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Posted by Akira Hirota - 2008.03.26,Wed
ミッドウィーク、地方開催となった桜花杯準決勝2試合。SSS×HANはホームSSSが先手を取る展開ながらも守りきれず2-2のドロー、前回の結果からHANが決勝進出。EWI×WBLは終了間際の劇的なPKでWBLが決勝進出をそれぞれ決めた。これにより決勝はHAN×WBLというどちらが勝っても初優勝の組み合わせに。3位決定戦はSSS×EWIという昨年、一昨年の桜花杯準優勝チーム同士の対戦となった。
・ベストイレブン
基本的に6.5以上、を基準としているのだがそれに該当する選手が4人しかおらず、この4人は文句なく選出。あとは6.0から選ぶしかなく、GKは無失点の八重、DFはちょうど3人いるので八重、水島、加藤を選んで3バックに。前線は2ゴールの千鳥と1ゴールの赤井、6.5以上の4人が全て中盤なのでそこに充て、最後の一人はシュート数が多い森下(EWI)を選んでおく。
で、並べるとこう。
赤井 千鳥
藤崎 井上 主人
森下
マクグラス
八重 水島 加藤
八重
ちなみに同名キャラがどう、といった縛りは入れていない。それをすると選べなくなることがあるので。
MVP:マクグラス(HAN)
評価点8.5は選ばないわけにはいかないだろう。中盤の底で睨みを利かせ同点ゴール、攻守に亘って大車輪の活躍を見せた。
MIP:井上(WBL)
終了間際、外せば3決に回ることがほぼ決定というプレッシャーのかかる局面の、しかもPKをよく決めた。
(拾)
・ベストイレブン
基本的に6.5以上、を基準としているのだがそれに該当する選手が4人しかおらず、この4人は文句なく選出。あとは6.0から選ぶしかなく、GKは無失点の八重、DFはちょうど3人いるので八重、水島、加藤を選んで3バックに。前線は2ゴールの千鳥と1ゴールの赤井、6.5以上の4人が全て中盤なのでそこに充て、最後の一人はシュート数が多い森下(EWI)を選んでおく。
で、並べるとこう。
赤井 千鳥
藤崎 井上 主人
森下
マクグラス
八重 水島 加藤
八重
ちなみに同名キャラがどう、といった縛りは入れていない。それをすると選べなくなることがあるので。
MVP:マクグラス(HAN)
評価点8.5は選ばないわけにはいかないだろう。中盤の底で睨みを利かせ同点ゴール、攻守に亘って大車輪の活躍を見せた。
MIP:井上(WBL)
終了間際、外せば3決に回ることがほぼ決定というプレッシャーのかかる局面の、しかもPKをよく決めた。
(拾)
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Posted by Akira Hirota - 2008.03.25,Tue
・SSS×HAN
・前回3-1という結果で、HAN攻撃陣対SSS守備陣の対決はHANに軍配が上がる結果となったが、それを受けてSSSはどうやら3決に照準を絞るようで3連戦の秋穂、弥生をベンチ外。さらにHANもターンオーバーで伊集院、高見、八重といった主力をベンチスタートで温存という微妙に盛り上がりに欠ける対戦。順当に行けばHANの逃げ切りが濃厚だが、勝ち抜けは厳しいにしてもホームということもあってSSSは意地を見せたい。
・EWI×WBL
・EWIはいつもの形。マークをものともせず得点を上げ、復活の兆しが見える藤堂に賭ける。WBLは前回追いついて終え、ムードは高いが攻撃のほとんどがセットプレー絡みで、流れからチャンスを作れていない。マークに追われる選手の人数が多いため、攻撃の時に前に出られない状況が出来ていると思われるが、前に出ないのでは高いラインの効果が半減するため難しいところ。
(拾)
・前回3-1という結果で、HAN攻撃陣対SSS守備陣の対決はHANに軍配が上がる結果となったが、それを受けてSSSはどうやら3決に照準を絞るようで3連戦の秋穂、弥生をベンチ外。さらにHANもターンオーバーで伊集院、高見、八重といった主力をベンチスタートで温存という微妙に盛り上がりに欠ける対戦。順当に行けばHANの逃げ切りが濃厚だが、勝ち抜けは厳しいにしてもホームということもあってSSSは意地を見せたい。
・EWI×WBL
・EWIはいつもの形。マークをものともせず得点を上げ、復活の兆しが見える藤堂に賭ける。WBLは前回追いついて終え、ムードは高いが攻撃のほとんどがセットプレー絡みで、流れからチャンスを作れていない。マークに追われる選手の人数が多いため、攻撃の時に前に出られない状況が出来ていると思われるが、前に出ないのでは高いラインの効果が半減するため難しいところ。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2008.03.23,Sun
準決勝を迎えた本大会、今回は2試合が東京と栃木で戦われた。
東京ではHAN×SSS、攻撃陣が好調のHANと無失点のSSSとあって好カードが期待されたが、期待に反して後半早々の集中砲火が決まり3-1とHANのほぼ完勝、決勝進出に大きく前進した。栃木のWBL×EWIは開始早々にアウェーEWIが先制する波乱含みの立ち上がりながらWBL追いついてドローに持ち込み、決着はセカンドレグへ持ち越し。
