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Posted by - 2024.04.27,Sat
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Posted by Akira Hirota - 2007.11.03,Sat
・TLS×SSS

・今のところ最下位に沈んでおり、さらに牧原離脱とこのところいい報せのないTLSがホームにSSSを迎え撃つ。
TLSはここまでセカンドステージに入ってリーグ戦すべての試合で失点を喫しており、殊に直近の二試合では2失点と3失点、となれば守備の建て直しが必要―なのだが、カップ戦では無失点という二面性をも見せており、守備組織を弄るのも少し度胸のいるところ。ただ対戦相手のSSSも直近の公式戦3試合で無得点と攻撃陣が湿っており、守備に神経を割く必要は少し減るか。牧原の代役は沢田だが、ファーストステージでこの組み合わせは実験済み、そうまで懸念することはない。
SSSはファーストステージが嘘のように攻撃陣が静かで、やはり巷間言われる清水の穴か。ここでワントップに振るのはやや冒険な気もするが、中盤での連動を高めてゴールチャンスを増やしたい。


・SKU×FCH

・「上位」という、チームとして未踏の領域に挑むSKU、その前に立ちはだかるのはFCH。その挑戦は果たされるか?
SKUは白雪、鬼澤日という攻撃のキーマンを負傷で、さらにバイタルを見る御田をサスペンションでそれぞれ欠くという事態。朝日奈、鬼澤麗をそれぞれ代替に当てるが、彼女らのパフォーマンスが試合を左右することになるだろう。
FCHは前節SCMの連勝を止めたが、ロスタイムで勝ち試合を落としたという見方も出来るため、この一戦は勝って嫌な流れを払拭したい。また、二点差以上の勝利のみが求められるカップ戦の演習という一面も持つカードでもあり、この試合の持つ意味は大きい。千鳥の当たりに期待が掛かる。

(拾)
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Posted by Akira Hirota - 2007.11.03,Sat
・SCM×EWI

・先のFCH戦でようやく連勝は止まったが、ロスタイムで追い付いて同点と却って底力を見せ付ける結果となった首位SCMは未だに不敗をキープ。ホームにEWIを迎え撃つ。
EWIは数日前のカップ戦で同カードSCM戦を3-0と一蹴しており、首位撃破に向けて意気は上がるところ。ただそのSCMオーダーは控え主体ということもあってあまり鵜呑みには出来ない。森下欠場に関しては神戸を起用、前線に藤堂と鬼澤という主張の強いツートップを並べる。リーグ戦では3試合連続得点中の藤堂、EWI総得点のほとんどを叩き出しているこの当たり外れがすべて。供給もほぼ藤崎からではあるが、ここまで使って来なかったCF二枚の組み合わせが果たしてどう出るかが見所。
SCMは少し歪めたボックスの4-4-2。当たりの強い方ではない美咲を左に配することで圧力から逃がして長所を生かす構えか。CF桐屋に組み合わせるのは陽ノ下、右に位置しているため丘野との被りがやや懸念か?外に流れる動きを丘野と連動して行うことでマークの混乱を招きたいが、陽ノ下はセカンドステージでここまで出場がないのは連携上やや気がかり。


・HAN×WBL

・先のカップ戦で決勝トーナメント進出を決めたHANがWBLと対戦する一戦。現状SCMの下には勝ち点4の中に6チームがひしめくラッシュアワーで、上位グループに割って入るにはどちらも勝ち点3が欲しい。
HANは一応ツートップだが、形としては3トップの片側を下げたというほうが実情には近いか。リーグ戦では2試合続けて3点、2点と重ねて得点を奪っており、両方の試合で得点に絡んでいる神条の活躍に期待が掛かる。高見負傷は痛いが、そこを何とか超えたいところ。
WBLは攻撃陣には元気がないながら、守備ではリーグ二位と堅守を誇っており、このストロングポイントを生かしたい。前線の組み合わせは悩ましいところだが、綾崎と羽柴を傾かせて合わせる形に。左に張る佐野倉は前線へ飛び出す形になることが予想される、となれば藤崎のラストパスに期待したい。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.10.26,Fri
・FCH×SCM

