TMリーグ唯一、TMFA公認サッカー新聞!!
Posted by Akira Hirota - 2007.04.08,Sun
(4/8 14:00Kick Off マグパイ・パーク)
SSS EWI
0 - 1
前半 0-1
後半 0-0
得点者
27分 9 鬼澤(EWI)
警告
5分 10 美咲(SSS)
WOM
鬼澤(EWI)
チームに今季初勝利をもたらす決勝弾は貴重なアウェーゴール。桜花杯一回戦突破に向けてチームを大きく前進させた。
・PSMでは負けなしに勝ちなしと対照的だった両チーム、SSSホームにEWIが乗り込んでの一戦。
試合は前半からアウェーのEWIが押し気味に試合を進める。「ホームで守備的」を明言していたSSSだけにある意味予定通りの流れだったはずだが前半27分。陽ノ下の速いアーリークロスを鬼澤がこれ以上ないトラップで切り返し、DFもかわしてそのままシュート。これが決まってEWIに待望の先制点が生まれる。この後も勢いに乗るEWIはSSSを攻め立てたが追加点はなく前半終了。
後半、ホームでもあり今後のことを考えてもせめてドローには持ち込みたいSSSは攻勢をヒートアップ、だがEWIも勝利への執念を見せて守り切ってそのまま試合終了。
EWIはアウェーゴールを奪っての勝利となり一回戦突破へ大きく前進。だが一点差ということもあり、次でアウェーゴールを許せば展開は変わるだけにまだ予断を許さない。鬼澤の復調は好材料だ。
SSSは全てが後手に回った印象。守備的に、を明言しながら鬼澤に自由にシュートを打たせては意味がない。また、美咲の負傷という面もあったにせよ負けている局面での交代が同ポジションの選手を入れ替えるだけとあっては取り組みの甘さを指摘されても致し方ないところだ。
(拾)
SSS EWI
0 - 1
前半 0-1
後半 0-0
得点者
27分 9 鬼澤(EWI)
警告
5分 10 美咲(SSS)
WOM
鬼澤(EWI)
チームに今季初勝利をもたらす決勝弾は貴重なアウェーゴール。桜花杯一回戦突破に向けてチームを大きく前進させた。
・PSMでは負けなしに勝ちなしと対照的だった両チーム、SSSホームにEWIが乗り込んでの一戦。
試合は前半からアウェーのEWIが押し気味に試合を進める。「ホームで守備的」を明言していたSSSだけにある意味予定通りの流れだったはずだが前半27分。陽ノ下の速いアーリークロスを鬼澤がこれ以上ないトラップで切り返し、DFもかわしてそのままシュート。これが決まってEWIに待望の先制点が生まれる。この後も勢いに乗るEWIはSSSを攻め立てたが追加点はなく前半終了。
後半、ホームでもあり今後のことを考えてもせめてドローには持ち込みたいSSSは攻勢をヒートアップ、だがEWIも勝利への執念を見せて守り切ってそのまま試合終了。
EWIはアウェーゴールを奪っての勝利となり一回戦突破へ大きく前進。だが一点差ということもあり、次でアウェーゴールを許せば展開は変わるだけにまだ予断を許さない。鬼澤の復調は好材料だ。
SSSは全てが後手に回った印象。守備的に、を明言しながら鬼澤に自由にシュートを打たせては意味がない。また、美咲の負傷という面もあったにせよ負けている局面での交代が同ポジションの選手を入れ替えるだけとあっては取り組みの甘さを指摘されても致し方ないところだ。
(拾)
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Posted by Akira Hirota - 2007.04.08,Sun
(4/8 14:00Kick Off モナコ・スタジアム)
FCH SKU
1 - 2
前半 0-1
後半 1-1
得点者
35分 80 白雪
67分 4シャルポア
84分 8 片桐
警告
88分 6 桂木(FCH)
WOM
新堂(SKU)
PSMで動きの良かった松浦を封殺、八重にも睨みを利かせ続けFCH左サイドを無力化した功績は大きい。
・所詮PSMと言ってしまえばそれまでだが、ここまで勝ちのない両チーム。お互いここを足場にこれまでの雰囲気を一掃したいところ。
序盤はホームFCHがペースを握り、トップの藤堂に合わせる形でゴールを目指す。SKUはそれを受けながら両サイドのギャップを突いて返す流れだったが前半35分、SKU。右からエリア内に侵入した来須との連携で抜け出した白雪のシュートがゴールを揺らしてSKU先制。
後半開始早々、FCHはマッチアップの新堂に封じられた感のあった松浦に代えて陽ノ下を投入、局面の打開を図る。後半も引き続いて藤崎を基点にしながら押し気味に試合を進め、後半22分。コーナーからシャルポアが合わせてFCHが同点に追いついた。ホームということもあり俄然ヒートアップするFCHだが、SKUも必死に守り、ドロー気配も濃厚になってきた後半39分。川崎のパスを二列目から追い越す動きで難波が受け、絶妙のスルーパス。投入されて3分の片桐がこれを決めて緊迫した試合に終止符を打った。
SKUはこれ以上ない展開でホームへ帰れることとなったが、セットプレー時の対応にはまだ課題が残っている。ポゼッションを握れないのもやや気になるところだ。
一方FCHはアウェーゴール2点を奪われての敗北と苦しい流れ。一回戦突破には2点以上を取って勝つことが最低条件となったが、この試合でFW陣は不発とあってどう梃入れするか。
(拾)
FCH SKU
1 - 2
前半 0-1
後半 1-1
得点者
35分 80 白雪
67分 4シャルポア
84分 8 片桐
警告
88分 6 桂木(FCH)
WOM