セカンドレグは攻守ところを変え、福岡と新潟の地方開催となる。
・ベストイレブン
7.5の山崎と7.0の高見は無条件選出。GKは橘で文句なし、FWは高見と得点を挙げている藤堂を6.0から選出。DFが6.0台までで全くいないという事態を鑑み、PSMでDFを務めたことがあるマクグラス(HAN)と登録がSBの松田(SSS)をDFに。それでも2人しかいないため、2バックも考えたが3失点で敗れているチームの陣形を採用するのも縁起が悪い。ぱっと見渡して6.0までの評価点でポジション、体格的にストッパーができそうなので(笑)、山崎(SSS)をDFで選出。中盤5人は主人(HAN)藤崎(WBL)は得点を挙げているので選出、フル出場で6.0の評価を得ている羽柴(WBL)、日向(EWI)、弥生(SSS)を選んだ。並べるとこう。
藤堂
高見
主人 羽柴
弥生 日向
藤崎
山崎 マクグラス
松田
橘
3失点のSSSからDFが二人選ばれていたり、DFが誰一人この節でディフェンダーをしていないが、評価点ありきで選んでるので致し方なしってことで。
MVP:高見(HAN)
3試合連続の4ゴールにこの日も先制点をアシストし1G1A、この分で行けば得点王とMVPは取れそうな勢いだ。
MIP(Most Impressive Player):弥生(SSS)
偶然体に当たっただけでアシストがついた幸運もさることながら、ここまででアシスト2、3試合連続フル出場で評価点全て6.0は唯一。藤崎、八重、陽ノ下クラスなら当たり前の数字だが、弥生という能力が決して高いとはいえない(むしろ低い)キャラでこの成績を評価したい。
(拾)
東京ではHAN×SSS、攻撃陣が好調のHANと無失点のSSSとあって好カードが期待されたが、期待に反して後半早々の集中砲火が決まり3-1とHANのほぼ完勝、決勝進出に大きく前進した。栃木のWBL×EWIは開始早々にアウェーEWIが先制する波乱含みの立ち上がりながらWBL追いついてドローに持ち込み、決着はセカンドレグへ持ち越し。
セカンドレグは攻守ところを変え、福岡と新潟の地方開催となる。
・ベストイレブン
7.5の山崎と7.0の高見は無条件選出。GKは橘で文句なし、FWは高見と得点を挙げている藤堂を6.0から選出。DFが6.0台までで全くいないという事態を鑑み、PSMでDFを務めたことがあるマクグラス(HAN)と登録がSBの松田(SSS)をDFに。それでも2人しかいないため、2バックも考えたが3失点で敗れているチームの陣形を採用するのも縁起が悪い。ぱっと見渡して6.0までの評価点でポジション、体格的にストッパーができそうなので(笑)、山崎(SSS)をDFで選出。中盤5人は主人(HAN)藤崎(WBL)は得点を挙げているので選出、フル出場で6.0の評価を得ている羽柴(WBL)、日向(EWI)、弥生(SSS)を選んだ。並べるとこう。
藤堂
高見
主人 羽柴
弥生 日向
藤崎
山崎 マクグラス
松田
橘
3失点のSSSからDFが二人選ばれていたり、DFが誰一人この節でディフェンダーをしていないが、評価点ありきで選んでるので致し方なしってことで。
MVP:高見(HAN)
3試合連続の4ゴールにこの日も先制点をアシストし1G1A、この分で行けば得点王とMVPは取れそうな勢いだ。
MIP(Most Impressive Player):弥生(SSS)
偶然体に当たっただけでアシストがついた幸運もさることながら、ここまででアシスト2、3試合連続フル出場で評価点全て6.0は唯一。藤崎、八重、陽ノ下クラスなら当たり前の数字だが、弥生という能力が決して高いとはいえない(むしろ低い)キャラでこの成績を評価したい。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2008.03.22,Sat
・HAN×SSS
昨季のウインターカップ王者とシーズン王者の対決となるこのカード、ここまでの成績はHANが2試合で6得点、SSSは2試合無失点とあって焦点はHAN攻撃陣vsSSS守備陣の図式、となるところだが代表スタメンGK二階堂を擁するFCH守備陣から6点を挙げたHANと昨季の総合最下位だったSKUを完封したSSS、という部分は多少考慮すべきだろう。
ホームHANは第一回戦ファーストレグと同じオーダー、つまりはベストメンバー。八重、藤堂、水島の前にマクグラス、鞠川、清川でもう一つの防壁を築いて攻撃を跳ね返し、主人から3トップへのコンビネーションで崩して攻める形。第一回戦から3トップは残さず得点を挙げており、好調を持続する攻撃陣に今のところ死角はないと言っていい。
SSSは対照的に「そのとき調子のいいメンバーがベスト」とばかりに弄くってきた。基本的に第一回戦ファーストレグを踏襲しながら微妙に入れ替えている。ゴールを守るのでなくボールを奪う守備で、主人から前線にボールが渡る前に潰してペースを掴みたい。
・EWI×WBL
・第一回桜花杯では準優勝、今回は当然その上を狙うEWIと桜花杯では未体験ゾーンに突入したWBLとの対戦。