・リーグ戦ではやや差が開いた感があるが、カップ戦を含めても一敗とセカンドステージに入って抜群の安定感を見せるFCHがSCMに立ちはだかる。電車道を止められるか。
FCHは4-5-1の基本形、ただ基本形ということはマオスタメン落ちということでもあり、千鳥の孤立がやや懸念される。ただ第5節とあって、連戦が気になる頃ではあり、どこかで休ませ所を設ける必要はあるため、ここをそれに当てる形になるか。サイドアタックを戦術に組み込んではいるものの、あまり両サイドバックがアクティブではないのもやや矛盾しているが、それゆえサイドに蓋が出来、スペースを突かれず守備面での安定をもたらしていると考えることもできるため、これは功罪半ばするともいえる。
SCMはボックスの4-4-2、川崎を起用は古巣への恩返しを期すか。リーグ戦とカップ戦ではまったく違う顔を見せるSCMだが、カップ戦はメンバーを落としての戦いであるためこの辺は予想の範囲内であり、リーグ戦に照準を絞っているということだろう。桐屋も先の試合で2得点と好調、このペースを持続したいところ。


・WBL×SSS

・かれこれ二年に渡って負けなしのWBLがSSSを迎え撃つ一戦。
WBLのサプライズはプレイングマネージャー、かつポジションがGKの八重をCBに起用。そこまでCBの層が薄かったか、という気はしないでもないがその無謀もここまで負けなし、の実績と自信が成せる業だろう。陽ノ下を極端にサイドに張ってそこからの突破とクロスを中心、のパターンとなるか。
SSSはここ数戦の戦績はともかく、内容が著しく悪い。ドリブル、パス、クロスをあまりに多く許し、パスカットは多いが被パスカットも同様に多い、では奪ったボールをほとんど相手にタダで渡している勘定になってしまう。もともとラインを高くリスキーに、をモットーとしてきていたが、それも対戦相手に周知であればある程度パターンを知られている。そろそろ次のステップを考える必要があるのではないか。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.10.26,Fri
・EWI×TLS

・数日前のカップ戦の攻守を替えての再戦。文字通り「白黒をつける」戦いとなるか?
EWIはいつもの3-5-2、陽ノ下に積極的に前を伺わせるのは重心が後ろ向きになる対戦相手TLSを考慮しての結果。ただ、引いて守るTLS相手ではあるだけに、カウンターからの一発という規定路線には注意が必要となる。先のカップ戦では残り10分切って決勝点と劇的ではあったが、終始押しながらの展開にしてはやや不安要素を残す。第5節ということもあってそろそろ連戦の疲労が見えてくる頃でもあり、藤堂のパフォーマンスにはいろいろな意味で注目すべき。
TLSはここで牧原をターンオーバー。先のカップ戦ではEWI相手にほとんど見せ場を作れなかったこともあり、陣形自体はあまり変わらないながらメンツを入れ替えている。ステージ初スタメンの両サイド、南と広瀬のフィッティングが最大の問題で、ここに難があるようだとEWIの左からの攻勢を支えきれなくなる。ここを上手く凌いで、大きく開いている右を上手く突きたい。


・HAN×SKU

・ステージ未勝利にピリオドを打ったHANは安堵と勢いに乗りたいところ。だがSKUもチーム初の連勝、さらに現時点で既に前ステージ同数の勝ち星を記録と勢いには乗っている。先のカップ戦同カードではHANの圧勝だったが如何に?
HANは3-4-3を微妙に傾かせながらターンオーバーも模索、全体に守備的。伊集院に合わせるのを基本にしながら和泉穂、高見で拾ってキープ、早乙女を走らせる形がメインとなりそうだが、守備的な振り方の影響はやや気になるところ。出るべきところで前に出ていない、といった状態が現出する可能性は否定できない。カップ戦では守備の再構築にある程度目処がついたとはいえるが、八重欠場の影響も見落とせないところ。
対するSKUも個々人には守備を優先させる形。前線の鬼澤姉妹、そこに上手く絡む難波―といった形が攻撃に必須となるところだが、こちらも守備的な影響は気になる。お互い様子見、となればカウンターの刃の鋭さが決着を付ける展開は予想に難くないところで、案外「押される展開に慣れている」SKUが有利なのかもしれない。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.10.17,Wed
・TLS×FCH