新堂(SKU)
PSMで動きの良かった松浦を封殺、八重にも睨みを利かせ続けFCH左サイドを無力化した功績は大きい。
・所詮PSMと言ってしまえばそれまでだが、ここまで勝ちのない両チーム。お互いここを足場にこれまでの雰囲気を一掃したいところ。
序盤はホームFCHがペースを握り、トップの藤堂に合わせる形でゴールを目指す。SKUはそれを受けながら両サイドのギャップを突いて返す流れだったが前半35分、SKU。右からエリア内に侵入した来須との連携で抜け出した白雪のシュートがゴールを揺らしてSKU先制。
後半開始早々、FCHはマッチアップの新堂に封じられた感のあった松浦に代えて陽ノ下を投入、局面の打開を図る。後半も引き続いて藤崎を基点にしながら押し気味に試合を進め、後半22分。コーナーからシャルポアが合わせてFCHが同点に追いついた。ホームということもあり俄然ヒートアップするFCHだが、SKUも必死に守り、ドロー気配も濃厚になってきた後半39分。川崎のパスを二列目から追い越す動きで難波が受け、絶妙のスルーパス。投入されて3分の片桐がこれを決めて緊迫した試合に終止符を打った。
SKUはこれ以上ない展開でホームへ帰れることとなったが、セットプレー時の対応にはまだ課題が残っている。ポゼッションを握れないのもやや気になるところだ。
一方FCHはアウェーゴール2点を奪われての敗北と苦しい流れ。一回戦突破には2点以上を取って勝つことが最低条件となったが、この試合でFW陣は不発とあってどう梃入れするか。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.04.07,Sat
第二回桜花杯第一回戦1st Legプレビュー
・WBL×TLS
PSMでも2連勝と死角を見せなかったWBL、新規参入だが不気味な存在のTLSと矛を交える一戦。
WBLはフォーメーションの見かけ的には大きな変化はないが、3バックの両翼を上げた。ディフェンスラインについてはPSMで特に不安があったとは見えないだけにこの変更にはやや疑問が残るが、前線4枚が攻撃に特化し、また攻め上がるスペースもないことから後ろが上がる局面はそう多くはないはずで、運動量とスピードのある両WB森井、加藤のフォアチェックを守備面で生かす展開に持ち込みたい。
TLSはオーソドックスな3-5-2だがスイーパーを置き、後藤に備える構え。風間に代えての安藤は元RMS。当然ながら内に秘めたものはあるはずで、そのへんを見据えた起用か。先の決起パーティで「TMリーグのチームはサッカーをわかっていない」と言い放った牧原の戦術眼にも注目だ。
PSM二試合で4得点と得点力に陰りを見せないWBLだが、TLSも攻撃的で鳴らすFCHを封殺した実績を持ち、攻撃的な相手には慣れている。何より彼我の実力を弁えて対策を練ってきているのは容易に想像がつくところで、たとえWBLといえど、侮ると手痛いしっぺ返しを喰らうかもしれない。
・HAN×SCM
首都圏ダービーとなったこの一戦、1st Legはポートフォリオでの試合となる。
HANはラインに傾きをつけた3-3-1-3、主人を左に配して前のスペースを使わせることでそのスピードを生かすのが狙い。左右のバランスはいいのだが清川のフォローするスペースが結構広く、その運動量とスタミナが試される。しかしここさえクリアされれば前にかかる人数も多く、攻撃的なサッカーを展開できる。
SCMは変則な4-4-2。だが宗像はツートップのシャドー的な役割を求められているようで、実質には4-3-3-に近いか?アウェーながら攻撃的に、を標榜しているSCMで、これはセオリーに反しているように見えるが、ロースコア決着によってアウェーゴール勝負にもつれ込んだ場合この選択は後々大きな意味を持つだろう。
直前のPSMでは双方今一つな出来だったこともあり、お互い攻撃陣の踏ん張りに期待が掛かる。主人とのマッチアップは本田にはやや荷が重いか?このマッチアップの帰趨が勝敗の大きな分かれ目となるだろう。
(拾)
・WBL×TLS
PSMでも2連勝と死角を見せなかったWBL、新規参入だが不気味な存在のTLSと矛を交える一戦。
WBLはフォーメーションの見かけ的には大きな変化はないが、3バックの両翼を上げた。ディフェンスラインについてはPSMで特に不安があったとは見えないだけにこの変更にはやや疑問が残るが、前線4枚が攻撃に特化し、また攻め上がるスペースもないことから後ろが上がる局面はそう多くはないはずで、運動量とスピードのある両WB森井、加藤のフォアチェックを守備面で生かす展開に持ち込みたい。
TLSはオーソドックスな3-5-2だがスイーパーを置き、後藤に備える構え。風間に代えての安藤は元RMS。当然ながら内に秘めたものはあるはずで、そのへんを見据えた起用か。先の決起パーティで「TMリーグのチームはサッカーをわかっていない」と言い放った牧原の戦術眼にも注目だ。
PSM二試合で4得点と得点力に陰りを見せないWBLだが、TLSも攻撃的で鳴らすFCHを封殺した実績を持ち、攻撃的な相手には慣れている。何より彼我の実力を弁えて対策を練ってきているのは容易に想像がつくところで、たとえWBLといえど、侮ると手痛いしっぺ返しを喰らうかもしれない。
・HAN×SCM
首都圏ダービーとなったこの一戦、1st Legはポートフォリオでの試合となる。
HANはラインに傾きをつけた3-3-1-3、主人を左に配して前のスペースを使わせることでそのスピードを生かすのが狙い。左右のバランスはいいのだが清川のフォローするスペースが結構広く、その運動量とスタミナが試される。しかしここさえクリアされれば前にかかる人数も多く、攻撃的なサッカーを展開できる。