EWIは前回決勝点を挙げた神戸を起用、ただ元々怪我持ちだけに過度の起用と期待は禁物か?その他は以前同様のオーダー。DMS守備陣に手を焼いた攻撃陣、特に藤堂にまだ当たりがないのは気になるところで、中盤から動いて詰めるWBL守備陣は引いて固めるDMS守備陣とは勝手が違うがどうか。
WBLは藤堂、音無、藤崎の3人をマークする形でEWIの攻勢を分断する狙いだが、ラインが浅いため森井や佐野倉が引き出されたスペースを他の選手に使われないようにケアすると同時にラインの裏をフォローする守備を両立させることが必要となる。攻撃では好調を維持している後藤に期待。
(拾)
昨季のウインターカップ王者とシーズン王者の対決となるこのカード、ここまでの成績はHANが2試合で6得点、SSSは2試合無失点とあって焦点はHAN攻撃陣vsSSS守備陣の図式、となるところだが代表スタメンGK二階堂を擁するFCH守備陣から6点を挙げたHANと昨季の総合最下位だったSKUを完封したSSS、という部分は多少考慮すべきだろう。
ホームHANは第一回戦ファーストレグと同じオーダー、つまりはベストメンバー。八重、藤堂、水島の前にマクグラス、鞠川、清川でもう一つの防壁を築いて攻撃を跳ね返し、主人から3トップへのコンビネーションで崩して攻める形。第一回戦から3トップは残さず得点を挙げており、好調を持続する攻撃陣に今のところ死角はないと言っていい。
SSSは対照的に「そのとき調子のいいメンバーがベスト」とばかりに弄くってきた。基本的に第一回戦ファーストレグを踏襲しながら微妙に入れ替えている。ゴールを守るのでなくボールを奪う守備で、主人から前線にボールが渡る前に潰してペースを掴みたい。
・EWI×WBL
・第一回桜花杯では準優勝、今回は当然その上を狙うEWIと桜花杯では未体験ゾーンに突入したWBLとの対戦。
EWIは前回決勝点を挙げた神戸を起用、ただ元々怪我持ちだけに過度の起用と期待は禁物か?その他は以前同様のオーダー。DMS守備陣に手を焼いた攻撃陣、特に藤堂にまだ当たりがないのは気になるところで、中盤から動いて詰めるWBL守備陣は引いて固めるDMS守備陣とは勝手が違うがどうか。
WBLは藤堂、音無、藤崎の3人をマークする形でEWIの攻勢を分断する狙いだが、ラインが浅いため森井や佐野倉が引き出されたスペースを他の選手に使われないようにケアすると同時にラインの裏をフォローする守備を両立させることが必要となる。攻撃では好調を維持している後藤に期待。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2008.03.21,Fri
ファーストレグはスコアレスドローも2試合と様子見のカードも散見したが、勝ち抜けの掛かったセカンドレグは各地で熱戦が繰り広げられた。
初戦がスコアレスドローだったSKU×SSSは新井の公式戦初ゴールなどで2-0、SSSが九州ダービーを制する。同じくスコアレスだったDMS×EWIは後半、粘るDMSを神戸のミドルで突き放して1-0でEWI。順位と相性通りの2チームが準決勝に駒を進めた。
栃木ルーテシアではWBLがホーム連敗阻止と桜花杯第一回戦突破を賭けてSCMと対戦。2-1の結果を受けての試合は両チームとも後藤、神条が二試合連続でゴールを挙げる活躍を見せ、スコアは1-1。WBLが悲願を達成、強豪復活の狼煙を上げた。
ファーストレグで4-0と差がついたFCH×HANだったが、ことこの試合に関しては熱い試合が繰り広げられた。4点差を何とか埋めようとするFCHに対しHANもオープンな打ち合いを選択したことから両チーム合わせて39本のシュートが乱れ飛ぶ乱打戦に。ホームFCHは終了間際、熱姫の同点弾で敗戦を免れたが第一回戦突破はならず。千鳥、熱姫の両FWに当たりが出てきたのはリーグ戦に向けての好材料と捉えるべきだろう。HANはこの日も伊集院、高見が仲良く1G1A。2試合で6点と攻撃陣が絶好調で、HANにとって最後のカップ戦たる桜花杯奪取に期待が掛かる。
・ベストイレブン
まずキーパー、無失点は西村と鞠川なのだが、二人とも被シュート数、セーブ数が少なすぎるためここは素直に評価点最大の吉野。
フィールドプレーヤーは7.0の伊集院、咲野、神戸を無条件で選出、あとは6.5からフル出場や得点を勘案するとDFは新堂と森井、FWは高見と千鳥(FCH)。中盤残り3人を鞠川(HAN)、本田、美咲で。秋穂はイエローがあったので選考落ち。で並べるとこう。
伊集院
高見 千鳥
神戸 美咲
本田 鞠川
森井 咲野
新堂
吉野
本田と鞠川が過労死するぞ、とか森井は中盤での起用だ、とかまたえらく突っ込みどころの多い陣形だが、どのサッカー誌でもベストイレブンなんてこんなもの。
MVP:伊集院(HAN)
試合そのものは引き分けだったが、10分に一回シュートを放つ積極性とキャプテンシーを評価。先手を取り続ける試合展開に寄与した。
MIP(Most Impressive Player):熱姫(FCH)
たとえゴールが決まっても、もう次の試合はない。それは百も承知、だがゴールを目指すのは彼女がFWだから。意地や執念が凝縮されたゴールだった。
(拾)