・勝ち点には一点差があるものの、得点・失点とも同じという両チームの対戦。
TLSは元来守備的なチーム、とは言いながら先のSKU戦では敗れこそしたものの後半に猛チャージを見せた。その勢いをこのホームに持ち込めるかが見もの。このところよく使っている3-5-1-1で、負傷の栗生に代えて沢田を使う。また、初スタメンの岬にも注目したい。守備的な部分はやや厳しいが、チャレンジングなパスを出せるため、守備的に戦うTLSの「飛び道具」となる可能性は十分にある。
FCHは前節逆転負けを喫しており、今回はその厄払いと行きたいところ。千鳥、マオのホットラインは健在だが、今まで引いて守る相手を崩し切れていないのはやはり懸念材料。今季から取り組んでいる4バックは両サイドバックの動きが今ひとつ重いときが多く、特に守備的なTLS相手となればサイドからの崩しが必要なのは言うまでもなく、サイドバックの果敢な攻撃参加が求められる。


・SKU×WBL

・セカンドステージでの初勝利を上げて意気上がるSKUがホームにWBLを迎える試合。
SKUは前節、少ないタッチからシュートに結びつける速攻を成功させて二点を取り、TLSを一蹴している。もともとポゼッションに活路を求められるメンバーではないだけに、この速攻主体の攻撃を軸に戦術を熟成していきたい。またカップ戦では敗れたが、難波の飛び出しは終始利いており、3トップに上手く絡んでいけるようだと面白い展開になりそうだ。
WBLも控え主体とはいえ、現時点で最強チームといって過言でないSCMを3-0で降して勢いに乗った。カップ戦で得点を挙げたルーキー羽柴を3トップの真ん中に起用するが、やや線が細いか?ただSKUは一対一に強いDFを真ん中に置かないため、案外効果的かもしれない。注目は本職の左で起用の七瀬か。スタメン起用の開幕戦では不本意なパフォーマンスに終始しており、ファーストステージDFランクトップの本領を発揮できるか。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.10.17,Wed
・SSS×SCM

・目下得点、失点ともリーグトップで言うなれば「矛盾」を体現するSCMにSSSが挑む試合。どちらも2週間で5連戦の最後の対戦だが、SSSは直近4試合でハードな日程ながら負けなしの勢いを持ち込みたいところ。
SSSは珍しく普通の4バックで、さらにラインもこのチームにしてはやや下げている。このところ調子のいい豊田を右から上がらせ、守備に目端が利く星乃を左に配する形でバランスを取りながら前に出るであろう神条の裏を牽制するのが狙いか。ただチームリーダー秋穂がベンチスタートはどう出るか気になる。
SCMはこのところスタメンが続いていた美咲をベンチから外してターンオーバー、宗像、神条で試合を作る。先のカップ戦で大敗を喫してはいるものの、控え中心ということもあり精神的なダメージはあまり大きくないはず。リーグ参入以来負けなしの相性の良さをここでも発揮したい。セカンドステージここまでの勝ち試合では早い時間帯に先制してペースを掴んでおり、前半30分が勝負の時間帯となるだろう。