SCMは変則な4-4-2。だが宗像はツートップのシャドー的な役割を求められているようで、実質には4-3-3-に近いか?アウェーながら攻撃的に、を標榜しているSCMで、これはセオリーに反しているように見えるが、ロースコア決着によってアウェーゴール勝負にもつれ込んだ場合この選択は後々大きな意味を持つだろう。
直前のPSMでは双方今一つな出来だったこともあり、お互い攻撃陣の踏ん張りに期待が掛かる。主人とのマッチアップは本田にはやや荷が重いか?このマッチアップの帰趨が勝敗の大きな分かれ目となるだろう。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.04.07,Sat
第二回桜花杯第一回戦1st Legプレビュー
・FCH×SKU
PSMではともに勝ち星のなかった両チームの対決となるが、去年の最強チームの座を制しているFCHとしてはその貫禄を示しておきたいところ。
FCHは先の「TLSショック」がどの程度残っているかが気になるところだが、そのときの4-3-3とは違う陣形となることでその懸念を払拭しておく狙い。先のPSMでは攻撃陣が封殺されたこともあり、当然藤堂に期待がかかるところだが、そこへいいボールを入れられるかどうかが焦点になるだろう。
SKUは変則的な3-4-3、背のある新堂を真ん中でなく右に配したのは松浦を止めさせる構えか。真ん中で構える野咲の身長はやや気がかりだが、空中戦ならば引けは取らないためこの配置は面白いかもしれない。問題はPSMでなかなかシュートに至れていない攻撃陣。中盤で左右にズレを作ってサイドを上手く突きたい。
・SSS×EWI
PSMでは一勝一分けの無失点だが得点はセットプレーからの一点のみのSSSと一敗一分けだったが二得点のEWIの対戦。
SSSは今回オーソドックスなボックスの4-4-2ながら守備的な構え。「相手にアウェーゴールを許さない」ための布陣だが、これがどう出るか見物。ユース上がりのメンバーも一人だけで、手堅く守ろうという意図が見える。戦略が間違っているとはあえて言わないが…。
一方EWIは相変わらず鉄のカーテンで現段階でのスタメンは不明。ただ、あまり奮わなかったPSMを参考に大きく変えてくる可能性は高く、逆に言うと3-5-2はない公算が強い。去年、その前と一定の成果を出してきたワントップツーシャドーの3-6-1などは最右翼か。どの陣形にしてもトップを張るであろう鬼澤とそこに絡む二列目以降の選手の動きが鍵を握るのは間違いないところだ。
(拾)
・FCH×SKU
PSMではともに勝ち星のなかった両チームの対決となるが、去年の最強チームの座を制しているFCHとしてはその貫禄を示しておきたいところ。
FCHは先の「TLSショック」がどの程度残っているかが気になるところだが、そのときの4-3-3とは違う陣形となることでその懸念を払拭しておく狙い。先のPSMでは攻撃陣が封殺されたこともあり、当然藤堂に期待がかかるところだが、そこへいいボールを入れられるかどうかが焦点になるだろう。
SKUは変則的な3-4-3、背のある新堂を真ん中でなく右に配したのは松浦を止めさせる構えか。真ん中で構える野咲の身長はやや気がかりだが、空中戦ならば引けは取らないためこの配置は面白いかもしれない。問題はPSMでなかなかシュートに至れていない攻撃陣。中盤で左右にズレを作ってサイドを上手く突きたい。
・SSS×EWI
PSMでは一勝一分けの無失点だが得点はセットプレーからの一点のみのSSSと一敗一分けだったが二得点のEWIの対戦。
SSSは今回オーソドックスなボックスの4-4-2ながら守備的な構え。「相手にアウェーゴールを許さない」ための布陣だが、これがどう出るか見物。ユース上がりのメンバーも一人だけで、手堅く守ろうという意図が見える。戦略が間違っているとはあえて言わないが…。
一方EWIは相変わらず鉄のカーテンで現段階でのスタメンは不明。ただ、あまり奮わなかったPSMを参考に大きく変えてくる可能性は高く、逆に言うと3-5-2はない公算が強い。去年、その前と一定の成果を出してきたワントップツーシャドーの3-6-1などは最右翼か。どの陣形にしてもトップを張るであろう鬼澤とそこに絡む二列目以降の選手の動きが鍵を握るのは間違いないところだ。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.04.04,Wed
PSM二試合のスタッツを元にチームカラーや攻守の傾向を割り出してみよう―という「各チーム傾向と対策」。何分テストモードだったり戦力の見極めだったチームも多いため正確な傾向とは言えないことをあらかじめお断りしておく。悪く書かれているからといって落ち込まず、良く書かれているからといって浮かれないように(笑)。
やっと終わりの第8回目SSS。
数字はそれぞれ二試合分を合計したもの。左の列は自軍が挙げた数で右の列は二試合で相手チームに挙げられた数。被ファウルはFKに、被FKはファウルに反映するため割愛した。数値の横の()内の数字は、それぞれの項目についての8チーム中の順位を示す。全ての項目について数字が大きい順に順位をつけてあるので、失点ならば順位が低い方が失点が少ないことになるので注意。