初戦がスコアレスドローだったSKU×SSSは新井の公式戦初ゴールなどで2-0、SSSが九州ダービーを制する。同じくスコアレスだったDMS×EWIは後半、粘るDMSを神戸のミドルで突き放して1-0でEWI。順位と相性通りの2チームが準決勝に駒を進めた。
栃木ルーテシアではWBLがホーム連敗阻止と桜花杯第一回戦突破を賭けてSCMと対戦。2-1の結果を受けての試合は両チームとも後藤、神条が二試合連続でゴールを挙げる活躍を見せ、スコアは1-1。WBLが悲願を達成、強豪復活の狼煙を上げた。
ファーストレグで4-0と差がついたFCH×HANだったが、ことこの試合に関しては熱い試合が繰り広げられた。4点差を何とか埋めようとするFCHに対しHANもオープンな打ち合いを選択したことから両チーム合わせて39本のシュートが乱れ飛ぶ乱打戦に。ホームFCHは終了間際、熱姫の同点弾で敗戦を免れたが第一回戦突破はならず。千鳥、熱姫の両FWに当たりが出てきたのはリーグ戦に向けての好材料と捉えるべきだろう。HANはこの日も伊集院、高見が仲良く1G1A。2試合で6点と攻撃陣が絶好調で、HANにとって最後のカップ戦たる桜花杯奪取に期待が掛かる。
・ベストイレブン
まずキーパー、無失点は西村と鞠川なのだが、二人とも被シュート数、セーブ数が少なすぎるためここは素直に評価点最大の吉野。
フィールドプレーヤーは7.0の伊集院、咲野、神戸を無条件で選出、あとは6.5からフル出場や得点を勘案するとDFは新堂と森井、FWは高見と千鳥(FCH)。中盤残り3人を鞠川(HAN)、本田、美咲で。秋穂はイエローがあったので選考落ち。で並べるとこう。
伊集院
高見 千鳥
神戸 美咲
本田 鞠川
森井 咲野
新堂
吉野
本田と鞠川が過労死するぞ、とか森井は中盤での起用だ、とかまたえらく突っ込みどころの多い陣形だが、どのサッカー誌でもベストイレブンなんてこんなもの。
MVP:伊集院(HAN)
試合そのものは引き分けだったが、10分に一回シュートを放つ積極性とキャプテンシーを評価。先手を取り続ける試合展開に寄与した。
MIP(Most Impressive Player):熱姫(FCH)
たとえゴールが決まっても、もう次の試合はない。それは百も承知、だがゴールを目指すのは彼女がFWだから。意地や執念が凝縮されたゴールだった。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2008.03.19,Wed
DMS×EWI
・前回はスコアレスドロー、今回で決まる一戦をホームで戦えるのはDMSにとって有利か否か?
DMSは前回、終始押される展開ながら藤堂に仕事をさせないというタスクを完遂し、計算通りにスコアレスドローで納めている。ただ、それもこのホームの一戦で勝てなければ水泡に帰してしまうためより以上の集中が必要となる。陣形は同じ、前線に昨季のチーム得点王風間を起用。チャンスが少ないのは明らかなところであり、やはりセットプレーからの一発か。
EWIも陣形は不動、怪我明けの日向を右アウトサイドに起用は初の試みか。守りはともかくとして、攻撃の出足は若干気になる。相手が守備的なこともあり、1点取ればほぼ決まるが、無得点の時間が長引くようだと前掛かりになってカウンターの術中に嵌る懸念はある。藤堂にはマークが厳しいながら、それを振り切っての活躍が求められる。
WBL×SCM
・アウェーで勝利を収めたWBL、強豪と言われた時期は長いが、こと桜花杯に関しては過去二回とも一回戦で消えている。悲願の一回戦突破なるか?
WBLは井上の負傷を受けて藤崎をその代役に抜擢、元々この位置でプレーしていたこともあって迷いは少ないはずだが、システムを変えて以降は下がり目の場所が定位置ということもあってその辺りの意識がまずはどうか。しばらくホームで勝てていないこともあり、このあたりで凱歌を上げたい。
SCMは今回いつもの4-4-2。川崎、神条といったあたりはWBLの高いライン裏を狙う動きを求めてのもので、そこにボールを出せる美咲、前線で起点になって使う側にも回れる桐屋。この4人のコンビネーションで崩していきたい。
(拾)
・前回はスコアレスドロー、今回で決まる一戦をホームで戦えるのはDMSにとって有利か否か?
DMSは前回、終始押される展開ながら藤堂に仕事をさせないというタスクを完遂し、計算通りにスコアレスドローで納めている。ただ、それもこのホームの一戦で勝てなければ水泡に帰してしまうためより以上の集中が必要となる。陣形は同じ、前線に昨季のチーム得点王風間を起用。チャンスが少ないのは明らかなところであり、やはりセットプレーからの一発か。
EWIも陣形は不動、怪我明けの日向を右アウトサイドに起用は初の試みか。守りはともかくとして、攻撃の出足は若干気になる。相手が守備的なこともあり、1点取ればほぼ決まるが、無得点の時間が長引くようだと前掛かりになってカウンターの術中に嵌る懸念はある。藤堂にはマークが厳しいながら、それを振り切っての活躍が求められる。
WBL×SCM
・アウェーで勝利を収めたWBL、強豪と言われた時期は長いが、こと桜花杯に関しては過去二回とも一回戦で消えている。悲願の一回戦突破なるか?