・EWI×HAN

・二位のEWIがホームにHANを迎え撃つ試合。HANはカップ戦でこそ勝利しているものの、リーグ戦では未だ得点も出来ておらず、とりあえず片目を開けておきたい。
EWIはカップ戦も含めるとまず藤堂が4試合で7点、また藤崎も4アシストと絶好調。藤崎の4アシストはすべて藤堂の得点に結びついており、まさにホットライン。ただリーグ戦に関して言えば藤堂以外の選手は得点を挙げておらず、カップ戦込みにしても得点を挙げたのはMFの森下のみという状況で、いわば「藤堂次第」なのが現状であるとも言える。また綾崎の負傷離脱も懸念材料で、ここまで出場のなかったマクグラスのフィッティングが鍵を握りそうだ。
HANは現状を打破すべくまずは守備から入る形を模索。前節はFWに緩くマークを当て、それは途中まで奏功したものの失点を許したことから今回はこれを採らず、フォーメーション自体は変わらないが個人個人に守備を優先させる。ただ、前を見る枚数が少ないとどうしても押し捲られやすいため、攻撃を構築する伊集院と主人には忍耐が要求される展開にはなるだろう。守備に人数を掛けて藤崎―藤堂の「藤藤」ラインを上手く分断し、前に出るEWIの裏を狙って伊集院のポストから主人、という流れを決めたい。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.10.11,Thu
・TLS×SKU

・先のカップ戦でSCMを撃破して勢いに乗るTLSと目下カップ戦も含めて無得点で3連敗中と元気のないSKUの対戦。
TLSはリーグ戦で初戦敗戦後、カップ戦も含めて2連勝中と上げ潮。しかも降したチームがHANとSCMというファーストステージでは上位に位置したチームとあってこれ以上ない滑り出し。ただ先の試合に関してはSCMが控え中心だったこともあり、手放しで喜んでよいのか疑問は残る。今回はワントップ安藤に栗生を絡めるパターンで攻撃を構築する。演出する牧原の双肩にかかるものが大きいのは今更言うまでもないだろう。
SKUはカップ戦を含めても3連敗の上に無得点と元気がない。先のSCM戦ではスコア上大敗を喫しており、まずは守備の立て直しが急務。もはや「リーグ一多忙なキーパー」となってしまった速水に安寧が訪れる日が来るのは果たしていつのことか。SCM戦では得点には結びつかなかったものの、御田の積極的な攻め上がりから攻撃を形作るパターンが見えてきており、相手に関わらず積極的な姿勢でチャンスを掴みたい。まず一点取って無得点にはピリオドを打っておきたいところだ。


・FCH×EWI

・今の所、カップ戦含めて1勝2分けと地味に無敗をキープ中のFCHと、快進撃に小休止を挟んだEWIの対戦。
FCHは今のところ順調に機能している4-4-2。ただ、ステージ始まってからこの形で戦ったのがSSS1チームだけというのはやや練度に不安があるか?ただ3バックはWBLに一角を狙い打たれるという状態もあったため、現状ではより安定している。先のカップ戦では押しまくったが勝ち切れず、ここを勝ってその不安を払拭しておきたい。
EWIはアウェーにて惜敗したが内容的には押しまくって申し分のない出来。一休みとなってしまったが、大事な上位進出への足がかりとしてここは落とせない。基本的には不動のスタメンながらサスペンションの森下に代えて神戸。縦への突破力では一日の長がある神戸だが、守備はそうでもないため、神戸の裏をきちんとフォローしてその突破力を十全に生かしたい。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.10.11,Thu
・SCM×WBL

・カップ戦を合わせて所を変えての連戦となる一試合目。SCMはリーグ戦に関して2試合で6得点無失点とファーストステージでの好調をそのまま持続しているが、先のカップ戦では控え中心のメンバーで惜敗。この敗戦がもたらす心理的影響はあるか否か。WBLはカップ戦で大敗を喫したが、守備陣は先の試合で一応の再建を果たしたとは言え、カップ戦に向けての前哨戦。この一戦を取れれば、次のカップ戦に上手く入れることもあって双方落とせない試合。
桐屋を負傷で欠くSCMは4-4-2のダイヤで組む。ツートップは波多野、一文字でどちらも先の試合で得点を挙げており特に問題はないか。勝った2試合とも早い時間帯に得点を奪いペースに乗って大量点をものにしているので、今回も先制点を取れる展開なら勝利への道は近付く。中盤ダイヤの形で臨むが、控え中心とは言え先のカップ戦ではあまりこなれていない印象があるのは不安点か。
WBLは左傾きの3-5-2で右に野崎、後藤の位置取りが近く、ポジション的に被る状況が出来るようでは他局面で数的劣位を喫する可能性があり若干不安。さらに今回は一部で流行の兆しを見せ始めているマーキングを積極的に導入、程度の差こそあれ実に6人を相手守備陣に貼り付けるという勝負に出た。守備的な部分ではあまり実効的成果が上がっているとは言い辛いマーキングであるが、6人という大人数を相手守備陣に張り付けて動きを規制するというのはおそらく初の試みであり、上手く嵌るようならリーグの戦術の流れに一石を投じるかもしれない。