一勝一分け、負けなしで2試合を終えているが攻撃面では数字的に厳しい物が並んでいる。シュート数、枠内、ボールタッチ、パスと全ての面で平均以下とあっては一勝したのも偶然に近い、というかセットプレーからの一点を守ってのものだった。中盤に人数をかける変則フォーメーションを試してもいるが、ポゼッションが上がっているわけでもなく実効的成果は疑わしいと言わざるを得ない。唯一クロス数はトップだが、もともとチーム戦術としてサイドアタックを指向していないのにこの結果というのは興味深い。ただそのサイド攻撃も、前線にタワー型がいてこそある程度機能し、相手に脅威と映るのであって、それもない状態ではただ無駄にクロスを上げているだけ、と取られても仕方ないところだろう。
守備面で見ると、さらに厳しい数字が並ぶ。ボールタッチを多く相手に握られており、上げられ、通されたパス、クロスさらに被枠内も最多。これでよく無失点、と思わされるが被シュートはWBL、TLSと並んで相手に打たせていない。これは高いラインでDFと下がり目のMFが連携して相手がシュートを打つ前に止めていることを示唆している。また、クロスも上げられているためサイドの守備も放置しているが、上げられた後のケアが利いていてフィニッシュを許していない、という事でもあろう。ただ、高いライン設定ゆえにその裏を抜かれてしまうと無人の荒野で、無防備にシュートを打たれており、被枠内シュートの多さはそれを物語っている。この枠内で無失点のキーパー鞠川は賞賛されてしかるべきだが、組織的な守備が疎かになっている現状は決して誉められたものではない。
(拾)
やっと終わりの第8回目SSS。
| シュート | 18(5) | 被シュート | 14(6) |
| うち枠内 | 5(6) | 被枠内 | 8(3) |
| PK | 0(2) | PK | 0(2) |
| FK | 18(4) | 与CK | 3(1) |
| CK | 1(7) | 与ボール タッチ | 672(3) |
| ボール タッチ | 649(5) | 被パス | 430(1) |
| パス | 383(5) | 被クロス | 56(1) |
| クロス | 55(1) | 成功数 | 413(1) |
| 成功数 | 375(5) | 与パスカット | 73(7) |
| パスカット | 92(3) | オフ サイド | 4(2) |
| ファウル | 14(7) | ||
| オフ サイド | 1(4) | ||
| 得点 | 1(7) | ||
| 失点 | 0(8) |
一勝一分け、負けなしで2試合を終えているが攻撃面では数字的に厳しい物が並んでいる。シュート数、枠内、ボールタッチ、パスと全ての面で平均以下とあっては一勝したのも偶然に近い、というかセットプレーからの一点を守ってのものだった。中盤に人数をかける変則フォーメーションを試してもいるが、ポゼッションが上がっているわけでもなく実効的成果は疑わしいと言わざるを得ない。唯一クロス数はトップだが、もともとチーム戦術としてサイドアタックを指向していないのにこの結果というのは興味深い。ただそのサイド攻撃も、前線にタワー型がいてこそある程度機能し、相手に脅威と映るのであって、それもない状態ではただ無駄にクロスを上げているだけ、と取られても仕方ないところだろう。
守備面で見ると、さらに厳しい数字が並ぶ。ボールタッチを多く相手に握られており、上げられ、通されたパス、クロスさらに被枠内も最多。これでよく無失点、と思わされるが被シュートはWBL、TLSと並んで相手に打たせていない。これは高いラインでDFと下がり目のMFが連携して相手がシュートを打つ前に止めていることを示唆している。また、クロスも上げられているためサイドの守備も放置しているが、上げられた後のケアが利いていてフィニッシュを許していない、という事でもあろう。ただ、高いライン設定ゆえにその裏を抜かれてしまうと無人の荒野で、無防備にシュートを打たれており、被枠内シュートの多さはそれを物語っている。この枠内で無失点のキーパー鞠川は賞賛されてしかるべきだが、組織的な守備が疎かになっている現状は決して誉められたものではない。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.04.04,Wed
PSM二試合のスタッツを元にチームカラーや攻守の傾向を割り出してみよう―という「各チーム傾向と対策」。何分テストモードだったり戦力の見極めだったチームも多いため正確な傾向とは言えないことをあらかじめお断りしておく。悪く書かれているからといって落ち込まず、良く書かれているからといって浮かれないように(笑)。
第7回目SKU。
数字はそれぞれ二試合分を合計したもの。左の列は自軍が挙げた数で右の列は二試合で相手チームに挙げられた数。被ファウルはFKに、被FKはファウルに反映するため割愛した。数値の横の()内の数字は、それぞれの項目についての8チーム中の順位を示す。全ての項目について数字が大きい順に順位をつけてあるので、失点ならば順位が低い方が失点が少ないことになるので注意。
二敗ということもあって数字的にもやや寂しい結果が並んでいる。ボールタッチ、パスとも低くまたシュート、枠内シュートも最低とあっては前線へボールを運ぶ手段を練り直す必要があるだろう。ただその中にあってクロスの数値が飛び抜けて高いのは目を引く。これは二試合目の3-3-4システムがもたらしたもので、確かにあの陣形はサイドに脆さがあるため常用には適しないが、前目で人が待っているため、サイド攻撃においてつきものの「サイドを突破する」という部分を省略できることから、クロスを上げること自体を止められる可能性は限りなく下がり、結果として乱発に近いほどクロスを上げることが出来た。もしCFに電柱タイプが一人いれば結果は別のものになったかもしれない、とは言っておこう。また偶然と斬って捨てるのは簡単だが、枠内3本で2点という決定力にも目を見張るものがある。