WBLは井上の負傷を受けて藤崎をその代役に抜擢、元々この位置でプレーしていたこともあって迷いは少ないはずだが、システムを変えて以降は下がり目の場所が定位置ということもあってその辺りの意識がまずはどうか。しばらくホームで勝てていないこともあり、このあたりで凱歌を上げたい。
SCMは今回いつもの4-4-2。川崎、神条といったあたりはWBLの高いライン裏を狙う動きを求めてのもので、そこにボールを出せる美咲、前線で起点になって使う側にも回れる桐屋。この4人のコンビネーションで崩していきたい。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2008.03.19,Wed
SKU×SSS
・連戦となる九州ダービー、舞台を大分に移しての第二幕となる。
SKUは鬼門マグパイでの連敗を止めたがシュートに至れない展開で、攻撃陣の奮起が期待されるところ。実にPSMから続けて無得点でもあり、梃入れに鬼澤姉妹をツートップで起用。左右に開く流れを作ってDFを掻き回し、空いたスペースに難波、伊集院といった飛び出しに味を見せる選手の進出からゴールチャンスを作りたい。
SSSは前回、内容で圧倒したとはいうものの、これまで負けたことのないホームでの引き分けは「負けに等しい」と言える。前線にはこのところ湿りの見える千鳥を諦めて新井、早乙女の強さと速さの組み合わせでゴールを目指す。早くもターンオーバーを明言しているがどう出るか。
FCH×HAN
・前回の対戦では大差がつき、ほぼ結果は見えたカードだがさて。
FCHは3トップ、「バルサシステム」で挑む。このところ組んでいないため実戦では未経験のメンバーもおり、連携等に影響を残す部分は避けられないが、4点を引っくり返すには多少の強引さは必要で、これもやむなしか。ただ3バックは構造的にサイドが脆くなるため、そこで優位に立ち、少なくとも先取点、出来れば前半で2点は取りたいところ。
対するHANはやや余裕の持てるところで、3トップ片側にウインガーの和泉恭を起用は準決勝以降を睨んだテストの意味合いが強いか。ただ、ファーストレグで4点を取れたということは、同じことが相手に起こらないと断言できるわけでもなく、注意は必要だろう。先に1点取って戦意を挫きたい。
(拾)
・連戦となる九州ダービー、舞台を大分に移しての第二幕となる。
SKUは鬼門マグパイでの連敗を止めたがシュートに至れない展開で、攻撃陣の奮起が期待されるところ。実にPSMから続けて無得点でもあり、梃入れに鬼澤姉妹をツートップで起用。左右に開く流れを作ってDFを掻き回し、空いたスペースに難波、伊集院といった飛び出しに味を見せる選手の進出からゴールチャンスを作りたい。
SSSは前回、内容で圧倒したとはいうものの、これまで負けたことのないホームでの引き分けは「負けに等しい」と言える。前線にはこのところ湿りの見える千鳥を諦めて新井、早乙女の強さと速さの組み合わせでゴールを目指す。早くもターンオーバーを明言しているがどう出るか。
FCH×HAN
・前回の対戦では大差がつき、ほぼ結果は見えたカードだがさて。
FCHは3トップ、「バルサシステム」で挑む。このところ組んでいないため実戦では未経験のメンバーもおり、連携等に影響を残す部分は避けられないが、4点を引っくり返すには多少の強引さは必要で、これもやむなしか。ただ3バックは構造的にサイドが脆くなるため、そこで優位に立ち、少なくとも先取点、出来れば前半で2点は取りたいところ。
対するHANはやや余裕の持てるところで、3トップ片側にウインガーの和泉恭を起用は準決勝以降を睨んだテストの意味合いが強いか。ただ、ファーストレグで4点を取れたということは、同じことが相手に起こらないと断言できるわけでもなく、注意は必要だろう。先に1点取って戦意を挫きたい。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2008.03.16,Sun
SSS 0-0 SKU
・九州ダービーとなった一戦、ホームSSSがドリブル突破から流れを作り、少ない手数から多くのシュートを放つといういつものパターンに持ち込んだがゴールを割れず。SKUは支配率で上回ったがシュートチャンスをほとんど作れない厳しい展開となってしまい、その中でスコアレスドローに持ち込めたことは充分な収穫といえるだろう。次をホームで戦えるSKU、1点取れば引き分けでも抜けられるSSSのどちらが有利か見解は分かれる所だ。
HAN 4-0 FCH
・意外な大差となったゲーム。前半15分に失点したものの前後半通じてペースを掌握していたのはFCHだったが、前半だけでオフサイドを3つ取られるなど攻勢が空回り、反撃の糸口を掴めずにいる間に後半22分にも失点を許すと緊張の糸が切れたか、その後10分間で2失点を許し試合を決定付けてしまった。エース千鳥のスランプが長引いているのはやや懸念どころか?
HANはペースを奪われる難しい立ち上がりながら、辛抱して守り抜いたことが先制点に繋がった。昨季後半から爆発的な攻撃力を見せる試合が散見しているが、この日もパターンに嵌った試合。3トップの連携が上手く行っており、少ない手数ながら大量得点を得る結果となった。
EWI 0-0 DMS
・前半はどちらも低調だったが、後半になってホームEWIが攻勢を加速。だが結局ゴールを割るには至らずスコアレスドロー。
EWIは崩す形はできていたがフィニッシュに精度を欠いた。藤堂に碧川を付けられ、高さを無効化された影響はあったようで、もう少しオプションが欲しい。内容は悪くないが、引いてくる相手であればそれは想定内でもあり、内容はともかく一点が欲しい。
