に貢献した。
・お互いに中盤でのプレス合戦に前半は明け暮れ、ややFCHが終盤は押し込んだが得点はなく前半折り返し。後半になって膠着しかけた状況が一変したのが64分。木澤のスルーに千鳥が抜け出して一対一のミドルを決めてFCH先制。この後SSSは気を取り直したように攻めにかかるが後の祭り、得点は動かず試合終了。
SSSはいつも通りの展開に持ち込んではいたが、失点は高いラインの裏を狙われたもので、今回のようなケースは増えると予想される。何らかの対応が必要だろう。
FCHは千鳥が期待に応える活躍だが、両サイドバックのパフォーマンスがあまり高くなく、4バックの熟成にはもう少し期間が必要か。
(拾)
(9/30 19:00Kick Off フェンスティエレ・スタジアム)
SCM HAN
3 - 0
前半 3-0
後半 0-0
得点者
7分 9 桐屋(SCM)
22分 14 川崎(SCM)
28分 9 桐屋(SCM)
警告
なし
WOM
桐屋(SCM)
・2得点を挙げ、ファーストステージでの結果がフロックではないことを証明。「ヒビナチオ」を打ち破る原動力となった。
・ファーストステージでは堅守を誇ったチーム同士の対戦とあってロースコア決着も予想されたが、ホームの後押しを受けてSCMがペースを掴む。7分に美咲の長いスルーに追いついた桐屋のミドルで先制すると22分、28分にも川崎と桐屋がそれぞれ頭で押し込んで30分で試合を決定づけてしまった。後半になってHANもドリブル突破からの流れを作ろうと企図するが、やはり3点のビハインドは如何ともしがたく押し切られてしまった。
SCMは新加入の美咲、川崎らが得点に絡み、これ以上ないセカンドステージのスタート。ただ前半30分以外は特に見るべき部分がなかったのも事実で、それが意図してのものかは見定める必要があるだろう。
HANは上手く試合に入り切れないまま先制され、浮足立って失点を重ねてしまった印象。鞠川、清川といったあたりがSCMの両SBへの対応に忙殺されて消耗していたこともあり、サイドの守備には一考の余地があるか。
(拾)
・ファーストステージでは後半戦で快進撃を見せ、3位の座に就いたEWIがホームにSKUを迎える一戦。ファーストステージでは最下位と奮わなかったSKUだが、先のトレーニングマッチでは「ヒビナチオ」ことHANを相手に4点を奪って逆転勝ちを収めており、オフの間に牙を研いでいたことを伺わせる。EWIにしても、勝ち点差わずか1で逃したステージ制覇を成し遂げるには当然落とせない試合。
EWIは「Stars」の3-5-1-1。ファーストとはあまり変わらない陣容ながら、最大の変化はGK。WBLより移籍の西村は先のトレーニングマッチでもいいパフォーマンスを見せており、守備面での救世主として期待がかかる。セカンドでは怪我持ちの神戸のサイドに森下を起用。純粋な縦への速さでは神戸に軍配があがるものの、DF面では森下の方が上回っているため、却って中盤は安定しそう。
SKUは先のトレーニングマッチでHANから4点を奪うという好調な仕上がり。守備面については好調、とは言い難いものの、この勢いを上手くステージに持ち込んで一つでも上の順位を目指したいところ。先の試合では出番がなかったが、新加入の鬼澤(麗)にも注目。
TLS×WBL
・新規参入ながら一時は優勝戦線にも絡みかけたTLS、ホームにWBLを迎え撃つ。WBLはRMSの影響を解消した形で大幅にメンバーを入れ替え、新たな船出に挑む。トレーニングマッチでは勝てないながらも内容では往年の支配的な片鱗をのぞかせており、それが真の復活か否かを問われる一戦となる。
TLSはファーストと同じく守備的なサッカーでこのセカンドに挑む。ただ陣形は組み替えており、ワントップにシャドーを配する形で沢田と牧原の共存を模索する。牧原を戦術の中核に据えるのは間違いないとしても、そのせいで沢田、栗生といった有望な選手たちが出られないというのも単純にもったいないし、何よりWカップによる過密日程を乗り切るための方策。
WBLはやや左に傾いた3-5-2、両サイドをサイドバックの3バック。左に傾かせて右にスペースを作り、右に配したレフティの七瀬を内側へ切り込ませる構え。井上、藤崎から出る精度の高いパスをゴールに結び付けられるかがカギ。ファーストを棒に振った藤崎の完全復帰も見どころ。今季のWBLは新規参入チームに分が悪いこともあり、以降を占う大事な一戦となるだろう。
(拾)
・さて開幕を迎えるセカンドステージ。桜花杯、ファーストステージを連覇したSCMは当面各チームの目標となるのは避けられないところで、その一番手はHAN。ファーストステージではSCMに対して1勝1分けと分がよく、ここを勝ってスタートダッシュを決めたい。SCMにしてもファーストステージでの苦手意識を払拭すべく勝ちたい一戦。
ホーム開幕のSCMは今季よく使った4-4-2。唯一の違いは構成しているメンバーで、川崎・美咲といった新加入のメンバーがどれだけフィットしているかどうかが試される。FCHとのトレーニングマッチでは引き分けたものの、終始押しまくられてシュートにも至れていない状態だったこともあり攻撃陣のフィッティングにもう少し時間が必要か?ただ守備陣には大きな変更はなく、また先のトレーニングマッチでも終始押されながら結局無失点を守っており「ムサナチオ」は健在。自然とカウンターに活路を見出す流れになる。
HANはファーストステージと変わらない陣容。トレーニングマッチでは前半だけで3点と攻撃陣は好調な仕上がりを伺わせるが、後半に失点を喫して敗戦と「ヒビナチオ」にやや不安が見え、SCMとは真逆の心配を抱える状態。調子のいい攻撃陣でまず先制点を取り有利な流れに持ち込みたい。ファーストステージでは負けなしの相手でもあり、「ストップSCM」の一番手に名乗りを上げたい。
SSS×FCH
・第二戦は桜花杯・ファーストステージとも準優勝のSSSがFCHをホームに迎える。SSSは今季に関していえばSCMに次ぐ結果を残しているチームであり、やはりマークは必至だろう。FCHは波多野、マオ、千鳥を補強してセカンドに臨む。ファーストステージではSSSの2勝という数字が残っているが、以前と同じチームと考えると痛い目を見るだろう。
SSSはファーストステージと同じ陣形だが新加入の加藤を加えた4バック、2バックや片側上がりの変則的4バックではない模様。非公式ながら行われたTLSとのテストマッチではスコアレスに終わっており、やはり清水の穴が埋まるかどうかが最大の焦点になる。
FCHはトレーニングマッチでファーストステージ覇者SCMを翻弄し、攻撃陣は好調を伺わせたが結局無得点だったというのも忘れてはいけないところ。今回はオーソドックスなボックスの4-4-2で臨む。マオ、千鳥の新加入コンビで組む左ラインと全体との調和がカギを握るか。
(拾)