守備面で見るとボールタッチを多く奪われ、パス・クロスとも多く上げられており、被シュートの数自体も多い。被枠内はやや踏ん張っているが、パスカットも少なく、全体にプレスが緩い印象がある。オフサイドトラップを多く上げていることから、新堂を始めとする守備面での連携は悪くないようだが、やはり一対一で勝ち切れないためかファウルもやや多い。サッカーは支配率を争うゲームでは断じてないが、ポゼッションを多く奪うということは少なくとも「負けずにすむ」サッカーには不可欠。特にバックラインは総じて身長に不安があるため、それを補う意味からも中盤、前線も含めた早い段階でのチェックが必要だろう。
(拾)
第7回目SKU。
| シュート | 8(8) | 被シュート | 21(2) |
| うち枠内 | 3(8) | 被枠内 | 7(4) |
| PK | 0(2) | PK | 1(1) |
| FK | 16(5) | 与CK | 3(3) |
| CK | 2(5) | 与ボール タッチ | 690(1) |
| ボール タッチ | 603(8) | 被パス | 403(3) |
| パス | 353(8) | 被クロス | 53(3) |
| クロス | 52(3) | 成功数 | 392(3) |
| 成功数 | 335(8) | 与パスカット | 91(2) |
| パスカット | 69(7) | オフ サイド | 5(1) |
| ファウル | 21(3) | ||
| オフ サイド | 1(4) | ||
| 得点 | 2(2) | ||
| 失点 | 4(1) |
数字はそれぞれ二試合分を合計したもの。左の列は自軍が挙げた数で右の列は二試合で相手チームに挙げられた数。被ファウルはFKに、被FKはファウルに反映するため割愛した。数値の横の()内の数字は、それぞれの項目についての8チーム中の順位を示す。全ての項目について数字が大きい順に順位をつけてあるので、失点ならば順位が低い方が失点が少ないことになるので注意。
二敗ということもあって数字的にもやや寂しい結果が並んでいる。ボールタッチ、パスとも低くまたシュート、枠内シュートも最低とあっては前線へボールを運ぶ手段を練り直す必要があるだろう。ただその中にあってクロスの数値が飛び抜けて高いのは目を引く。これは二試合目の3-3-4システムがもたらしたもので、確かにあの陣形はサイドに脆さがあるため常用には適しないが、前目で人が待っているため、サイド攻撃においてつきものの「サイドを突破する」という部分を省略できることから、クロスを上げること自体を止められる可能性は限りなく下がり、結果として乱発に近いほどクロスを上げることが出来た。もしCFに電柱タイプが一人いれば結果は別のものになったかもしれない、とは言っておこう。また偶然と斬って捨てるのは簡単だが、枠内3本で2点という決定力にも目を見張るものがある。
守備面で見るとボールタッチを多く奪われ、パス・クロスとも多く上げられており、被シュートの数自体も多い。被枠内はやや踏ん張っているが、パスカットも少なく、全体にプレスが緩い印象がある。オフサイドトラップを多く上げていることから、新堂を始めとする守備面での連携は悪くないようだが、やはり一対一で勝ち切れないためかファウルもやや多い。サッカーは支配率を争うゲームでは断じてないが、ポゼッションを多く奪うということは少なくとも「負けずにすむ」サッカーには不可欠。特にバックラインは総じて身長に不安があるため、それを補う意味からも中盤、前線も含めた早い段階でのチェックが必要だろう。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.04.04,Wed
PSM二試合のスタッツを元にチームカラーや攻守の傾向を割り出してみよう―という「各チーム傾向と対策」。何分テストモードだったり戦力の見極めだったチームも多いため正確な傾向とは言えないことをあらかじめお断りしておく。悪く書かれているからといって落ち込まず、良く書かれているからといって浮かれないように(笑)。
第6回目FCH。
数字はそれぞれ二試合分を合計したもの。左の列は自軍が挙げた数で右の列は二試合で相手チームに挙げられた数。被ファウルはFKに、被FKはファウルに反映するため割愛した。数値の横の()内の数字は、それぞれの項目についての8チーム中の順位を示す。全ての項目について数字が大きい順に順位をつけてあるので、失点ならば順位が低い方が失点が少ないことになるので注意。
2分けと今ひとつパッとしない印象だったFCHだが、まず目を引くのがボールタッチの多さ。ではありながらパスはそう多くなく、傾向としてはパスで細かくボールを繋ぐよりもドリブル、もしくはロングボールを裏に放り込んで行く攻撃パターンと推測できる。パス数はやや劣るものの成功数は比較的増えていることからも、敵陣でのパス回しを避けていることが伺える。ただ3トップのウインガーを採用している割にクロスが少ないのは問題。ことにCFに長身の藤堂を配する以上クロス攻撃が少ないのは宝の持ち腐れになりかねない。二試合目の相手が守備に長けたTLSだから、ということはあるにせよそれを放置することはTLSに対して優位に立ち得ないということであり、また他のチームが同様な手段を講じてくることも容易に予想できるだけに対策を考えるべきではあろう。