DMSは引き分け上等で挑んでいるだけに結果自体には御の字か。ただ、この日の試合を見る限りではゴールへの道筋が遠いのは明らかなところで、無失点に抑えてのPK戦か、あるいはセットプレーからの牧原の一発に活路を見出すか。
SCM 1-2 WBL
・ジャイアントキリング、というべきなのかどうか。二年前ならばこの結果はむしろ「順当」だったはずで、栄枯盛衰を思い知らされる。ホームSCMのペースで進んでいた試合だったが、前半終了間際に左のクロスを陽ノ下が押し込んでWBL先制。後半に入ってお互いにセットプレーの零れから1点づつ取り合いそのまま試合終了。少ないチャンスをモノにしたWBLが勝利を収めた。
SCMは内容的によく進めてはいただけに、御田のパンチミスから招いた1点が重いものとなった。里仲、本田はこれまで低い位置での起用が多く、裏を狙わせるのも不発に終わった印象。昨季後半から今ひとつだった神条がゴールを挙げたのは好材料、復活に期待がかかる。
WBLは効率よく得点を奪ったが、思うようにボールを廻せず試合を作れなかったのは反省材料。ただPSMから掲げている中盤の守備はよく機能しており、この状態を持続してホームへ帰りたい。井上の代役と目される藤崎はこの日のパフォーマンスはよかったが、位置が上がった場合どうかが焦点となる。
ベストイレブン
・さていつまで続くか(笑)基準は評価点6.5以上、あと特筆すべき活躍があれば考慮。同じ評価点なら出場時間も勘案。
で、早速だがGKとFWとDFに6.5以上がいない、もしくは足りない。
とりあえず7.0の藤崎(WBL)と川添(SCM)は当確、そうすると川添の位置的に4バックにするしかないのだが、ストッパーに6.5以上がいない(二人いるがどちらも途中出場、30分以上さえも出ていない)。仕方ないので6点台から完封に貢献しているHANの3人を抜擢、小回りの利きそうな水島を右サイドバックに回す。FWは神条(HAN)のみが6.5。こちらも止むを得ないので6点台から2得点の高見(HAN)と1アシストの松浦(WBL)を抜擢、松浦はMF位置での起用だったのでそれに合わせる。GKも最高で6点台だが、完封したキーパーの中からセーブ、被枠内シュートとも最大だった速水(SKU)。中盤は底にパスカット57を達成したWBLの藤崎・桂木コンビを選出、攻撃的ハーフは主人(HAN)。フル出場していれば陽ノ下(WBL)の目もあったか。
で、並べるとこう。
高見 神条
松浦 主人
藤崎 桂木
川添 水島
八重 藤堂
速水
やはり4-0という結果は攻撃陣・守備陣とも評価が高く、HAN勢6人の大量選出は致し方ないところ。後は勝ったWBLから3人とそれに次ぐ数字となっている。SCM川添は初出場初選出、ちなみに昨季のDF別ランキングではSCM所属、もしくは所属歴のある選手が軒並み上位を占めており、それに次ぐ存在となるか。SKU速水は今季も多くのセーブ数を稼ぎそうな勢い。
(拾)
・九州ダービーとなった一戦、ホームSSSがドリブル突破から流れを作り、少ない手数から多くのシュートを放つといういつものパターンに持ち込んだがゴールを割れず。SKUは支配率で上回ったがシュートチャンスをほとんど作れない厳しい展開となってしまい、その中でスコアレスドローに持ち込めたことは充分な収穫といえるだろう。次をホームで戦えるSKU、1点取れば引き分けでも抜けられるSSSのどちらが有利か見解は分かれる所だ。
HAN 4-0 FCH
・意外な大差となったゲーム。前半15分に失点したものの前後半通じてペースを掌握していたのはFCHだったが、前半だけでオフサイドを3つ取られるなど攻勢が空回り、反撃の糸口を掴めずにいる間に後半22分にも失点を許すと緊張の糸が切れたか、その後10分間で2失点を許し試合を決定付けてしまった。エース千鳥のスランプが長引いているのはやや懸念どころか?
HANはペースを奪われる難しい立ち上がりながら、辛抱して守り抜いたことが先制点に繋がった。昨季後半から爆発的な攻撃力を見せる試合が散見しているが、この日もパターンに嵌った試合。3トップの連携が上手く行っており、少ない手数ながら大量得点を得る結果となった。
EWI 0-0 DMS
・前半はどちらも低調だったが、後半になってホームEWIが攻勢を加速。だが結局ゴールを割るには至らずスコアレスドロー。
EWIは崩す形はできていたがフィニッシュに精度を欠いた。藤堂に碧川を付けられ、高さを無効化された影響はあったようで、もう少しオプションが欲しい。内容は悪くないが、引いてくる相手であればそれは想定内でもあり、内容はともかく一点が欲しい。
DMSは引き分け上等で挑んでいるだけに結果自体には御の字か。ただ、この日の試合を見る限りではゴールへの道筋が遠いのは明らかなところで、無失点に抑えてのPK戦か、あるいはセットプレーからの牧原の一発に活路を見出すか。
SCM 1-2 WBL
・ジャイアントキリング、というべきなのかどうか。二年前ならばこの結果はむしろ「順当」だったはずで、栄枯盛衰を思い知らされる。ホームSCMのペースで進んでいた試合だったが、前半終了間際に左のクロスを陽ノ下が押し込んでWBL先制。後半に入ってお互いにセットプレーの零れから1点づつ取り合いそのまま試合終了。少ないチャンスをモノにしたWBLが勝利を収めた。
SCMは内容的によく進めてはいただけに、御田のパンチミスから招いた1点が重いものとなった。里仲、本田はこれまで低い位置での起用が多く、裏を狙わせるのも不発に終わった印象。昨季後半から今ひとつだった神条がゴールを挙げたのは好材料、復活に期待がかかる。
WBLは効率よく得点を奪ったが、思うようにボールを廻せず試合を作れなかったのは反省材料。ただPSMから掲げている中盤の守備はよく機能しており、この状態を持続してホームへ帰りたい。井上の代役と目される藤崎はこの日のパフォーマンスはよかったが、位置が上がった場合どうかが焦点となる。