・HAN×SSS

・セカンドステージに入って守備陣の失点が多いHANと攻撃陣の得点が心許無いSSSという、ファーストステージの面影が今のところ見えてこない両チームの対戦。
HANは今のところリーグ戦での失点こそ多いものの、カップ戦では勝っていることを考えても、早い時間帯での失点でペースを乱している展開が続いている。こればかりは技術・体力で改善できるものでもないので、試合開始早々の時間帯をいかに集中して守るかに尽きる。陣形もいつもながら、ツートップには多少のマークをつける形で動きを規制する狙いも含んでいる。ただSSSは良くも悪くも中盤での役割分担を明確にしておらず、低い位置からMFが飛び出してくる展開は多いため、今のところあまり結果を出していないFWに拘泥すべきではないかもしれない。前線に早乙女を起用はテクニックの神条よりスピードを優先するチョイスで、SSSの構造的欠陥である「DFラインの裏」を狙い打つ。ファーストステージでは負けなしの相手でもあり、ここを勝って勢いをつけたいところ。
SSSは変則4バック、上がり目の右WBに豊田、左SBに星乃というチョイスは左を受けて右で攻める、という意思の表れか。ただ星乃は本来ストッパーであり、早さで勝負する早乙女とのマッチアップは分が悪いか。カップ戦、リーグ戦とも失点は高いラインの裏をきれいに抜かれてのもので、ラインを下げるなりの手を打たないと攻撃力に見劣りする現在の状況では勝ち点を積み上げるのは難しいと見る。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.10.04,Thu
・WBL×FCH

・リーグ戦では勝利を収めたが、Wカップで大敗を喫したWBL。あまり日が空いていないこともあり、心理面での切り替えがどこまでできたかが最大の課題となる。一方FCHは前節アウェー、しかも今季2敗だったSSS相手にシビアな試合をキッチリと勝ち切って意気上がるところ。
WBLはカップ戦で今季新加入の浦輪女子メンバーを大量に投入、敗戦しているだけに連続して同じような形での起用は難しいところで、第一節を踏襲したオーダーになると予想。支配的な展開に持ち込めないのは中盤の活動量の問題か?井上にしろ藤崎にしろ佐野倉にしろ、足元にボールがある状態で前を向いて攻撃に回れば強いメンバーだが、走ってボールを追い、奪い、その彼女らに回す「汗っかき」が見当たらないのが問題なのではないか。千葉にしても神条にしても、どちらかといえば展開や突破に味を持つプレーヤーに見える。
FCHは前節の勝利を持ち込みたいところだが、布陣を代えてくるのがどう出るか興味深い。「勝ったら弄らず」は特にこの世界ではよく言われることで、そこをあえて曲げてくるのは対WBL戦に関しての自信の表れでもある。ただ自信と慢心は紙一重でもあり、殊に数日前のカップ戦での大敗をさらなるモチベーションに変えてWBLが挑んでくるようなら、苦戦を強いられることになるだろう。