守備面に目を転じると、パスカット・ファウルとも高い数値を上げており、相手にボールタッチを与えてもいない。
中盤を良く支配し、前線へという奪って速攻のパターン。ただファウルが多いのは問題で、プレスへの出足は早いものの当たりが無駄に強い傾向が見える。当たりが強いことは何ら否定されることではないのだが、ファウルに多く繋がっているのはもったいないところ。被シュート、クロスは多くないが枠内に限ると高い数値になってしまっているのは、中盤とサイドでの出足は鋭いものの―あるいは鋭いがゆえに―そこを抜けられ、もしくはかわされた時に体を寄せ切れず、自由にシュートを打たれていることを示唆している。シャルポア、鞠川といったCB陣の足元にやや不安があることもこの数字と無関係ではないだろう。
(拾)
第6回目FCH。
| シュート | 19(4) | 被シュート | 16(4) |
| うち枠内 | 5(6) | 被枠内 | 9(2) |
| PK | 0(2) | PK | 0(2) |
| FK | 13(8) | 与CK | 2(2) |
| CK | 2(5) | 与ボール タッチ | 645(6) |
| ボール タッチ | 687(1) | 被パス | 385(4) |
| パス | 404(3) | 被クロス | 38(7) |
| クロス | 41(7) | 成功数 | 375(5) |
| 成功数 | 396(2) | 与パスカット | 73(7) |
| パスカット | 95(2) | オフ サイド | 0(6) |
| ファウル | 25(1) | ||
| オフ サイド | 0(7) | ||
| 得点 | 2(2) | ||
| 失点 | 2(3) |
数字はそれぞれ二試合分を合計したもの。左の列は自軍が挙げた数で右の列は二試合で相手チームに挙げられた数。被ファウルはFKに、被FKはファウルに反映するため割愛した。数値の横の()内の数字は、それぞれの項目についての8チーム中の順位を示す。全ての項目について数字が大きい順に順位をつけてあるので、失点ならば順位が低い方が失点が少ないことになるので注意。
2分けと今ひとつパッとしない印象だったFCHだが、まず目を引くのがボールタッチの多さ。ではありながらパスはそう多くなく、傾向としてはパスで細かくボールを繋ぐよりもドリブル、もしくはロングボールを裏に放り込んで行く攻撃パターンと推測できる。パス数はやや劣るものの成功数は比較的増えていることからも、敵陣でのパス回しを避けていることが伺える。ただ3トップのウインガーを採用している割にクロスが少ないのは問題。ことにCFに長身の藤堂を配する以上クロス攻撃が少ないのは宝の持ち腐れになりかねない。二試合目の相手が守備に長けたTLSだから、ということはあるにせよそれを放置することはTLSに対して優位に立ち得ないということであり、また他のチームが同様な手段を講じてくることも容易に予想できるだけに対策を考えるべきではあろう。
守備面に目を転じると、パスカット・ファウルとも高い数値を上げており、相手にボールタッチを与えてもいない。
中盤を良く支配し、前線へという奪って速攻のパターン。ただファウルが多いのは問題で、プレスへの出足は早いものの当たりが無駄に強い傾向が見える。当たりが強いことは何ら否定されることではないのだが、ファウルに多く繋がっているのはもったいないところ。被シュート、クロスは多くないが枠内に限ると高い数値になってしまっているのは、中盤とサイドでの出足は鋭いものの―あるいは鋭いがゆえに―そこを抜けられ、もしくはかわされた時に体を寄せ切れず、自由にシュートを打たれていることを示唆している。シャルポア、鞠川といったCB陣の足元にやや不安があることもこの数字と無関係ではないだろう。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.03.30,Fri
PSM二試合のスタッツを元にチームカラーや攻守の傾向を割り出してみよう―という「各チーム傾向と対策」。何分テストモードだったり戦力の見極めだったチームも多いため正確な傾向とは言えないことをあらかじめお断りしておく。悪く書かれているからといって落ち込まず、良く書かれているからといって浮かれないように(笑)。
第5回目TLS。
「守備的」を売りにするこの新規参入チームはシュート数、被シュート数ともに少なくいわば「出入りの少ない」スタイル。パス数はHANに次いで多く、パスサッカーを指向するに見えるが成功数がやや落ちている。これは相手陣内でのパス回しを多用している故で、クロスの少なさもそれを裏付けている。遠目から放り込まず確実に繋ぐポゼッションサッカー。確かに前線にタワーとなるFWがいないことはあるが、守備的なチームに長いボールで相手ゴールを脅かすオプションがないのはやや気がかり。
守備の面で見ると、被シュート、枠内、パス、クロスとほとんどの面で相手を封殺しており、個人能力をベースに一対一の局面で守り勝つWBLよりも教科書としては適しているといえるかもしれない。ただボールタッチに関しては相手に握られており、そのあたりが今後の課題ともいえる。オフサイドトラップも使わず、ラインを引いてスペースを消し、スピードのある相手に突破をさせず囲んで奪う守備を確立している。守備的なチームというのはえてしてファウルが多くなりがちなのだが、被ファウルのほうが多いのも面白い傾向といえるだろう。