ベストイレブン
・さていつまで続くか(笑)基準は評価点6.5以上、あと特筆すべき活躍があれば考慮。同じ評価点なら出場時間も勘案。
で、早速だがGKとFWとDFに6.5以上がいない、もしくは足りない。
とりあえず7.0の藤崎(WBL)と川添(SCM)は当確、そうすると川添の位置的に4バックにするしかないのだが、ストッパーに6.5以上がいない(二人いるがどちらも途中出場、30分以上さえも出ていない)。仕方ないので6点台から完封に貢献しているHANの3人を抜擢、小回りの利きそうな水島を右サイドバックに回す。FWは神条(HAN)のみが6.5。こちらも止むを得ないので6点台から2得点の高見(HAN)と1アシストの松浦(WBL)を抜擢、松浦はMF位置での起用だったのでそれに合わせる。GKも最高で6点台だが、完封したキーパーの中からセーブ、被枠内シュートとも最大だった速水(SKU)。中盤は底にパスカット57を達成したWBLの藤崎・桂木コンビを選出、攻撃的ハーフは主人(HAN)。フル出場していれば陽ノ下(WBL)の目もあったか。
で、並べるとこう。
高見 神条
松浦 主人
藤崎 桂木
川添 水島
八重 藤堂
速水
やはり4-0という結果は攻撃陣・守備陣とも評価が高く、HAN勢6人の大量選出は致し方ないところ。後は勝ったWBLから3人とそれに次ぐ数字となっている。SCM川添は初出場初選出、ちなみに昨季のDF別ランキングではSCM所属、もしくは所属歴のある選手が軒並み上位を占めており、それに次ぐ存在となるか。SKU速水は今季も多くのセーブ数を稼ぎそうな勢い。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2008.03.15,Sat
・EWI×DMS
・EWIの昨季は年間総合3位にウインターカップ準優勝。「あと一歩」が及ばずタイトルを逃した。年間得点ランク一位の藤堂を武器に、その悲願を成し遂げたい。
新規参入の年に桜花杯3位、リーグ戦でも一時は上位を脅かしたDMSだが、それに留まったのも事実。もう「新規参入」の言葉を言い訳にしないために、新たな力でまずは昨季以上の成績を目指す。
EWIはいつもの左に傾く3-5-2だが、日向負傷を受けてマクグラスをその位置に抜擢。PSMでの出場が少なく、コンディション的には未知数だが、ポテンシャルはスタメンクラスに劣らないことを証明したい。PSMでは一敗一分だったが、負けた試合でも終始押し気味に試合を進めてはおり、また昨季負けなしの対戦相手とあってここは負けられない。
DMSはオーソドックスな3-5-2、守備的に進めるのは変わらない。前線には安藤を抜擢、昨季のチーム得点王風間をベンチスタートは3日後のセカンドレグへの布石と引き分け狙いか。守備では碧川を藤堂に付けて封殺を狙う。ただ、碧川が藤堂に引き出されるようだとそのスペースを音無に使われる危惧は生じるため、水澤・向井といった部分のケアが必要になるだろう。
・SCM×WBL
・昨季最強、そのフレーズは伊達ではない。だが最強といいながらいくつかのタイトルを取り逃がした悔しいシーズンでもあり、リベンジの手始めはまず桜花杯から。
昨季低迷の一途を辿ったWBLだが、思えばケチの付き始めは桜花杯初戦だった。もう同じ過ちは繰り返さない。コンパクトな中盤の早いプレスからのサイドアタック、すべきことを明確にして心機一転、新たなる旅立ちを飾りたい。
SCMはWBLに対応した陣形を組んできた。その答えは4-5-1、ややサイドをルーズにしながらも中盤真ん中に人数をかけ、数で押すプレスに数で対抗する論理。運動量に強みを見せる本田、里仲で囲い込みからライン裏への飛び出しを企図、WBLラインを低めに押さえ込んで中盤での優位を目指す。
WBLはPSM2試合で無失点と新システムとしては上々の仕上がりを見せた3-6-1。ただ高いライン裏についてはまだDFラインの経験値そのものが浅いこともあり、PSM2試合で機能させた中盤で速めに潰す展開から先取点を取りたい。高さ速さに優れるワントップ後藤の出来が試合を左右するか。
(拾)
・EWIの昨季は年間総合3位にウインターカップ準優勝。「あと一歩」が及ばずタイトルを逃した。年間得点ランク一位の藤堂を武器に、その悲願を成し遂げたい。
新規参入の年に桜花杯3位、リーグ戦でも一時は上位を脅かしたDMSだが、それに留まったのも事実。もう「新規参入」の言葉を言い訳にしないために、新たな力でまずは昨季以上の成績を目指す。
EWIはいつもの左に傾く3-5-2だが、日向負傷を受けてマクグラスをその位置に抜擢。PSMでの出場が少なく、コンディション的には未知数だが、ポテンシャルはスタメンクラスに劣らないことを証明したい。PSMでは一敗一分だったが、負けた試合でも終始押し気味に試合を進めてはおり、また昨季負けなしの対戦相手とあってここは負けられない。
DMSはオーソドックスな3-5-2、守備的に進めるのは変わらない。前線には安藤を抜擢、昨季のチーム得点王風間をベンチスタートは3日後のセカンドレグへの布石と引き分け狙いか。守備では碧川を藤堂に付けて封殺を狙う。ただ、碧川が藤堂に引き出されるようだとそのスペースを音無に使われる危惧は生じるため、水澤・向井といった部分のケアが必要になるだろう。
・SCM×WBL
・昨季最強、そのフレーズは伊達ではない。だが最強といいながらいくつかのタイトルを取り逃がした悔しいシーズンでもあり、リベンジの手始めはまず桜花杯から。
昨季低迷の一途を辿ったWBLだが、思えばケチの付き始めは桜花杯初戦だった。もう同じ過ちは繰り返さない。コンパクトな中盤の早いプレスからのサイドアタック、すべきことを明確にして心機一転、新たなる旅立ちを飾りたい。