・SKU×SCM

・開幕、カップ戦と連敗で波に乗り切れないSKU。相手はSCMという難敵であるが大事なホーム開幕とあって無様な試合は見せたくない。一方のSCMは当面のライバルとなるHANをほぼ圧倒しての勝利と、勢いにおいてはすでに若干の差がある。
SKUは巷間言われるように中盤でボールが落ち着いていない。トレーニングマッチではHANを相手に4点取ってはいたが守備面で3失点というのも忘れてはいけない数字で、結局「水モノ」である攻撃の勢いがなくなると守備面での課題がそのまま浮き上がってきた。3CBの前、いわゆるバイタルエリアをフォローすべきポジションが薄く、3トップ2OMFと前を向いている選手は多いが、そこにボールを回す人間がいない、という構造としてはWBLと似た弱点を抱えているのではないか。このままでは先のカップ戦で一試合最多30セーブの速水が浮かばれない。
SCMは先の試合を3-0と勝ち、今季からエース襲名の桐屋も数字を出し、新加入の川崎、美咲もきっちり得点に絡むという文句ないステージの立ち上がり。ただ30分以降は特に見せ場がなかったのも事実で、特にその必要はない展開と点差だといえばそれまでなのだが、仄聞と憶測が持ち味のGAZETTAとしてはここに難癖をつけておく。

(拾)
Posted by Akira Hirota - 2007.10.04,Thu
記念杯プレビューの前に一言。

当GAZETTAではウインターカップについては決勝トーナメント以降からプレビュー・マッチレポート等を掲載の予定なのでご了承頂きたい(忘れていたわけではない…多分)。

・SSS×EWI

・ファーストステージでは同じ勝ち点で並び、ともに優勝には一歩届かなかったチーム同士の対戦。ホームSSSはこの試合を皮切りに2週間5試合の連戦の始まりだが、対するEWIはこの1週間で既にカップ戦合わせて2勝と、過密日程を味方につけて勢いに乗った。ただファーストステージでは2勝とSSSが対戦成績ではリードしており、勢いと相性という極めて比較しづらい要件がお互いにどれだけの影響を及ぼすのか興味深い。
SSSは4バック、メンバーを若干入れ替えるに留める模様。純粋な4バックは極めて珍しく、また前節で勝ってもいないことから不安視は避けられない。スタッツ的には前節もいつも通り「ポゼッション少なめのシュート多め」は守られているものの、あと一歩が足りていない。「清水の穴」を云々されないためにも、初スタメン新井の奮起に賭けたいところ。
EWIはカップ戦合わせての2連勝で波に乗っているが、ただ勢いだけでなく失点が0という部分こそ評価すべき。また直近2試合で4点の藤堂の働きも大きく、この藤堂にどれだけいい状態でボールを通せるかが分水嶺となる。また、EWI相手に4得点のSSS松岡がスタメン落ちも好材料。前回対戦では疲労の隙間を突かれたがシーズン頭であればその懸念もなく、もともとの地力の差を鑑みるとアウェーではあるが案外ワンサイドな試合になるかもしれない。


・HAN×TLS

・カップ戦でSKUを完封し、一時の底は脱したかに見えるHAN、それを証明して上位を追撃するための大事な試合。TLSは前節敗戦しており、そろそろ片目を明けておきたいがどうか。補強のなかったチーム同士とあって、ファーストステージを終えた後の現有戦力底上げが果たされているかが試される。
HANはカップ戦でSKUを降し、リーグ戦の敗戦から上手く切り替えられた。過密日程ばかりが取り沙汰されるが、上手く乗り切れば勢いを倍加させることもあり、カップ戦といえど手を抜くべきではないということか。TLSといえばキーマンは牧原、その牧原に対してマンマークを付けてTLSの攻勢を寸断する構え。ただ懸念は、過去にもWBL、EWIが牧原を封じる意図でマンマークをしているが、WBLは敗戦、EWIは勝ったものの支配率・シュート数で遅れを取るなどし、守備面での成果はあまり上がっていない事実。マンマークとゾーンディフェンスを併用する形となると、よほど組織がこなれていないとゾーンの部分でのマークの受け渡しが困難であり、また動く相手に対して別局面で数的劣位を作りやすいといったウィークポイントもある。HANの守備組織の熟練度が試されることとなる。
TLSは基本オーダー。前節は敗戦こそしたが内容的にはそう悲観すべき内容でもなく、あとはフィニッシュさえ決まれば、という状態。となると責任が重いのはFW陣なのだが、パットのマークを牧原が搔い潜れるかどうかが焦点になる。搔い潜れないまでも、そこを囮にして他の選手の動きから得点チャンスを作りたいところで、マンマークから生じるスペースを上手く使いたい。

(拾)
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