(拾)
第5回目TLS。
| シュート | 12(7) | 被シュート | 14(6) |
| うち枠内 | 6(5) | 被枠内 | 3(7) |
| PK | 0(2) | PK | 0(2) |
| FK | 25(1) | 与CK | 3(1) |
| CK | 1(7) | 与ボール タッチ | 651(4) |
| ボールタッチ | 682(3) | 被パス | 376(6) |
| パス | 405(2) | 被クロス | 38(7) |
| クロス | 41(7) | 成功数 | 362(7) |
| 成功数 | 390(4) | 与パスカット | 83(7) |
| パスカット | 81(4) | オフサイド | 0(6) |
| ファウル | 19(4) | ||
| オフサイド | 3(2) | ||
| 得点 | 2(2) | ||
| 失点 | 1(6) |
「守備的」を売りにするこの新規参入チームはシュート数、被シュート数ともに少なくいわば「出入りの少ない」スタイル。パス数はHANに次いで多く、パスサッカーを指向するに見えるが成功数がやや落ちている。これは相手陣内でのパス回しを多用している故で、クロスの少なさもそれを裏付けている。遠目から放り込まず確実に繋ぐポゼッションサッカー。確かに前線にタワーとなるFWがいないことはあるが、守備的なチームに長いボールで相手ゴールを脅かすオプションがないのはやや気がかり。
守備の面で見ると、被シュート、枠内、パス、クロスとほとんどの面で相手を封殺しており、個人能力をベースに一対一の局面で守り勝つWBLよりも教科書としては適しているといえるかもしれない。ただボールタッチに関しては相手に握られており、そのあたりが今後の課題ともいえる。オフサイドトラップも使わず、ラインを引いてスペースを消し、スピードのある相手に突破をさせず囲んで奪う守備を確立している。守備的なチームというのはえてしてファウルが多くなりがちなのだが、被ファウルのほうが多いのも面白い傾向といえるだろう。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.03.28,Wed
PSM二試合のスタッツを元にチームカラーや攻守の傾向を割り出してみよう―という「各チーム傾向と対策」。何分テストモードだったり戦力の見極めだったチームも多いため正確な傾向とは言えないことをあらかじめお断りしておく。悪く書かれているからといって落ち込まず、良く書かれているからといって浮かれないように(笑)。
第4回目はEWI。
数字はそれぞれ二試合分を合計したもの。左の列は自軍が挙げた数で右の列は二試合で相手チームに挙げられた数。被ファウルはFKに、被FKはファウルに反映するため割愛した。数値の横の()内の数字は、それぞれの項目についての8チーム中の順位を示す。全ての項目について数字が大きい順に順位をつけてあるので、失点ならば順位が低い方が失点が少ないことになるので注意。
一敗一分けと勝ち星のなかったEWIだが、攻撃面の数字は悲観的なものでもない、どころか優秀な部類に入る。シュート数、枠内とも一位で、シュート数が多いため決定力という観点から考えるとやや引け目があるが、それでもボールタッチ、パスとも多く(パス数と成功数はほぼ同順位だが、EWIは唯一成功数が高くなっているのも特筆すべき点)、攻撃に至る過程に問題があるようには見えない。ただ、両サイドに陽ノ下、神戸といった快速アタッカーを配している割にクロスの数が少ない。鬼澤、音無が前線でいい動きを見せているとはいえ、近代サッカーでツートップと攻撃的MF一枚のみで得点を取るのは難しく、両サイドの彼女らが有効に攻撃に絡むことが今後の課題となるだろう。
守備面で見ると、ボールタッチはそうまで与えておらず、またクロスを打たせてもいないことから、中盤でのチェックは利いており、サイドの守備も出来ていることがわかる。これは足のある陽ノ下、神戸らがルーズボールを良く拾い、サイドのスペースを埋めている状態を示唆している。ただ被シュートが多く、被枠内に限れば一位。少ない手数でシュートレンジに多くボールを運ばれ、また寄せきれず比較的自由にシュートを打たれている。パスカットが少ないのも問題で、ファウルは少なくクレバーな守備は出来ているが、ここ一番で強く当たりに行けていないようだ。中盤でのチェックは利いているだけに、最終ラインがもう少し踏ん張る必要があるだろう。陽ノ下、神戸については攻撃時の課題と重なるが、なまじ足が速いだけに最終ラインまでフォローできてしまい、マイボールになったときの上がりが間に合っていないのではないか。彼女らをより攻撃に専念させる環境が作れれば、一気に好転すると見る。
(拾)
第4回目はEWI。
| シュート | 24(1) | 被シュート | 20(3) |
| うち枠内 | 8(1) | 被枠内 | 10(1) |
| PK | 0(2) | PK | 0(2) |
| FK | 21(3) | 与CK | 2(2) |
| CK | 3(2) | 与ボール タッチ | 646(5) |
| ボールタッチ | 663(4) | 被パス | 385(4) |
| パス | 404(3) | 被クロス | 46(6) |
| クロス | 43(5) | 成功数 | 376(4) |
| 成功数 | 396(2) | 与パスカット | 80(6) |
| パスカット | 68(8) | オフサイド | 1(4) |
| ファウル | 15(6) | ||