SCMはWBLに対応した陣形を組んできた。その答えは4-5-1、ややサイドをルーズにしながらも中盤真ん中に人数をかけ、数で押すプレスに数で対抗する論理。運動量に強みを見せる本田、里仲で囲い込みからライン裏への飛び出しを企図、WBLラインを低めに押さえ込んで中盤での優位を目指す。
WBLはPSM2試合で無失点と新システムとしては上々の仕上がりを見せた3-6-1。ただ高いライン裏についてはまだDFラインの経験値そのものが浅いこともあり、PSM2試合で機能させた中盤で速めに潰す展開から先取点を取りたい。高さ速さに優れるワントップ後藤の出来が試合を左右するか。
(拾)
Posted by Akira Hirota - 2008.03.13,Thu
・SSS×SKU
・「個の能力が低い」―それはSSSを表現するのによく使われる言葉であり、また彼女ら自身もそれを否定しないが、同時にそれはチーム力では決して劣らない、という自信の裏返しでもある。昨季それを証明した彼女らの次の挑戦が始まる。
昨季勝ちなし、それはSKUにとって不安要素だ。だがこのカードは同時に「九州ダービー」。順位、対戦成績、相性、そういった全てを吹き飛ばし、次に対戦するまで勝った方が優位を主張し続ける―それこそがダービーの醍醐味。それを味わうための絶好の機会が今到来した。
ホームSSSは久しぶりの2バック陣形。ただ通常と違って両サイドには守備的なタスクを負わせており、初戦を負けたくない意識の現われか。昨季からしばらく負けておらず好調に見えるが、PSMでは昨季までとは違う内容のゲーム展開になっており、それが2試合続けては懸念材料。昨季爆発した千鳥も故障明けから完全復帰、とは言い難いだけにチャンスメークの質はより問われる。
SKUは4-1-4-1の両サイドを押し下げたような形で、サイドハーフにPSMでは出場のない白雪真を抜擢。出来については未知数ながら、データのない状態はまさに「秘密兵器」。サイドのスペースを上手く使って前に出る動きを徹底し、スピードに難のあるSSSストッパーコンビを翻弄したい。
・HAN×FCH
・昨季は親善ミニトーナメント、そしてウインターカップ。「カップ戦最強王者」の称号こそ逃したものの、SCM、SSSに並んで多くのタイトルを獲得し実績を残してきたHAN。次なる狙いは桜花杯に定める。
FCHはかつての桜花杯覇者であり、その年は佐野倉を擁してリーグ最強にも輝いた経歴を持つ。今度は昨季後半から上り調子、得点王を獲得したエース千鳥を擁しての挑戦で06シーズンの再現を果たしたい。
HANは通常通りのオーダーで奇を衒わず正攻法。自慢の防御壁を高い位置で叩きつけて守り、速いパスワークからゴールを目指す。PSMから好調を維持している主人を含めた前線4人のコンビネーションで得点を狙う。
FCHは昨季HANに勝てておらず、アウェーということもあってドロー上等の構えで、ボランチにはPSM二試合でスタメン起用した白鳥はあえて使わず、信頼の高い水島、桂木コンビに中盤の締めを託す。PSM二戦目SCM戦ではアウェーながらも支配率で上回るなど内容には悲観材料が少ないが、二試合無得点はやはり気になる。そろそろ千鳥に当たりが欲しいところだ。
(拾)
・「個の能力が低い」―それはSSSを表現するのによく使われる言葉であり、また彼女ら自身もそれを否定しないが、同時にそれはチーム力では決して劣らない、という自信の裏返しでもある。昨季それを証明した彼女らの次の挑戦が始まる。
昨季勝ちなし、それはSKUにとって不安要素だ。だがこのカードは同時に「九州ダービー」。順位、対戦成績、相性、そういった全てを吹き飛ばし、次に対戦するまで勝った方が優位を主張し続ける―それこそがダービーの醍醐味。それを味わうための絶好の機会が今到来した。
ホームSSSは久しぶりの2バック陣形。ただ通常と違って両サイドには守備的なタスクを負わせており、初戦を負けたくない意識の現われか。昨季からしばらく負けておらず好調に見えるが、PSMでは昨季までとは違う内容のゲーム展開になっており、それが2試合続けては懸念材料。昨季爆発した千鳥も故障明けから完全復帰、とは言い難いだけにチャンスメークの質はより問われる。
SKUは4-1-4-1の両サイドを押し下げたような形で、サイドハーフにPSMでは出場のない白雪真を抜擢。出来については未知数ながら、データのない状態はまさに「秘密兵器」。サイドのスペースを上手く使って前に出る動きを徹底し、スピードに難のあるSSSストッパーコンビを翻弄したい。
・HAN×FCH
・昨季は親善ミニトーナメント、そしてウインターカップ。「カップ戦最強王者」の称号こそ逃したものの、SCM、SSSに並んで多くのタイトルを獲得し実績を残してきたHAN。次なる狙いは桜花杯に定める。
FCHはかつての桜花杯覇者であり、その年は佐野倉を擁してリーグ最強にも輝いた経歴を持つ。今度は昨季後半から上り調子、得点王を獲得したエース千鳥を擁しての挑戦で06シーズンの再現を果たしたい。
HANは通常通りのオーダーで奇を衒わず正攻法。自慢の防御壁を高い位置で叩きつけて守り、速いパスワークからゴールを目指す。PSMから好調を維持している主人を含めた前線4人のコンビネーションで得点を狙う。
FCHは昨季HANに勝てておらず、アウェーということもあってドロー上等の構えで、ボランチにはPSM二試合でスタメン起用した白鳥はあえて使わず、信頼の高い水島、桂木コンビに中盤の締めを託す。PSM二戦目SCM戦ではアウェーながらも支配率で上回るなど内容には悲観材料が少ないが、二試合無得点はやはり気になる。そろそろ千鳥に当たりが欲しいところだ。
(拾)