| オフサイド | 0(7) | ||
| 得点 | 2(2) | ||
| 失点 | 4(1) |
数字はそれぞれ二試合分を合計したもの。左の列は自軍が挙げた数で右の列は二試合で相手チームに挙げられた数。被ファウルはFKに、被FKはファウルに反映するため割愛した。数値の横の()内の数字は、それぞれの項目についての8チーム中の順位を示す。全ての項目について数字が大きい順に順位をつけてあるので、失点ならば順位が低い方が失点が少ないことになるので注意。
一敗一分けと勝ち星のなかったEWIだが、攻撃面の数字は悲観的なものでもない、どころか優秀な部類に入る。シュート数、枠内とも一位で、シュート数が多いため決定力という観点から考えるとやや引け目があるが、それでもボールタッチ、パスとも多く(パス数と成功数はほぼ同順位だが、EWIは唯一成功数が高くなっているのも特筆すべき点)、攻撃に至る過程に問題があるようには見えない。ただ、両サイドに陽ノ下、神戸といった快速アタッカーを配している割にクロスの数が少ない。鬼澤、音無が前線でいい動きを見せているとはいえ、近代サッカーでツートップと攻撃的MF一枚のみで得点を取るのは難しく、両サイドの彼女らが有効に攻撃に絡むことが今後の課題となるだろう。
守備面で見ると、ボールタッチはそうまで与えておらず、またクロスを打たせてもいないことから、中盤でのチェックは利いており、サイドの守備も出来ていることがわかる。これは足のある陽ノ下、神戸らがルーズボールを良く拾い、サイドのスペースを埋めている状態を示唆している。ただ被シュートが多く、被枠内に限れば一位。少ない手数でシュートレンジに多くボールを運ばれ、また寄せきれず比較的自由にシュートを打たれている。パスカットが少ないのも問題で、ファウルは少なくクレバーな守備は出来ているが、ここ一番で強く当たりに行けていないようだ。中盤でのチェックは利いているだけに、最終ラインがもう少し踏ん張る必要があるだろう。陽ノ下、神戸については攻撃時の課題と重なるが、なまじ足が速いだけに最終ラインまでフォローできてしまい、マイボールになったときの上がりが間に合っていないのではないか。彼女らをより攻撃に専念させる環境が作れれば、一気に好転すると見る。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.03.28,Wed
PSM二試合のスタッツを元にチームカラーや攻守の傾向を割り出してみよう―という「各チーム傾向と対策」。何分テストモードだったり戦力の見極めだったチームも多いため正確な傾向とは言えないことをあらかじめお断りしておく。悪く書かれているからといって落ち込まず、良く書かれているからといって浮かれないように(笑)。
第3回目はHAN。
| シュート | 21(2) | 被シュート | 15(5) |
| うち枠内 | 7(4) | 被枠内 | 6(5) |
| PK | 0(2) | PK | 0(2) |
| FK | 16(5) | 与CK | 2(2) |
| CK | 3(2) | 与ボール タッチ | 629(8) |
| ボールタッチ | 687(1) | 被パス | 353(8) |
| パス | 430(1) | 被クロス | 49(4) |
| クロス | 52(3) | 成功数 | 344(8) |
| 成功数 | 421(1) | 与パスカット | 96(1) |
| パスカット | 76(6) | オフサイド | 0(6) |
| ファウル | 23(2) | ||
| オフサイド | 1(4) | ||
| 得点 | 1(7) | ||
| 失点 | 2(3) |
2試合で一分け一敗と勝ち星が挙げられなかったHANだが、真っ先に目に付くのがボールタッチとパス、パス成功数の多さ。ボールタッチだけならFCHと同数なのだが、パス数では文句なく一位と、ポゼッションを指向して細かくパスを繋ぐ様子が見える。パスカットされた数もトップだが、多くのパスを放っているだけにこれは仕方ないところか。パスサッカーを指向するチームというのは往々にして「ボールを回す」ことに汲々としがちで、シュートが打てなかったりすることも多いが、シュート数、枠内シュートも多く、パスからちゃんとフィニッシュに至れている。クロスもそこそこ放っており、中央突破に固執するの愚を避けているのも評価すべき点だ。かように数字から見る限り攻撃内容に問題はないのだが、逆に言うとこの内容でFKによる(しかも直接)一点のみ、というのがやや寂しい。パスが上手く繋がるだけに、ここぞというところで強引にシュートを打ちに行く姿勢に欠けているのかもしれない。
守備面に目を転じてみると、パスカットが少なく、それをファウルで補っているようなイメージ。与ボールタッチがもっとも少なく、相手に主導権を渡さずポゼッションを高めてパスワークで攻めていく形なのだが、そのきっかけとなるボール奪取はインターセプトよりタックルが多く、これは審判にもよるが決定的な局面でファウルを取られてしまう可能性が上がるということでもあり、やや危うさを感じる。パスワークに特化した選手が多く、いわゆる「汗っかき」役の負荷が大きいのかもしれないが、守備的な選手を増やすと特色のパス回しも滞るかもしれず匙加減が難しいところ。また、パスを回させていない割りにクロスは上げられており、サイドの守備が中央と比して薄いようだ。何分サイド攻撃を主体とするチームが多いリーグであるから、サイドに関する備えが必要かもしれない。
(拾)
